福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/22/Friday
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魔女のワークショップレポート2
2009/01/17/Saturday
イタリア旅行記のみをお読みになりたい方はこちらのリンクへどうぞ。(ちょっと脱線もありますが)
前の記事の続き、食べられる香水ワークショップのレポートです。実は夢中だったのであんまり写真がありません。わずかに撮った、あまりできの良くないものを掲載していますが、先生のブログにちゃんときれいな写真がありますのでよかったらそちらで想像をおぎなってください(内容についても詳しく説明されています)。
さて、参加者はフレーバーの材料となる食材を二種類用意しなければなりません。
みなさんオレンジ、ゆず、コショウ、ショウガ、コリアンダー、黒糖、チーズなど思い思いの材料を持参しておられました。
私が用意しましたのはこちら。
蝋梅の花です。ちょうど満開だったので実家の庭からもらってきました。食材か?と言われたら苦しいんですが、とにかくこの花から香りを抽出してみたかったのです。まあバラやスミレの香り付けしたお菓子もあることですし、カクテルにしてもいいんじゃないかなあと。
もう1つは松葉です。これも実家に沢山あってよい香りがしていましたので摘んできました。
上京前の記事で用意していると書きましたジュニパーベリーとどちらを使おうか迷ったのですが、折角なので新年らしい組み合わせで行くことに。ジュニパーならば別の使い道もありそうですしね。
材料は細かくしてまずサラシの袋に入れます。ものによってはけっこう大変な作業です。果実は皮を細かく刻まなくてはいけませんし、チーズはおろし、野菜はみじん切りにして成分が出やすいようにしなくてはならないのです。私の材料はちょっと特殊だったので、松を大雑把に切り、蝋梅は刻むと香り成分が壊れる可能性があるとの事でそのまま袋に入れただけなので楽でした。めんどくさがりにはいい素材です。中には皮をむいたあとのオレンジをちゃっかりおやつにしている人もいたりして、なんだかお料理教室のような雰囲気に。
サラシの袋に入れて口をしっかりしばりましたら、さらに丈夫なファスナーつきビニール袋に入れます。そしてそこに抽出の媒体となる液体を注ぐのです。使用するのは油かウォッカなのですが、これは材料の性質と何を作りたいかの希望によって使い分けます。私はカクテルを作ってみたかったのでウォッカを入れてもらいました。
その後は一時間ほど湯煎で熱を加え香りを抽出します。
媒体がウォッカか油かで湯煎の温度も異なるようでした。
二種類とも湯煎の人は待ってれば良いのですが、中には熱に弱い素材もあります。そういうものは手で温めながらビニールの上からひたすら揉んで香りを出すのです。
写真ではちょっと遠目ですが、もみもみされているのがおわかりになりますか?
私も蝋梅を一時間揉みまして、透明だったウォッカがだんだん黄色くなっていくのにわくわくしました。
ころあいを見て、ビニール袋の端をちょっと切ってフレーバーを取り出します。黄色い色がついているのがおわかりになると思います。もちろんなにも着色料は使っていません。蝋梅の色素だけです。そして色と共に香りも見事にうつっていました。スイセンのようであり、ジャスミンぽくもある香りでした。数日経過した現在では色がもっと茶色っぽくなり、さらにジャスミンぽさが勝っている感じです。香りはブログにアップできないのがつくづく残念ですねえ。
まともな写真がここまでですので、これからは文字だけのレポートになります。
この後、出来上がったフレーバー二種類を香りの強弱をみながらブレンドしたものを全員分並べ、オブラートを小さく切ったものを浸してみなで「味見」をしました(フレーバーですからね。やっぱり食べなくてはいけないのです)。強烈な組み合わせあり、「すごいおいしい!」とみんなに好評のお味もあり。参加者は15人ですからみんなで15通りの組み合わせを味わい、大変満足なフィナーレでした。
フレーバーのビンは大事に持ち帰り、現在冷蔵庫に保存しています。残念ながらあまり日持ちのするものではないので早めに使い切ってしまわなくてはなりません。カクテル以外に何にしようかなとあれこれ迷っています。
このユニークなセミナーを主催なさったのはAOFのもらんさんがやっておられる香りある生活プロジェクトで、これまでにも色々と面白い試みをなさっています。2月以降も興味深いセミナーを沢山予定しておられるとのことで、こういう時は関東を離れてしまったことが悔やまれますねえ。
余談ですが、取材にいらしていた地元のラジオ局の方から
「九州からいらしたんですかあ!」と、声が裏返るくらい驚かれてしまいまして、なんというかものすごく大それたことをしているような気分になっておかしかったです。そりゃ遠いですが、べつに野を越え山を越えしてきたわけじゃなく、日帰りだってできる距離なんですけれどもね...。
まあ確かに私はもらんさんを昔から知っていて、彼女のやることだったら絶対面白いだろうと思っていたのでためらいなく申し込んだのですが、そうでなかったらかなり決心のいることなのかもしれません。関東の人の比でないくらい交通費がかかりますしね。
最後になりましたが、次回の香りある生活プロジェクトさんの講座のお知らせです。
以前畏れ多くもコメントいただきました、リエコ・大島・バークレーさんがイギリスよりいらっしゃいます。
「メディカルアロマ&ハーブでインフルエンザの季節を乗り切る!」
ハーブ講座:今回のテーマは「風邪対策」
講師:リエコオオシマバークレー
主催:香りある生活プロジェクト
日時:2月 6日(金) 13:30~15:30
場所:パルテノン多摩 学習室 京王・小田急多摩センター駅徒歩5分
参加費用:2500円(当日現金払い)
持ち物:すっぽり頭からかぶることができるサイズのタオル1枚
定員:30名様
申し込み先:香りある生活プロジェクト事務局
東京都八王子市鹿島4-1-1008 042-670-7077 info@aof-aroma.com
〆切:1月31日
詳しくはこちらへ
リエコさんがブレンドしたハーブティーもあるそうです。
関東に住んでいたらすぐに申し込むのになあ...うわー行きたい。
●励みになっています。よかったらクリックお願いします
(もしできることなら1日1回。どこまでもあつかましい)
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前の記事の続き、食べられる香水ワークショップのレポートです。実は夢中だったのであんまり写真がありません。わずかに撮った、あまりできの良くないものを掲載していますが、先生のブログにちゃんときれいな写真がありますのでよかったらそちらで想像をおぎなってください(内容についても詳しく説明されています)。
さて、参加者はフレーバーの材料となる食材を二種類用意しなければなりません。
みなさんオレンジ、ゆず、コショウ、ショウガ、コリアンダー、黒糖、チーズなど思い思いの材料を持参しておられました。
私が用意しましたのはこちら。
蝋梅の花です。ちょうど満開だったので実家の庭からもらってきました。食材か?と言われたら苦しいんですが、とにかくこの花から香りを抽出してみたかったのです。まあバラやスミレの香り付けしたお菓子もあることですし、カクテルにしてもいいんじゃないかなあと。
もう1つは松葉です。これも実家に沢山あってよい香りがしていましたので摘んできました。
上京前の記事で用意していると書きましたジュニパーベリーとどちらを使おうか迷ったのですが、折角なので新年らしい組み合わせで行くことに。ジュニパーならば別の使い道もありそうですしね。
材料は細かくしてまずサラシの袋に入れます。ものによってはけっこう大変な作業です。果実は皮を細かく刻まなくてはいけませんし、チーズはおろし、野菜はみじん切りにして成分が出やすいようにしなくてはならないのです。私の材料はちょっと特殊だったので、松を大雑把に切り、蝋梅は刻むと香り成分が壊れる可能性があるとの事でそのまま袋に入れただけなので楽でした。めんどくさがりにはいい素材です。中には皮をむいたあとのオレンジをちゃっかりおやつにしている人もいたりして、なんだかお料理教室のような雰囲気に。
サラシの袋に入れて口をしっかりしばりましたら、さらに丈夫なファスナーつきビニール袋に入れます。そしてそこに抽出の媒体となる液体を注ぐのです。使用するのは油かウォッカなのですが、これは材料の性質と何を作りたいかの希望によって使い分けます。私はカクテルを作ってみたかったのでウォッカを入れてもらいました。
その後は一時間ほど湯煎で熱を加え香りを抽出します。
媒体がウォッカか油かで湯煎の温度も異なるようでした。
二種類とも湯煎の人は待ってれば良いのですが、中には熱に弱い素材もあります。そういうものは手で温めながらビニールの上からひたすら揉んで香りを出すのです。
写真ではちょっと遠目ですが、もみもみされているのがおわかりになりますか?
私も蝋梅を一時間揉みまして、透明だったウォッカがだんだん黄色くなっていくのにわくわくしました。
ころあいを見て、ビニール袋の端をちょっと切ってフレーバーを取り出します。黄色い色がついているのがおわかりになると思います。もちろんなにも着色料は使っていません。蝋梅の色素だけです。そして色と共に香りも見事にうつっていました。スイセンのようであり、ジャスミンぽくもある香りでした。数日経過した現在では色がもっと茶色っぽくなり、さらにジャスミンぽさが勝っている感じです。香りはブログにアップできないのがつくづく残念ですねえ。
まともな写真がここまでですので、これからは文字だけのレポートになります。
この後、出来上がったフレーバー二種類を香りの強弱をみながらブレンドしたものを全員分並べ、オブラートを小さく切ったものを浸してみなで「味見」をしました(フレーバーですからね。やっぱり食べなくてはいけないのです)。強烈な組み合わせあり、「すごいおいしい!」とみんなに好評のお味もあり。参加者は15人ですからみんなで15通りの組み合わせを味わい、大変満足なフィナーレでした。
フレーバーのビンは大事に持ち帰り、現在冷蔵庫に保存しています。残念ながらあまり日持ちのするものではないので早めに使い切ってしまわなくてはなりません。カクテル以外に何にしようかなとあれこれ迷っています。
このユニークなセミナーを主催なさったのはAOFのもらんさんがやっておられる香りある生活プロジェクトで、これまでにも色々と面白い試みをなさっています。2月以降も興味深いセミナーを沢山予定しておられるとのことで、こういう時は関東を離れてしまったことが悔やまれますねえ。
余談ですが、取材にいらしていた地元のラジオ局の方から
「九州からいらしたんですかあ!」と、声が裏返るくらい驚かれてしまいまして、なんというかものすごく大それたことをしているような気分になっておかしかったです。そりゃ遠いですが、べつに野を越え山を越えしてきたわけじゃなく、日帰りだってできる距離なんですけれどもね...。
まあ確かに私はもらんさんを昔から知っていて、彼女のやることだったら絶対面白いだろうと思っていたのでためらいなく申し込んだのですが、そうでなかったらかなり決心のいることなのかもしれません。関東の人の比でないくらい交通費がかかりますしね。
最後になりましたが、次回の香りある生活プロジェクトさんの講座のお知らせです。
以前畏れ多くもコメントいただきました、リエコ・大島・バークレーさんがイギリスよりいらっしゃいます。
「メディカルアロマ&ハーブでインフルエンザの季節を乗り切る!」
ハーブ講座:今回のテーマは「風邪対策」
講師:リエコオオシマバークレー
主催:香りある生活プロジェクト
日時:2月 6日(金) 13:30~15:30
場所:パルテノン多摩 学習室 京王・小田急多摩センター駅徒歩5分
参加費用:2500円(当日現金払い)
持ち物:すっぽり頭からかぶることができるサイズのタオル1枚
定員:30名様
申し込み先:香りある生活プロジェクト事務局
東京都八王子市鹿島4-1-1008 042-670-7077 info@aof-aroma.com
〆切:1月31日
詳しくはこちらへ
リエコさんがブレンドしたハーブティーもあるそうです。
関東に住んでいたらすぐに申し込むのになあ...うわー行きたい。
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上田麻希さんのブログをご覧になった方はたぶんお気づきのことと思うのですが...。
今回のブログ改装は上田さんのブログのテンプレートに多大な影響を受けています。しかし同一の素材を使っているわけではないので、「パクった」のではなく「インスパイアされたのだ」と言い張ります。もちろんあちらの方がずっと洗練されているわけですが。
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NAME: かすみはら(かすみ屋)
SITE: Aromahausかすみ屋
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