福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2025/01/22/Wednesday
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ささやかにネロリ摘み
2015/05/06/Wednesday
久しぶりにネロリ摘みを楽しみました。
とは言っても実家の庭先でのお話。当然アロマテラピーのネロリ精油を採るビターオレンジCitrus aurantiumではなく、木酢(キズ)と呼ばれる福岡特産の柑橘類の花です。つい「もくさく」と読みそうになりますが、読みは「キズ」です。
カボスくらいの大きさの果実をつけ、その果汁をユズやカボスなどのように料理に使います。香りはスダチに似た感じです。
福岡以外の土地ではあまりみかけないようですし、福岡の人でも皆が知っている果実というわけでもないようですね。たまたま母がどなたかから苗をわけてもらったらしく、実家には昔からありました。
白い花は典型的な柑橘の花の形ですね。この時期は庭が甘いネロリの芳香に包まれます。
適度に花を採った方が実のつき具合がいいんだとしぶる母を説得し、いくらか摘んできました。とは言っても結構高いところに花がついているので収穫はわずかなものでしたが。
このままドライにしたい誘惑にもかられましたが、とりあえずチンキにしてみます。
もちろん蒸留も一回くらいしてみたいですけれどね。量的に難しそう。
実験的にアルコール度数の異なるもので漬け込んでいます。どちらが良く香りが出るでしょうか。うまくいったらネロリ香水など作ってみたいものです。ローズマリーチンキと合わせてハンガリーウォーターもいいな。
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●ナードジャパン認定 アロマ・アドバイザー養成クラス生徒募集中です。
マンツーマンのフリースクール制ですのでお仕事が忙しい方でもご自身のペースで勉強していただけます。トリートメントや精油の割引、アロマ本の貸し出し等各種特典もあり。
無料説明会も随時承っておりますのでお気軽にどうぞ。
詳しくはこちらから
●すいませんけど無断転載はおやめくださいね
(念のためしばらくこちらからもリンクしておきます)
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とは言っても実家の庭先でのお話。当然アロマテラピーのネロリ精油を採るビターオレンジCitrus aurantiumではなく、木酢(キズ)と呼ばれる福岡特産の柑橘類の花です。つい「もくさく」と読みそうになりますが、読みは「キズ」です。
カボスくらいの大きさの果実をつけ、その果汁をユズやカボスなどのように料理に使います。香りはスダチに似た感じです。
福岡以外の土地ではあまりみかけないようですし、福岡の人でも皆が知っている果実というわけでもないようですね。たまたま母がどなたかから苗をわけてもらったらしく、実家には昔からありました。
白い花は典型的な柑橘の花の形ですね。この時期は庭が甘いネロリの芳香に包まれます。
適度に花を採った方が実のつき具合がいいんだとしぶる母を説得し、いくらか摘んできました。とは言っても結構高いところに花がついているので収穫はわずかなものでしたが。
このままドライにしたい誘惑にもかられましたが、とりあえずチンキにしてみます。
もちろん蒸留も一回くらいしてみたいですけれどね。量的に難しそう。
実験的にアルコール度数の異なるもので漬け込んでいます。どちらが良く香りが出るでしょうか。うまくいったらネロリ香水など作ってみたいものです。ローズマリーチンキと合わせてハンガリーウォーターもいいな。
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いただきもののカモミール
2015/04/27/Monday
他にも書かなければならないことがあるのですがとりあえずこちらを先に。
実家でも次々にカモミールが咲きまして早く摘まなくてはと思っていたのですが
昨日母と帰宅しましたら玄関にカモミールがどっさり摘んでありました。
近所にお住まいの、母の趣味友達が持ってきてくださったようです。たくさん咲いたら欲しいとお願いしていたのを覚えていてくださった模様。母は最近この方から手作り味噌とかタケノコとか果物とかあらゆるものをいただきっぱなし…。なんかお礼しなくては。
結構疲れていた日だったのですが、そんなことも言ってられず急遽収穫作業開始。花が痛むので休んでなんかいられません。花バサミで花を切り落とすだけなのでキンモクセイより作業はずっと楽ですが(比較対象がニッチでわかりづらいですねえ)。
昨年同様花はドライにします。これまでチンキにしたり蒸留してハーブウォーターを採ったりといくつか試してみましたが、カモミールはドライでサシェに詰めるのが個人的に一番楽しいのです。摘んでいる間も青りんごのような香りを楽しめますが、乾燥させるとさらにやさしく甘くなります(古くなるとよろしくないのであんまり長期保存しないのがコツかと)。
さて今日は実家の庭のカモミールを摘みましょうか。花期が終わるまでどのくらい収穫できるかが勝負です。何に挑んでるんだか。
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結構疲れていた日だったのですが、そんなことも言ってられず急遽収穫作業開始。花が痛むので休んでなんかいられません。花バサミで花を切り落とすだけなのでキンモクセイより作業はずっと楽ですが(比較対象がニッチでわかりづらいですねえ)。
昨年同様花はドライにします。これまでチンキにしたり蒸留してハーブウォーターを採ったりといくつか試してみましたが、カモミールはドライでサシェに詰めるのが個人的に一番楽しいのです。摘んでいる間も青りんごのような香りを楽しめますが、乾燥させるとさらにやさしく甘くなります(古くなるとよろしくないのであんまり長期保存しないのがコツかと)。
さて今日は実家の庭のカモミールを摘みましょうか。花期が終わるまでどのくらい収穫できるかが勝負です。何に挑んでるんだか。
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桜薫る草木染体験
2015/03/02/Monday
漢∞蘭アロマ講座でお世話になっております倉津先生からお誘いをいただき、早春の武雄市で草木染の体験講座に参加させていただきました。
「染め物するけど行く?」「行きます!」みたいな軽いノリで電車を乗り継ぎ(節約旅行なので特急は使わない)武雄温泉へ向かいます。倉津先生との合流前に有田の陶器屋さんを巡ったり、茹だりそうなくらいのんびり温泉につかったりなどプチ旅行気分を堪能し、翌朝茜染色工房主宰の緒方義彦氏の工房へ。
茜染色工房さんはもともと国の重要文化財であります如蘭塾を拠点とされていたのですが、その改修・復元に伴い昨年末に武雄市若木町川古に移転されました。室内には大量の資料や染色材料が溢れ、お引越しはさぞかし大変だったことだろうとご苦労が偲ばれます。
今回は桜染めです。細い枝は小さく切り、太いのは樹皮を剥ぎます。
桜染めは材料の調達が難しいそうで(桜の木を切ることってそんなにありませんものね)、体験することができたのは大変幸運でした。初心者にこんな貴重な材料使わせていただいてしまってほんとすみません。
加熱していくと染め液が次第に赤く染まっていきます。やや紫がかった、赤ワインのような色になりました。枝を煮出してこんな色になるなんて驚き。これは本来なら桜の花に使われるはずだった色素なんだそうです。
そしてタイトルに「桜薫る」と書いたのは比喩ではありません。本当に桜の香りが漂うんです。そうです、あの「桜餅の香り」です!
あの香りは塩漬けにした桜の葉によるものですが、生葉でもうっすら感じることはできますし、少ないですが花にも香りを持つ品種はあります。ですが枝にもこんなにしっかり香りがあるとは初めて知りました。やはり色と同じように、葉や花にいくはずだった香りなのでしょうか。
この独特の香りはクマリン(化学式:C9H6O2)という成分によるものです。
構造式は↓こんな感じ。ベンゼン環があるので、香り・作用共に強めのものであることがわかりますね。
写真ではわかりづらいですが、染め上がりはややグレーがかった優しいピンクになりました。もう少し温かくなったら活用できそうです。
緒方先生の工房にはところ狭しと染色材料が置かれていたのですが、この写真は苔を乾燥させたもの。キクラゲか海草みたいな見た目ですが、オークモス精油みたいな香りがほんのり漂っていました。
どんな色に染まるのかはもちろんですが、煮出した時の香りがすごく気になります。そしてできれば自分で蒸留してみたい、あるいはアルコールに漬け込んでみたい欲望が膨れ上がってしようがありません。いつかやってみたい!苔ってどこに行ったら摘めるのでしょうか?
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茜染色工房さんはもともと国の重要文化財であります如蘭塾を拠点とされていたのですが、その改修・復元に伴い昨年末に武雄市若木町川古に移転されました。室内には大量の資料や染色材料が溢れ、お引越しはさぞかし大変だったことだろうとご苦労が偲ばれます。
今回は桜染めです。細い枝は小さく切り、太いのは樹皮を剥ぎます。
桜染めは材料の調達が難しいそうで(桜の木を切ることってそんなにありませんものね)、体験することができたのは大変幸運でした。初心者にこんな貴重な材料使わせていただいてしまってほんとすみません。
加熱していくと染め液が次第に赤く染まっていきます。やや紫がかった、赤ワインのような色になりました。枝を煮出してこんな色になるなんて驚き。これは本来なら桜の花に使われるはずだった色素なんだそうです。
そしてタイトルに「桜薫る」と書いたのは比喩ではありません。本当に桜の香りが漂うんです。そうです、あの「桜餅の香り」です!
あの香りは塩漬けにした桜の葉によるものですが、生葉でもうっすら感じることはできますし、少ないですが花にも香りを持つ品種はあります。ですが枝にもこんなにしっかり香りがあるとは初めて知りました。やはり色と同じように、葉や花にいくはずだった香りなのでしょうか。
この独特の香りはクマリン(化学式:C9H6O2)という成分によるものです。
構造式は↓こんな感じ。ベンゼン環があるので、香り・作用共に強めのものであることがわかりますね。
写真ではわかりづらいですが、染め上がりはややグレーがかった優しいピンクになりました。もう少し温かくなったら活用できそうです。
緒方先生の工房にはところ狭しと染色材料が置かれていたのですが、この写真は苔を乾燥させたもの。キクラゲか海草みたいな見た目ですが、オークモス精油みたいな香りがほんのり漂っていました。
どんな色に染まるのかはもちろんですが、煮出した時の香りがすごく気になります。そしてできれば自分で蒸留してみたい、あるいはアルコールに漬け込んでみたい欲望が膨れ上がってしようがありません。いつかやってみたい!苔ってどこに行ったら摘めるのでしょうか?
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天草のオリーブ園見学
2014/10/24/Friday
天草市の「天草オリーブ園 AVILO」を見学してきました。
今回は母と一緒でしたので、天草宝島観光協会のミニツアーでの参加です。もちろん現地集合で現地解散。所要時間は2時間ほど。専門的な見学ではなかったのですが十分に楽しめました。
最初に説明つきでのオリーブ園の散策、
それからオリーブ油搾油体験。
機械ではなく自分の手で実をつぶしてどのようにオイルが出てくるかを見ます。
写真はつぶしたオリーブを遠心分離機にかけているところ。
最後に数種類のオリーブオイルのテスティング。
食べ比べると随分味も香りも違うのがわかります。
最初に「見学者にはオリーブ園のことを書いた小冊子がもらえる」とお聞きしていたのですが、帰りにバタバタしていていただき損ねてしまったのが心残りです。
ごらんの通り広大なオリーブ園なのですが、トータルで何本くらいあるのか聞いたはずですが忘れました(冊子に書いてあるだろうと思ってメモってなかったんです。情けなや)。
この南欧風のおしゃれな建物は搾油所です。
中にはイタリアから取り寄せたという搾油機械が鎮座しています。窓越しだったのでガラスの反射であんまり良い写真ではないのですが。
手で絞るのは勿論体験の時だけで、商品となるオリーブたちはこの機械で採油されます。運がよければ(つまりちょうど収穫の時に居合わせれば)、ガラス越しですが搾油の模様を見学できるのだそうです。もう今年は収穫も終わり近いようですので、来年の収穫祭のときなど狙ってみるとよいかもしれません。
近かったらマメに通いたいものですが、何しろ天草は遠い。今回の福岡からのルートは新幹線→在来線→船でしたし、島についてからオリーブ園まで公共交通手段がない(最寄のバス停まで徒歩30分とのこと)ためタクシー必須。ふらっと寄れるところでないのが誠に残念。運転できる方が誠にうらやましい(かと言って今更自分が始めても大惨事になるのが目に見えていますから)。
面白いことに、この農場を広げてもっともっとオリーブを植えて…、という発想はないんだそうです。ここを中心として天草の農家さんたちにオリーブ栽培を広め、いつか小豆島のように天草全土でオリーブ栽培が盛んになるよう道をつないでいこうというのがこのオリーブ園の目的なのだとか。
いつか当たり前みたいに天草産100%のオリーブオイルが売られ、オリーブの幹で作られたキッチングッズなんかがお土産として並ぶようになるのでしょうか。その光景を想像するとわくわくしてしまいます。
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今年のキンモクセイチンキ
2014/10/09/Thursday
昨年秋に漬け込んだキンモクセイチンキを濾しました。ラベルには2013年10月23日となっていたので、去年は結構開花が遅かったのですね。今年は9月中に終わってしまいましたので、一ヶ月近くの開きがあることになります。
昨年まではコーヒーフィルターで濾していて、こぼれないようスプーンですくってドリッパーに移すのがちょっと手間だったのですが、今年は100均で篩(ふるい)を見つけたのでそれを使ってみました。瓶ごとバシャっと傾けることが出来るので楽です。捗ります。
なのでもうフィルターは要らないかなと思っていたのですが、やはり一度はペーパーで濾した方が良いようです。そのままだとチンキが少し濁った感じもしますし、ちょっと触ると手がオレンジに染まってしまう(これは花の量が多いこととも関係するんだと思いますが)。洗うとすぐ落ちますが、香水に使うものなので衣服への影響も考えないといけませんからね。
残った花そのまま布に包んでお風呂へ、という手もあるんですが、今年は乾燥させてみます。どう使うかは乾いてから。
キンモクセイ香水作りワークショップの詳細についてはもう少しお待ちください。
近日中にアップいたします。今年もご一緒に楽しみましょう。
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キンモクセイの収穫
2014/09/29/Monday
今年も摘みました。摘みまくりました。
ずっと作業していたので腰が痛いです。
チンキ作成などの作業は明日帰宅してからになります。今年もずっしりと重い袋になりましたよ!
素晴らしい香りに包まれつつの作業であったことはもちろんですが、枝ごと落とすのにノコギリだの高枝バサミなど駆使したり、大小種類さまざまの虫さんにこんにちはしたりと、結構な肉体労働も伴ったことを申し添えておきます。
チンキを作るのって、キンモクセイを摘んでアルコールに漬け込むだけの簡単なお仕事で特になんかコツがいるわけでもないのですが、沢山花の咲く木が身近にあり、かつ枝を落とすことが出来(木に咲いてるままで大量に集めることはまず無理)、またあの小さな花をコツコツ集める執念を持ち合わせていること、という条件を兼ね備えていなければならないので誰でもできますってわけにはいかないなーと改めて思います。特に一番大切なのは最後に挙げた条件です。コツは無心になることなんですが、途中で放り出したくなりますよー。誰でも一度は。
キンモクセイ香水ワークショップの詳細については後日アップします。
今年はバタバタしているうちに涼しくなって気がついたら開花、という調子でしたから、どんな風にやるのかまだ細部を詰めていません。なんか楽しいの考えますね。
あ、去年のチンキも漉さないと!
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手作り化粧品のプレゼントについてのかすみ屋の見解
2014/09/09/Tuesday
私たちが精油や植物油などを用いて自分で作る、いわゆる「手作り化粧品」(手作り石鹸も含む)の販売が法律で禁止されていることは皆様ご承知の通り。店頭やネットでの販売は勿論のこと、フリーマーケットやバザーなんかでも駄目です。昔はもうちょっと緩かった気もしますが、最近は厳しくなって主催者側から出品を断られてしまうことも珍しくないようですね。
これは「薬事法」で規制されているからです。
薬事法とは、主に「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」「医療機器」についての安全性と、体への有効性等について定めた法律です。書籍を購入しなくても、こちらのページから見ることができます。
とても長いですし、法律用語が難しいと思いますので興味のある方は時間のある時にご覧ください。以前きちんと印刷してみようかと思い立ったのですが、ものすごい枚数になりそうだったのであっさり挫折しました。
もっとも我々に関連してくる条文はそれほど多くはありません。化粧品の製造や販売の許可について触れられているのは第十二条と十三条です(よくアロマ関連のテキストに掲載されている条文です)。
●第十二条
(略)医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器の種類に応じ、それぞれ同表の下欄に定める厚生労働大臣の許可を受けた者でなければ、それぞれ、業として、医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器の製造販売をしてはならない。
→この法律をクリアして化粧品を販売するためには「化粧品製造販売業許可」が必要です。許可なく販売した場合は「三年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科」という罰則が科せられます(第八十四条)。
●第十三条
医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器の製造業の許可を受けた者でなければ、それぞれ、業として、医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器の製造をしてはならない。
→この法律をクリアして化粧品を製造するためには「化粧品製造業許可」が必要です。許可なく製造した場合は「一年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科」という罰則が科せられます(第八十六条)。
懲役!?罰金!?冗談じゃないですよね。
そして売るだけでなく「製造すること」自体に許可が必要なのです。実際に執行された人がどのくらいいるのかはわかりませんが、違反してしまうとこのくらいの刑罰を受けるべき罪である、ということは理解しておかなければなりません。ただまあ、「自分で使うものを作る」ことについての規制はされていない様子です。
ちなみに「化粧品製造業許可」と「化粧品製造販売業許可」の両方の許可を取得し手作り石鹸やコスメなどを販売しておられる方も少しずつ増えているようですね。言い換えれば、これらの許可を得ていればどこででも堂々と「化粧品」を販売することができるのです。設備的なこと、人員的なこと(薬剤師などの資格を持った常駐の管理者が必要)など大変みたいですが不可能ではありません。「きちんとした形」で販売したいと思うのならそれが真っ当なやり方だと思います。
また前置きが長くなりましたが、さてそれでは、お金をとるのではない「プレゼント」についてはどうなのでしょうか。
私の所属するナード・ジャパンではテキストではっきりと「販売はもちろん、プレゼントもNG」とありますので私もそのように生徒さんにお伝えしています。ホームケアのみで楽しむ方もプロとして活動する方も同列です。テキストは共通ですから他の認定校さんも同様に教えておられるはずです。
一方、「プレゼントならOK」と仰る方々もあります。むしろこちらの方が多数派な勢いです。酔っ払って夜道を歩けなくなるようなことになっても困りますからあまり突っ込んでは書きませんけども。
「売るのが駄目」というのは共通認識ですが、一方はプレゼント「NG」、一方は「OK」、どうしてこんな風に分かれてしまっているのか。
ポイントは条文にある「業として」の解釈じゃないのかなと思います。
「業」=「仕事」と解釈し、仕事ではない、つまりお金もらってなければ=プレゼントならOKということなのではないかなと。
しかし検索してみると、薬事法における「業」の解釈として「反復継続して不特定多数の人に供給する目的をもって製造販売すること」というのが出てきます。(「業として」 の解釈 <薬事法>)こちらの解釈に照らすとお金を貰わなくてもNGということになってしまいます。
(ナードの「プレゼントNG」にはもう一つ根拠があるんですが、書いていいことかどうかわからないので割愛します)
また、下記は検索して見つけた広島県の薬務課のページですが、はっきりと「プレゼントも×」となっています。こういう厳しい自治体もあるのですね。
手作り石けんの製造や販売に注意!!(医薬品医療機器法)
それからたとえ薬事法的に大丈夫ということになったとしても、PL法というものが存在します。長くなるので詳しくは書きませんが、何らかの被害があった場合、製造者、販売者が保障をしなければならなくなるというものです。
なので結局はある程度厳し目に考えといた方がいいな、プレゼントは止めとこうよやっぱり、という結論にどうしてもたどり着いてしまいますね。それと法律的な面を別にしても、皮膚につけるものである以上安易に販売したり譲渡したりするものではないと思っています(これは私だけでなく、長く勉強している人ほど慎重になる傾向があるように感じます)。
できるだけ法律を緩めに解釈したいという気持ちもわかんなくもないんですけどね。あんまり厳しいこと言っちゃうとね、まあ色々とね(この辺はぼかします)。
よくできた手作りコスメや石鹸を「プレゼントしたい」「喜んでもらうと嬉しい」という純粋な気持ちはすばらしいと思います。だけどそれらの行為は結構危ない橋の上を渡ってるんだということを理解していただきたい。そして「欲しい」と言われた時に断る勇気を持たなくてはならないと思います。決してケチや意地悪してるんじゃないのよ、ということを説明して。
ひとたび何かが起きた時、法に触れるかどうか判断するのは各自治体の担当者であって、当人やアロマの協会ではないのです。「譲渡ならOKと教えられてきた」って言ったところでどこまで通用するんでしょうか。法律の解釈は自治体や担当者によって様々なようですから、ユルめの自治体、担当者さんにあたればそりゃラッキーかも知れませんが。だけど化粧品関連の事故が頻発している昨今の情勢からすれば厳しい処罰を受ける可能性の方が高いのではないでしょうか。そんなロシアンルーレットやりたいですか?たかが化粧品くらいのことで。
何もわざわざ法に抵触するものをあげなくったって、代わりはいくらでもありますって。どうしてもこの手作りコスメ(石鹸)じゃないと駄目(そもそもそんな事例はごく希少だと思います)、というのであれば使う人が自分で作ればいいのです。そう導いていけばいいんです。
プレゼントをしたいのであればルームスプレーとか匂い袋とか、「化粧品」でないアロマクラフトが沢山あります。工夫次第で法に触れない素敵なプレゼントをいくらでも作ることができるのです。
代替療法に関する世間の目がキナ臭いものをみるものになりつつある昨今、私たちはきちんと法を守る姿勢を示さなくてはならないと思います。私はまだこの世界の可能性を信じていますので、健全な発展を願ってやみません。
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福岡で見かけるラベンダー
2014/06/28/Saturday
前の記事と一つにまとめていましたが、どうもおさまりが悪い気がするので分けました。
昨年初めて富良野を訪れた際には感激してあちこちで写真を撮りまくりました。ただの観光地だから~なんて行った事もないのにけなす人もいますが、今の日本でこれほどの観光客が呼べるハーブが他にあるのかと詰め寄りたい(無駄に熱い)。
ちなみに、一番下の写真は観光地の畑じゃなくて駅の植え込みです。そこら中にラベンダーが当たり前みたいに咲きまくれる環境なのが夏の北海道。まことにねたましい。
これらの写真をサロンのお客様にお見せすると「あれ、自分の知っているラベンダーと違う」と言われてしまうことが時々あるのです。どうしてだろうな、とよくお話をうかがってみると、その方々がイメージしておられるのはこっち↓のラベンダーみたいなんですね。
この品種、ラベンダー・ストエカスLavandula stoechasはここ数年こちらでよく見かけるようになりました。
確かフレンチラベンダーという別名があったはず。上にぴろっと出ている花弁がウサギの耳のようなのでラビットイヤーという名もあります。花が可愛いし丈夫なので園芸植物として人気が出てきたようですね。
実家にも一株ありますが、いつでも花を咲かせていると母が言っておりました。このラベンダーの精油も存在しますが日本ではいまいちメジャーではないようです。
北海道で咲く、精油としてメジャーなラベンダー・アングスティフォリアLavandula angustifoliaは残念ながら福岡であまり見ることができません。栽培が難しいようです。南フランスで育つくらいですからすごく暑さに弱いというわけでもないと思うのですが、やはり問題は湿度でしょうか。九州でも英彦山や九重のあたりでは栽培されているところもあるんですけれどね。
これら以外にもラベンダー・スピカとか交雑種のラバンジンとか色々あるんですが、どれもただ「ラベンダー」としか呼ばれないことが多いので、それほど深く興味を持たない方にはわかりづらいですよね。さすがにアロマテラピーを勉強されている方が間違えることは少ないですが。
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●ナードジャパン認定 アロマ・アドバイザー養成クラス生徒募集中です。
マンツーマンのフリースクール制ですのでお仕事が忙しい方でもご自身のペースで勉強していただけます。トリートメントや精油の割引、アロマ本の貸し出し等各種特典もあり。
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昨年初めて富良野を訪れた際には感激してあちこちで写真を撮りまくりました。ただの観光地だから~なんて行った事もないのにけなす人もいますが、今の日本でこれほどの観光客が呼べるハーブが他にあるのかと詰め寄りたい(無駄に熱い)。
ちなみに、一番下の写真は観光地の畑じゃなくて駅の植え込みです。そこら中にラベンダーが当たり前みたいに咲きまくれる環境なのが夏の北海道。まことにねたましい。
これらの写真をサロンのお客様にお見せすると「あれ、自分の知っているラベンダーと違う」と言われてしまうことが時々あるのです。どうしてだろうな、とよくお話をうかがってみると、その方々がイメージしておられるのはこっち↓のラベンダーみたいなんですね。
この品種、ラベンダー・ストエカスLavandula stoechasはここ数年こちらでよく見かけるようになりました。
確かフレンチラベンダーという別名があったはず。上にぴろっと出ている花弁がウサギの耳のようなのでラビットイヤーという名もあります。花が可愛いし丈夫なので園芸植物として人気が出てきたようですね。
実家にも一株ありますが、いつでも花を咲かせていると母が言っておりました。このラベンダーの精油も存在しますが日本ではいまいちメジャーではないようです。
北海道で咲く、精油としてメジャーなラベンダー・アングスティフォリアLavandula angustifoliaは残念ながら福岡であまり見ることができません。栽培が難しいようです。南フランスで育つくらいですからすごく暑さに弱いというわけでもないと思うのですが、やはり問題は湿度でしょうか。九州でも英彦山や九重のあたりでは栽培されているところもあるんですけれどね。
これら以外にもラベンダー・スピカとか交雑種のラバンジンとか色々あるんですが、どれもただ「ラベンダー」としか呼ばれないことが多いので、それほど深く興味を持たない方にはわかりづらいですよね。さすがにアロマテラピーを勉強されている方が間違えることは少ないですが。
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今更ですが、アロマで認知症対策という例のお話
2014/03/07/Friday
少し前に書きかけしといて時間が無くて仕上げられなかった記事。
今更感もありますがとりあえずアップしておきます。
うちにはTVがないし、たまに実家で観ることがあってもチャンネル権は持ち主たる母のものだし、そもそも私のTV機器に関する知識は地デジ導入前で止まってるし、という化石っぷりなので極めて世情には疎い(というかすごく偏ってる)わけですが、このニュースについてはタイムラインで流れてくるし各方面から色々と話は振られるし、と嫌でも目に耳に入ってくるものですからたまにはちょっと世間の話題にも乗っかってみるか、と記事にしてみます。2月末にローズマリー等の精油を嗅ぐだけで認知症の予防ができるという番組が放送されたのだそうで、精油を扱うお店に問い合わせやご来店の方が増加しているらしいとのこと。
ちなみにうちには一件もありませんでしたそういうお問い合わせ。お客様に話を振ってみても「え?そうなんですか?」みたいな反応がほとんど。うちは世間と別次元で営業でもしてるのかと我ながら…。
これは特に最近発表された説というわけでもなく、ローズマリーの認知症予防効果についてはかなり以前から報告があったのですが、このような形で取り上げられたことで一躍スポットを浴びたようですね。
今回は使用された精油がどれもメジャーで手に入りやすいものであるということで、一層の広がりを見せているような気がします。それにしても、「アロマオイル」って呼ぶのやめてもらえないかな。「エッセンシャルオイル(または精油)」でしょ!って突っ込むの疲れたわもう。
ちらっと読んだとある方の記事では、精油名も出さず「あのテレビでやってたやつ頂戴!」といきなり言われることもあるのだそうで、スタッフの皆さん本当にお疲れ様です。お店によっては精油も品切れ気味だとか。私も少しですがアロマショップのスタッフ経験がありますので想像はつきます。ひそかに自分が現役の時じゃなくてよかったと胸をなでおろしてしまいました(パニくりまくる自分が想像できすぎる…)。
今回の実験で使用し、効果があると結論付けられた精油は以下の通り。
これら2種類のブレンドを朝と就寝前の2時間芳香浴にて(つまり嗅ぐだけ)で使用したところ、物忘れなどの劇的な改善がみられたとのこと。
※クレジット表記の無い写真は自分で撮影したものです。
昼間(午前中)にローズマリーとレモンのブレンド。
実験ではアロマペンダントにこのブレンドを染み込ませたものを使用したようですね。午前中はいろいろと動き回ることも多いので、一箇所でじっと芳香浴をするのは難しいのでしょう。
夜(就寝前)にはオレンジとラベンダー。
発表資料を見ると、こんな形の↓↓ファンのついた芳香器を使用していますね。熱や水を加えず風を送って香りを漂わせるタイプのものです。
どれも手元にあって好きな香りでしたので、ものは試しで私も実践してみています。朝は手作りのアロマペンダント(不細工な出来なので作り方とか写真のアップは勘弁して…)にローズマリーとレモンを染み込ませ、夜そろそろ寝ようかなという時に上記のファンタイプの芳香器でラベンダーとオレンジを漂わせています。アロマによって交感神経と副交感神経の切り替えが明白になり、それが脳にいい刺激を与えるということだと思うので、まずは規則正しい生活をしなければならないのでしょうけれどね。
関連企業が出したアロマペンダントはすごい勢いで売れちゃったそうですけれど、要は常に香りが顔の周りにあるようにすればいいんだから、ローズマリーで匂い袋作ってぶら下げるのでもいいと思いますよ。香り薄くなってきたら精油垂らせばいいんだから。胸ポケットのある服装ならばティッシュに染み込ませて入れとくだけでもいい。あんな高価なペンダントにしなくても。貧乏人はお値段見て戦慄しましたよ…。
少し気になるのが、この実験で使用されたのが流通量の多いローズマリー・シネオールではなくローズマリー・カンファーであるらしいこと。ソースはこちら。
カンファーというのはケトン類の一つで、いろいろと良い作用は持っているものの神経毒性があるため使用には注意が必要とされている成分です。ローズマリー・カンファーはこの成分を10~25%程含むのでナード・ジャパンの精油辞典では「乳幼児、妊婦、授乳中の産婦、お年寄り、てんかん患者には禁忌」とされています。用法用量に注意して使用、ではなく「禁忌(使ってはならない)」なのです。まあ体に塗るわけではなく2時間程度嗅ぐだけだから毒性はそんなに心配要らないということなんでしょうか。
ちなみにローズマリー・シネオールにもカンファーは含まれています。こちらは5~15%とやや低濃度で禁忌にはあたりません。安全度が高く安心だと思うんですが、こっちでは駄目なんでしょうかね。ローズマリー・カンファーでないと駄目な何かがあるんでしょうか。その場合の神経毒性のリスクは本当に大丈夫なんでしょうか。ちょっと心配です。そこら辺を立証する資料があれば良いんですがまだ見つけられていません。ちなみに私はシネオールの方を使っています。
あともう一つ、こういった番組を見て精油をお買い求めになる方は、ご家族の認知症等に悩まれ、すがる思いでアロマショップを訪れる方も多いのではないかと思います。しかし残念ながらこの実験は自立できる範囲で物忘れ等が多くなった、いわゆる「認知症予備軍」の方を対象としたものであり、重くなってしまった認知症に効果があるとす結論づけるものではないようです。もちろん今後研究が進めば何らかの有効性が見出されるかも知れませんが。
病人の周囲に良い香りがすることが悪いわけはありませんので、アロマは大いに活用していただきたいのですが、まず一番大切なのはお医者さんとの連携です。もちろん皆さんご承知のこととは思いますが、くれぐれも精油「だけ」を過信することのないようお願いいたします。
さらっと書くつもりが長くなってしまいました。お付き合いいただきありがとうございました。
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マンツーマンのフリースクール制ですのでお仕事が忙しい方でもご自身のペースで勉強していただけます。トリートメントや精油の割引、アロマ本の貸し出し等各種特典もあり。
無料説明会も随時承っておりますのでお気軽にどうぞ。
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●すいませんけど無断転載はおやめくださいね
(念のためしばらくこちらからもリンクしておきます)
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なぜ化学の勉強をしなくてはならないのか
2014/01/28/Tuesday
どうしてアロマテラピーを学ぶ上で「精油の化学」をやらなくてはならないのか、についての私の考え。
アロマテラピーをお仕事にされている方、しようとお考えの方の為の文章です。趣味で楽しまれている方には面白くないと思います。すみません。
画像のあるブログの方が読まれる確率高いと聞いたので、付け焼刃で適当に挿入してみる
「化学ばっかりにこだわっていてはつまらない」みたいな意見を今でも時々見かけることがあります。「成分とか構造式とか官能基とか、アロマテラピーの本質はそんなものじゃない!」とかね。人によっては「波動がどうとか」だの「植物の神秘がナントカ」なんて方向に走ったりもしますよね。
私も化学が最重要ですべてに優先する、と主張したいわけでもありません。アロマテラピーでは精油の良い香りを楽しむことも大切ですし、原料植物の歴史的背景を学ぶのもとても大事で楽しい作業です。
植物の波動だの魂だのを感じるのならそれも結構(私にゃわからんのですが)。趣味で日常生活にアロマテラピーを生かし楽しむ、という方ならばそれで十分です。
しかし仕事にするとなると話は違ってきます。施術して、教えてお金をいただく立場のものが成分について無知であっていいのか?と思うのです。
アロマテラピーは精油を健康に役立てるための民間療法です。人体に使用するものなのですから、それらがどんな成分で出来ているのか、せめて現在わかっている事項だけでもきちんと理解しておかなければならないと考えるのはきわめて当然のことだと思います。
市販の合成香料を使った香水や芳香剤だって、人体の害になるものは使わないようになっています。原料の内容成分はきっちり分析されており、作成する人たちはそれらに対する知識を持っているのです。健康のための製品ではなく、単に香りを楽しむ目的のもの、インテリアグッズのようなものであってもそうなのです。
そこから一歩進んで、人の体に役立てようと思うんだったら、その中身がどんなものであるのかさらに熟知しておかなければならない、というのは至極当たり前のことだと思うんですよ。
以前SNSで書いたことの再掲ですが、アロマへの愛があればいいのよ(はあと)的な発言をたまに見かけることがありまして、そういうことおっしゃる方はたいてい「だから化学のことなんて詳しくやる必要はない」と言外に匂わせておられる気がします。
しかし愛してるんならちゃんと理解してあげようよ、と私は申し上げたい。愛ってそういうものではないの?適当に自分の都合のいい部分だけ切り取って祭り上げてしまうのが愛と呼べるでしょうか?
実を申しますと以前は私も「化学いらない派」でした。10年くらい前のことですが。「効能を重視してブレンドするなんて薬の調合みたい」「バランスのとれた美しいブレンドを」なんて言ってました。
もともと私はアロマテラピーより先に調香を学んでおりましたので、香りのバランス以上に大切なものなんて無い!というくらいの勢いでおりました。必要以上に鼻息荒かったように思います。
しかしどういうわけだか当時の私の周囲にはナードジャパン(ナード・アロマテラピー協会)の関係者が多く、独立するんだったらここの資格くらい持っとかなきゃ、という空気が漂っていました。で、当然アナタも取るんでしょ、と。
ナードといえば精油の化学だし、試験も難しいみたいだししうーん困ったなあできるかなあと迷っているうちに気がついたら外堀を埋められてましてアドバイザーを取得し、インストラクターの勉強を始めることになったのでした。
現在スクール説明会にいらっしゃる生徒さんみたいに「精油の化学を学ぶぞ!」みたいな一大決心をしたわけでなく「あーもー逃げられないなー、まあ一応頑張ってみるかー」みたいな感じで足を踏み入れてしまったわけですが、おそらくそんなことでもなければ怠け者の私には一生機会はめぐってこなかっただろうと思います。
今になって思い返してみると「化学いらない」と声高に叫んでいたのは「勉強したくない口実」という面が大きかったのだと感じます。めんどくさそう、難しそう、という本音をカモフラージュするために「アロマテラピーは『香り』でしょ!」と必要以上に主張していたような。今思い返すとお恥ずかしい。いわば黒歴史(まあもちろんその辺の発言はweb上からは削除済みですけれども…)。
で、一通り内容成分の勉強をしてみて(というかまだ続行中ですが)思ったのは「やっぱり精油の化学は必要だ」ということでした。
「香りのバランス」がとても重要なものである、という主張そのものは今でも変わっておりません。だけど、バランス「だけ」を重視してブレンドをするのならば、それは「調香」です。「アロマテラピー」とは呼べません。
心身の健康の為に精油を使用する「アロマテラピー」をやろうとするのならば、その状態にもっとも適した精油を選ばなければなりません。状況により使ってはならない、なるべくなら使わない方がよい精油もあります。自信を持って精油を選択するためにはやはりその中にはどんなものが含まれているのか、きちんと知っておかなくてはならないと思うのです。
正直言いまして、ちゃんとやろうと思うと化学はやっぱり難しいです。少し面白さがわかってきてもめんどくさいです。ですからこういう勉強は少しでも若いうち、頭が柔らかいうちに始めておくのが大事だと思います。やらなくていい口実を探して逃避しているうちにあなたの若さはどんどん失われていくんですよ、なんてちょっとおどかしてみたり。
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●文系のための精油の化学/第1回 モノテルペン炭化水素類(2/19) お申し込み受付中。
Facebookにイベントページも作りました。
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そんなアナタにこの講座をオススメ!と2/19の精油の化学講座とかアドバイザー養成講座にうまく誘導しようと思ってたんだけどどうも上手にできませんでした。いつも通りダラダラ書くだけで終わっちゃった。ステマって難しいのね!情報商材とかセミナー商法で儲けるの私には無理ですわ。
アロマテラピーをお仕事にされている方、しようとお考えの方の為の文章です。趣味で楽しまれている方には面白くないと思います。すみません。
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私も化学が最重要ですべてに優先する、と主張したいわけでもありません。アロマテラピーでは精油の良い香りを楽しむことも大切ですし、原料植物の歴史的背景を学ぶのもとても大事で楽しい作業です。
植物の波動だの魂だのを感じるのならそれも結構(私にゃわからんのですが)。趣味で日常生活にアロマテラピーを生かし楽しむ、という方ならばそれで十分です。
しかし仕事にするとなると話は違ってきます。施術して、教えてお金をいただく立場のものが成分について無知であっていいのか?と思うのです。
アロマテラピーは精油を健康に役立てるための民間療法です。人体に使用するものなのですから、それらがどんな成分で出来ているのか、せめて現在わかっている事項だけでもきちんと理解しておかなければならないと考えるのはきわめて当然のことだと思います。
市販の合成香料を使った香水や芳香剤だって、人体の害になるものは使わないようになっています。原料の内容成分はきっちり分析されており、作成する人たちはそれらに対する知識を持っているのです。健康のための製品ではなく、単に香りを楽しむ目的のもの、インテリアグッズのようなものであってもそうなのです。
そこから一歩進んで、人の体に役立てようと思うんだったら、その中身がどんなものであるのかさらに熟知しておかなければならない、というのは至極当たり前のことだと思うんですよ。
以前SNSで書いたことの再掲ですが、アロマへの愛があればいいのよ(はあと)的な発言をたまに見かけることがありまして、そういうことおっしゃる方はたいてい「だから化学のことなんて詳しくやる必要はない」と言外に匂わせておられる気がします。
しかし愛してるんならちゃんと理解してあげようよ、と私は申し上げたい。愛ってそういうものではないの?適当に自分の都合のいい部分だけ切り取って祭り上げてしまうのが愛と呼べるでしょうか?
実を申しますと以前は私も「化学いらない派」でした。10年くらい前のことですが。「効能を重視してブレンドするなんて薬の調合みたい」「バランスのとれた美しいブレンドを」なんて言ってました。
もともと私はアロマテラピーより先に調香を学んでおりましたので、香りのバランス以上に大切なものなんて無い!というくらいの勢いでおりました。必要以上に鼻息荒かったように思います。
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ナードといえば精油の化学だし、試験も難しいみたいだししうーん困ったなあできるかなあと迷っているうちに気がついたら外堀を埋められてましてアドバイザーを取得し、インストラクターの勉強を始めることになったのでした。
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今になって思い返してみると「化学いらない」と声高に叫んでいたのは「勉強したくない口実」という面が大きかったのだと感じます。めんどくさそう、難しそう、という本音をカモフラージュするために「アロマテラピーは『香り』でしょ!」と必要以上に主張していたような。今思い返すとお恥ずかしい。いわば黒歴史(まあもちろんその辺の発言はweb上からは削除済みですけれども…)。
で、一通り内容成分の勉強をしてみて(というかまだ続行中ですが)思ったのは「やっぱり精油の化学は必要だ」ということでした。
「香りのバランス」がとても重要なものである、という主張そのものは今でも変わっておりません。だけど、バランス「だけ」を重視してブレンドをするのならば、それは「調香」です。「アロマテラピー」とは呼べません。
心身の健康の為に精油を使用する「アロマテラピー」をやろうとするのならば、その状態にもっとも適した精油を選ばなければなりません。状況により使ってはならない、なるべくなら使わない方がよい精油もあります。自信を持って精油を選択するためにはやはりその中にはどんなものが含まれているのか、きちんと知っておかなくてはならないと思うのです。
正直言いまして、ちゃんとやろうと思うと化学はやっぱり難しいです。少し面白さがわかってきてもめんどくさいです。ですからこういう勉強は少しでも若いうち、頭が柔らかいうちに始めておくのが大事だと思います。やらなくていい口実を探して逃避しているうちにあなたの若さはどんどん失われていくんですよ、なんてちょっとおどかしてみたり。
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カードゲーム「遊機王」
2013/12/07/Saturday
早くご紹介したいと思いつつ遅くなってしまいました。
先日北の大地より届きましたのがこちらのカードゲーム。Facebookページの方でもちょっと触れました。
その名も「遊機王」。
→12/9に名称変更されました。新しい名前は「いえらぼ☆ベンゼン編」だそうです。
有機合成してできた化合物の分子量の大きさを競い合う対戦ゲームです。
もともとは11月に開催されたサイエンスアゴラという科学のイベントへの出展の為に作成されたもの。何とか有機化学を面白くわかりやすく学べるツールはないものか、といつも探しているわたくし迷わず飛びつきました。
作者の伴田リバモリウム(@paritoperi )さんは15才から化学を学び続け、実験が大好きでその楽しさを形にしたいとこのゲームを作成されたのだそうで、化学がよくわからないながらもこれらのカードを眺めているとその思いが伝わってくる気がします。
遊び方はこんな感じ。猫かわいいよ猫。
興味のある方、是非ご一緒に遊びましょう!言っときますが私こういうゲームものすごく弱いですから。小学生とマジに戦って負けて涙目ですから。そもそも勝つのが目的じゃないですから(先に予防線張っとく)。
この遊機王、私以外にも興味をお持ちのアロマ関係者もいらっしゃるようで、ひょっとしたら「アロマ系遊機王」を作っちゃうかも知れないという嬉しいお言葉もいただいています。
もう熱烈にお待ちしております!リナロールちゃんと酢酸リナリルちゃんがくっついて仲間を探してラベンダー・アングスティフォリアになるとかいうのがいいです!(あ、そうなるとゲーム要素なくなるかなー)。
ま、私の勝手な妄想はさておきましてとても面白い可愛いゲームですのでご希望の方は伴田リバモリウムさんのブログまで。通信販売なさっています。他の通販サイトでも出展後即完売という人気っぷりですしブレイクの日は近いですよきっと(っていうかもうしてるかも)。
--------------------------------------
●2月になんか講座やります。
●ナードジャパン認定 アロマ・アドバイザー養成クラス生徒募集中です。
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先日北の大地より届きましたのがこちらのカードゲーム。Facebookページの方でもちょっと触れました。
その名も「遊機王」。
→12/9に名称変更されました。新しい名前は「いえらぼ☆ベンゼン編」だそうです。
有機合成してできた化合物の分子量の大きさを競い合う対戦ゲームです。
もともとは11月に開催されたサイエンスアゴラという科学のイベントへの出展の為に作成されたもの。何とか有機化学を面白くわかりやすく学べるツールはないものか、といつも探しているわたくし迷わず飛びつきました。
作者の伴田リバモリウム(@paritoperi )さんは15才から化学を学び続け、実験が大好きでその楽しさを形にしたいとこのゲームを作成されたのだそうで、化学がよくわからないながらもこれらのカードを眺めているとその思いが伝わってくる気がします。
遊び方はこんな感じ。猫かわいいよ猫。
興味のある方、是非ご一緒に遊びましょう!言っときますが私こういうゲームものすごく弱いですから。小学生とマジに戦って負けて涙目ですから。そもそも勝つのが目的じゃないですから(先に予防線張っとく)。
この遊機王、私以外にも興味をお持ちのアロマ関係者もいらっしゃるようで、ひょっとしたら「アロマ系遊機王」を作っちゃうかも知れないという嬉しいお言葉もいただいています。
もう熱烈にお待ちしております!リナロールちゃんと酢酸リナリルちゃんがくっついて仲間を探してラベンダー・アングスティフォリアになるとかいうのがいいです!(あ、そうなるとゲーム要素なくなるかなー)。
ま、私の勝手な妄想はさておきましてとても面白い可愛いゲームですのでご希望の方は伴田リバモリウムさんのブログまで。通信販売なさっています。他の通販サイトでも出展後即完売という人気っぷりですしブレイクの日は近いですよきっと(っていうかもうしてるかも)。
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SITE: Aromahausかすみ屋
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