福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/22/Friday
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イタリア研修旅行報告/その7
2008/08/20/Wednesday
イタリア旅行記のみをお読みになりたい方はこちらのリンクへどうぞ。(ちょっと脱線もありますが)
旅行記またもや遅れ更新ですみません。夏休みも終わりましたのでバリバリいきますよ!(とりあえず意気込みだけは買ってやってください)
ある日のお昼ごはんです。パプリカとツナの前菜にパスタ、メインがポークソテーとグリンピース。デザートはアイスクリーム。これにデフォルトでブドウのジュース(笑)が付属します。あ、もちろんパンもありました。イタリアではごくあたりまえの量なのだそうです…。完食したかって?訊くだけ野暮というものでございますよ。
がっつり詰め込んで午後は何をするかといいますと。
ホテルを出て歩きます。
実習も兼ねており、野生の芳香植物を見たりしながらひたすら歩くのです。気持ちよかったのですがこんなに歩くとわかっていたらもう少しお昼を控えておくんでした…。
ようやく目的地に到着。丘のふもとの一見なんの変哲もない白い建物。裏手にはラヴェンダー(ひょっとしたらラヴァンディンだったかも)の畑が広がっています。
ここはアグロナチュラ農業共同組合の加工工場なのです。組合加盟の畑で採れた芳香植物がここに集められ、精油やドライハーブに加工されていきます。この日はセージSalvia officinalis(クラリーセージSalvia sclareaとは違います)の蒸留が行われていました。そういえば数年前訪ねたドイツの小さな蒸留所でもセージの蒸留でした。私はこの植物になにか縁があるのでしょうか。精油はあんまり使わないのですけれどね。
トラックでどーんとやってきた植物をなんとパワーショベルでかき集めています。豪快です。
うまく写真が撮れていなかったのですが、運ばれてきた植物は畑ごとに山を作って混ざり合わないようにされています。そしてその山ごとにロット番号がつけられ、品質の管理に役立てられているというわけです。
蒸留機械の傍には直径1.5mくらい(ちょっと記憶があいまい)の穴がありまして、そこにセージを詰めていきます。できるだけきっちり、隙間ができないように詰めるのです。
ギュウギュウに詰めたセージを踏み固めているところ。これでもかこれでもかと踏むのです。わたくしの体重もしっかり貢献してきました。
きっちり詰まってかたまりのようになったら蒸留機械に移します。穴にあらかじめチェーンが敷いてあり、引き上げられるようになっているのです。
ここまで大掛かりな蒸留機械を初めて見たのですごくわくわくしました。実はこの日はイタリア到着の翌日でして午前中の座学では時差ボケでふらふらしていたのですが、ここではいきなり活動的になりセージの山に駆け登らんばかり(実際に登ってはおりません)。まことに現金な体調です。
蒸留された精油と芳香蒸留水は室内のタンクへたまっていきます。
あたりにはむわっと来るような濃厚な香りが立ち込めています。「動物的」と評された方もいらっしゃいましたがまさにその通り。ずっと以前調香教室でみた動物性香料のシベットがこんな感じだったような…(かなり記憶が怪しいですが)。こういう成分も持っているなんて植物って奥深い。
トラックが横付けされ蒸留後のセージを運びだしています。捨てるわけではなく、コンポストという肥料になるのです。無駄のないようにできているのですね。
ちなみにこの後はバスが迎えに来てくれていましたので歩かずにすみました。それから夕食に行ってまたもやぎっちり詰めこんだのです…。
こちらの工場で出来たハーブティーや浴用ハーブ、芳香蒸留水などをおみやげに買ってきました(写真はセミナールームにあったものです)。勿体無くて少しずつ使っています。デメターのラヴェンダー精油も仕入れてきましたのでかすみ屋でのアロマトリートメントにお使いいただけます。20mlビンなので当分もつと思いますがご希望の方はお早めに!
>> ご予約はこちらから (ちょっと商売っ気を出してみたりする)
ご注意:私が今回参加いたしましたのは、Primavera Life及び(株)ヴィーゼの共同企画によるアグロナチュラ農業共同組合を訪ねるツアーです。それ以外の会社とは一切関係がございませんのでご注意ください。
●励みになっています。よかったらクリックお願いします
(もしできることなら1日1回。どこまでもあつかましい)
FC2ブログランキング/アロマテラピー
旅行記またもや遅れ更新ですみません。夏休みも終わりましたのでバリバリいきますよ!(とりあえず意気込みだけは買ってやってください)
ある日のお昼ごはんです。パプリカとツナの前菜にパスタ、メインがポークソテーとグリンピース。デザートはアイスクリーム。これにデフォルトでブドウのジュース(笑)が付属します。あ、もちろんパンもありました。イタリアではごくあたりまえの量なのだそうです…。完食したかって?訊くだけ野暮というものでございますよ。
がっつり詰め込んで午後は何をするかといいますと。
ホテルを出て歩きます。
実習も兼ねており、野生の芳香植物を見たりしながらひたすら歩くのです。気持ちよかったのですがこんなに歩くとわかっていたらもう少しお昼を控えておくんでした…。
ようやく目的地に到着。丘のふもとの一見なんの変哲もない白い建物。裏手にはラヴェンダー(ひょっとしたらラヴァンディンだったかも)の畑が広がっています。
ここはアグロナチュラ農業共同組合の加工工場なのです。組合加盟の畑で採れた芳香植物がここに集められ、精油やドライハーブに加工されていきます。この日はセージSalvia officinalis(クラリーセージSalvia sclareaとは違います)の蒸留が行われていました。そういえば数年前訪ねたドイツの小さな蒸留所でもセージの蒸留でした。私はこの植物になにか縁があるのでしょうか。精油はあんまり使わないのですけれどね。
トラックでどーんとやってきた植物をなんとパワーショベルでかき集めています。豪快です。
うまく写真が撮れていなかったのですが、運ばれてきた植物は畑ごとに山を作って混ざり合わないようにされています。そしてその山ごとにロット番号がつけられ、品質の管理に役立てられているというわけです。
蒸留機械の傍には直径1.5mくらい(ちょっと記憶があいまい)の穴がありまして、そこにセージを詰めていきます。できるだけきっちり、隙間ができないように詰めるのです。
ギュウギュウに詰めたセージを踏み固めているところ。これでもかこれでもかと踏むのです。わたくしの体重もしっかり貢献してきました。
きっちり詰まってかたまりのようになったら蒸留機械に移します。穴にあらかじめチェーンが敷いてあり、引き上げられるようになっているのです。
ここまで大掛かりな蒸留機械を初めて見たのですごくわくわくしました。実はこの日はイタリア到着の翌日でして午前中の座学では時差ボケでふらふらしていたのですが、ここではいきなり活動的になりセージの山に駆け登らんばかり(実際に登ってはおりません)。まことに現金な体調です。
蒸留された精油と芳香蒸留水は室内のタンクへたまっていきます。
あたりにはむわっと来るような濃厚な香りが立ち込めています。「動物的」と評された方もいらっしゃいましたがまさにその通り。ずっと以前調香教室でみた動物性香料のシベットがこんな感じだったような…(かなり記憶が怪しいですが)。こういう成分も持っているなんて植物って奥深い。
トラックが横付けされ蒸留後のセージを運びだしています。捨てるわけではなく、コンポストという肥料になるのです。無駄のないようにできているのですね。
ちなみにこの後はバスが迎えに来てくれていましたので歩かずにすみました。それから夕食に行ってまたもやぎっちり詰めこんだのです…。
こちらの工場で出来たハーブティーや浴用ハーブ、芳香蒸留水などをおみやげに買ってきました(写真はセミナールームにあったものです)。勿体無くて少しずつ使っています。デメターのラヴェンダー精油も仕入れてきましたのでかすみ屋でのアロマトリートメントにお使いいただけます。20mlビンなので当分もつと思いますがご希望の方はお早めに!
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ご注意:私が今回参加いたしましたのは、Primavera Life及び(株)ヴィーゼの共同企画によるアグロナチュラ農業共同組合を訪ねるツアーです。それ以外の会社とは一切関係がございませんのでご注意ください。
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某所を読んであんまりだと思ったので一言。
まあ人にはいろいろな考え方があるってことはわかってますが、自分のところの手法のみを礼賛し、近代的な設備をいたずらに批判するのはどうかと思います。こちらの組合は健全な運営をしているように見えますし(勿論私が見た限りではありますが)、高品質のデメター製品がきちんとした管理の下に作られていくのはとても好ましいことです。
何があったか知りませんけど、こういう形の攻撃は品位を落とします。自分たちが正しいと思うのであれば、あんな底意地の悪い皮肉ではなくことの経緯をはっきりさせるべきでは?ユーザーにも不信が広がっていますよ。
※ごめんなさい。この部分に関してはコメントを受け付けられません。何かありましたらメールフォームよりお願いします。
※なお、この件に関して私が他の方のブログにコメントしたり、メールを差し上げたりすることはありません。もしそういうことがあったとしたら悪質な悪戯です。ご注意お願いします。
まあ人にはいろいろな考え方があるってことはわかってますが、自分のところの手法のみを礼賛し、近代的な設備をいたずらに批判するのはどうかと思います。こちらの組合は健全な運営をしているように見えますし(勿論私が見た限りではありますが)、高品質のデメター製品がきちんとした管理の下に作られていくのはとても好ましいことです。
何があったか知りませんけど、こういう形の攻撃は品位を落とします。自分たちが正しいと思うのであれば、あんな底意地の悪い皮肉ではなくことの経緯をはっきりさせるべきでは?ユーザーにも不信が広がっていますよ。
※ごめんなさい。この部分に関してはコメントを受け付けられません。何かありましたらメールフォームよりお願いします。
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