福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/22/Friday
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3月のレシピ/ラベンサラ
2009/03/04/Wednesday
イタリア旅行記のみをお読みになりたい方はこちらのリンクへどうぞ。(ちょっと脱線もありますが)
またもやグダグダしていて遅くなりました。3月のお勧めレシピをお届けします。
ラベンサラ Cinnamomum camphora クスノキ科
※この精油には呼び名がいくつかありますが、ここでは「ラベンサラ」で統一します。
●蒸留部位:葉つき小枝
●蒸留方法:水蒸気蒸留
●主要産地:マダガスカル
●主要有効成分
・酸化物類
1.8シネオール 50~60%
・モノテルペン炭化水素類
サビネン 10~15%
α-ピネン 微量~5%
リモネン 微量~10%
・モノテルペンアルコール類
α-テルピネオール 5~10%
この精油に関しては少々めんどくさいいきさつがあります。
同じCinnamomum camphoraでも主要化学成分が異なる3つのタイプが存在するのです。
◇ラベンサラ・・・主要有効成分は1.8シネオール
◇ホーリーフ・・・主要有効成分はリナロール
◇カンファー・・・主要有効成分はカンファー(ボルネオン)
これに関しては以前こちらで記事にしました。その際ラベンサラの学名の混同についてちょっと触れましたので、今回はそのことを書こうと思います。
ラベンサラの学名はもともとRavensara aromaticaとされてきました。しかし数年前にどうもこれは違うのではないかという説が浮上し、調査や研究が行われた結果、ラベンサラとして流通している精油はRavensara aromaticaから蒸留されたものではなく、Cinnamomum camphoraという植物から採られたものであるという結果が出たのです。
それに伴い各精油メーカーでも表示変更が行われました。
「ラベンサラ」という名前についても、本当にラベンサラと呼べるのはRavensara aromaticaだという観点から、いくつかのメーカーでは「ラビンツァラ」のように名称も変更されました。それに対して、学名表示のみを変更し「ラベンサラ」の名前を使い続けているところもあるようです。なのでこの精油に関しては名称がいくつか存在します。
現在でもRavensara aromaticaとラベルに記しているメーカーがあるようですが、おそらく殆どがCinnamomum camphoraの間違いだと思われます。Ravensara aromaticaの精油が存在しないわけではないようですが、非常にマイナーであり、また含有成分がまったく違うのでアニスのようなスパイシーな香りらしいです。ですからユーカリのようなスーっとした香りならばCinnamomum camphoraと考えていいです。
参考にさせていただいたサイト様
作用としては免疫力をアップし、抗ウイルス、抗菌などの作用もあります。上で「ユーカリのようなスーっとした香り」と書きましたが、個人的にはユーカリよりも柔らかく深みがあるように感じられます。気管支炎、副鼻腔炎に効果をあらわすとされますので風邪やスギ花粉の時期には必須の精油です。神経をリラックスさせる安眠を誘うそうですので眠る前に最適です。リンパ排出促進作用もありますのでお休み前のマッサージもいいですね。
●ルームスプレー
精油以外に用意するもの、手順はこちらから
http://kasumiya.blog.shinobi.jp/Entry/24/
ライム 4滴
タイム・リナロール 2滴
ラベンサラ 3滴
空気を殺菌してくれるさわやかな香りです。
グレープフルーツ 3滴
ペパーミント 2滴
ラベンサラ 4滴
フランキンセンス 1滴
呼吸器系への作用を重視したブレンド。あまりメジャーではないのですが、フランキンセンスの代わりにエレミ
という精油もいいと思います。
●トリートメントオイル
材料:
スイートアーモンドなどの植物油 15ml(大さじ1杯)
精油 3滴
植物油に精油を加えてよくかき混ぜ、1度で使いきれない場合は遮光ビンで保存します。
2週間程度で使ってしまうようにしてください。
ラベンサラ 2滴
ラヴェンダー 1滴
レモン 1滴
ティーツリー 1滴
ラベンサラ 1滴
私は風邪のひきはじめなどにこういったブレンドオイルを使います。寝る前にデコルテ部分にすりこんでおくと良く眠れますし、翌朝には喉の痛みなどもスッキリします。
●励みになっています。よかったらクリックお願いします
(もしできることなら1日1回。どこまでもあつかましい)
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ラベンサラ Cinnamomum camphora クスノキ科
※この精油には呼び名がいくつかありますが、ここでは「ラベンサラ」で統一します。
●蒸留部位:葉つき小枝
●蒸留方法:水蒸気蒸留
●主要産地:マダガスカル
●主要有効成分
・酸化物類
1.8シネオール 50~60%
・モノテルペン炭化水素類
サビネン 10~15%
α-ピネン 微量~5%
リモネン 微量~10%
・モノテルペンアルコール類
α-テルピネオール 5~10%
この精油に関しては少々めんどくさいいきさつがあります。
同じCinnamomum camphoraでも主要化学成分が異なる3つのタイプが存在するのです。
◇ラベンサラ・・・主要有効成分は1.8シネオール
◇ホーリーフ・・・主要有効成分はリナロール
◇カンファー・・・主要有効成分はカンファー(ボルネオン)
これに関しては以前こちらで記事にしました。その際ラベンサラの学名の混同についてちょっと触れましたので、今回はそのことを書こうと思います。
ラベンサラの学名はもともとRavensara aromaticaとされてきました。しかし数年前にどうもこれは違うのではないかという説が浮上し、調査や研究が行われた結果、ラベンサラとして流通している精油はRavensara aromaticaから蒸留されたものではなく、Cinnamomum camphoraという植物から採られたものであるという結果が出たのです。
それに伴い各精油メーカーでも表示変更が行われました。
「ラベンサラ」という名前についても、本当にラベンサラと呼べるのはRavensara aromaticaだという観点から、いくつかのメーカーでは「ラビンツァラ」のように名称も変更されました。それに対して、学名表示のみを変更し「ラベンサラ」の名前を使い続けているところもあるようです。なのでこの精油に関しては名称がいくつか存在します。
現在でもRavensara aromaticaとラベルに記しているメーカーがあるようですが、おそらく殆どがCinnamomum camphoraの間違いだと思われます。Ravensara aromaticaの精油が存在しないわけではないようですが、非常にマイナーであり、また含有成分がまったく違うのでアニスのようなスパイシーな香りらしいです。ですからユーカリのようなスーっとした香りならばCinnamomum camphoraと考えていいです。
参考にさせていただいたサイト様
作用としては免疫力をアップし、抗ウイルス、抗菌などの作用もあります。上で「ユーカリのようなスーっとした香り」と書きましたが、個人的にはユーカリよりも柔らかく深みがあるように感じられます。気管支炎、副鼻腔炎に効果をあらわすとされますので風邪やスギ花粉の時期には必須の精油です。神経をリラックスさせる安眠を誘うそうですので眠る前に最適です。リンパ排出促進作用もありますのでお休み前のマッサージもいいですね。
●ルームスプレー
精油以外に用意するもの、手順はこちらから
http://kasumiya.blog.shinobi.jp/Entry/24/
ライム 4滴
タイム・リナロール 2滴
ラベンサラ 3滴
空気を殺菌してくれるさわやかな香りです。
グレープフルーツ 3滴
ペパーミント 2滴
ラベンサラ 4滴
フランキンセンス 1滴
呼吸器系への作用を重視したブレンド。あまりメジャーではないのですが、フランキンセンスの代わりにエレミ
という精油もいいと思います。
●トリートメントオイル
材料:
スイートアーモンドなどの植物油 15ml(大さじ1杯)
精油 3滴
植物油に精油を加えてよくかき混ぜ、1度で使いきれない場合は遮光ビンで保存します。
2週間程度で使ってしまうようにしてください。
ラベンサラ 2滴
ラヴェンダー 1滴
レモン 1滴
ティーツリー 1滴
ラベンサラ 1滴
私は風邪のひきはじめなどにこういったブレンドオイルを使います。寝る前にデコルテ部分にすりこんでおくと良く眠れますし、翌朝には喉の痛みなどもスッキリします。
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