福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/22/Friday
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ワークショップ /フランジパニの夏香水作り
2007/08/08/Wednesday
第一回目のワークショップを開催いたしました。フランジパニの夏香水作りです。
精油香水作りに関しては本も出ていますしネットでもレシピを見かけることができますが、どうも私が勉強してきたこととは違うやり方が多く、実はちょっと違和感を抱いていました。どれが正解というわけでもないし、私のメソッド(というほど大げさなものではありませんが)が何かの参考になればと思ったのがワークショップスタートのきっかけです。
今回は初心者の方もいらしたので、最初に「アロマテラピーとは」みたいなお話もさせていただきました。精油の香りをじっくりみていただくことが主目的なのでレジュメと説明はできるだけ簡単にと思っていたんですが結構長くなってしまい…。すいません。
誰か写真を撮ってますね。
ずらっとムエット(試香紙、香料をつけて香りをみるためのもの)が並んでいるのわかりますでしょうか。
全員同じものを作るのもつまらないのでテーマに沿った精油の香りをご覧いただき、その中から選んで香水の処方を作っていただきます。勿論他に使いたい精油があればそれでもOK(ストックがうちにあるものに限りますが)。トップ、ミドル、ラストのバランスさえ整っていればそうそうおかしな香りにはなりません。ましてやうちの精油たちなんですから(自分で作ったかのように威張る)。
いきなりの処方作りは難しいかな、と思ったんですが楽しそうに選んでいただけて一安心。
処方が出来たらいよいよ調香。無水エタノールに精油をブレンドしていきます。精油の粘度はものによって違いますので扱いにくいものもある、しかしまあその辺も勉強だし、少々多く入ったところでそんなに突拍子もない香りになるわけでなし、ご自身でやっていただこうかと思ってたんですが。
やってみますか?とお聞きしましたら、皆さん顔をひきつらせて
「作ってください!」
…。
結局私が作りました。
どうもその少し前に各精油のだいたいのお値段を申し上げていたのが原因のようで。次回はもっと気軽にお使いいただける精油をセレクトしておきますね。
ブレンド後、各自でよくかき混ぜてからスプレー瓶に移し替えて完成です。最終的にはしばらく熟成して香りを馴染ませてから使うのですが、作成直後でもよく混ぜることによって熟成後の香りがなんとなくわかるのです。主題は同じフランジパニであっても甘めになったり爽やかだったりとそれぞれ個性が出て、比べてみるのもまた楽しいもの。これはグループで作る醍醐味ですね。
さて、今回みていただきました精油は10数種類、初心者の方もいらしたのによくついてきてくださったと思います(ムリヤリ連れてかれたって?そりゃ失礼)。私はアロマテラピーより先に合成香料による調香を学んでおり、香りに対する刺激にかなり耐性があるもので、気づかず限界を超えてしまうことがあるようなんです。皆さんのお疲れのご様子をみて多すぎたかなーとは思ったのですが(5日に参加いただいたimohamiさんのレポ参照)、やっぱりある程度の数ないと香水作りは面白くない。なので次回もこのくらいの種類はご覚悟ください(反省の念まるでなし)。来月はもう少し涼しいでしょうから換気はしっかりします。
ハードなWSでしたが「楽しかった」とのお声もいただいてとても嬉しいです。香水は最低でも1週間程度の熟成が必要とお話したにもかかわらず、待ちきれず帰り道でスプレーしてしまった方もいらっしゃるとか。
ある程度香料の扱いに慣れてくると、調香の後は非常にお腹がすきます。嗅覚を働かせると想像以上に体力を使うようです。頭脳労働のあとの空腹と同じようなものなんでしょうね。最初は食欲どころでなくても、慣れてくるとびっくりするほどの空腹を感じるのがおわかりになると思います。その境地を味わってみたい方は是非(そしてWS後の飲み会が慣習化するのか?)。
次回はキンモクセイ(オスマントゥス)のオーデコロンにしようかと思っています。初秋の雰囲気を香りで楽しみましょう。詳細はまた後日。
また参加してみました。よかったらクリックお願いします
(もしできることなら1日1回。どこまでもあつかましい)
FC2ブログランキング/アロマテラピー
精油香水作りに関しては本も出ていますしネットでもレシピを見かけることができますが、どうも私が勉強してきたこととは違うやり方が多く、実はちょっと違和感を抱いていました。どれが正解というわけでもないし、私のメソッド(というほど大げさなものではありませんが)が何かの参考になればと思ったのがワークショップスタートのきっかけです。
今回は初心者の方もいらしたので、最初に「アロマテラピーとは」みたいなお話もさせていただきました。精油の香りをじっくりみていただくことが主目的なのでレジュメと説明はできるだけ簡単にと思っていたんですが結構長くなってしまい…。すいません。
誰か写真を撮ってますね。
ずらっとムエット(試香紙、香料をつけて香りをみるためのもの)が並んでいるのわかりますでしょうか。
全員同じものを作るのもつまらないのでテーマに沿った精油の香りをご覧いただき、その中から選んで香水の処方を作っていただきます。勿論他に使いたい精油があればそれでもOK(ストックがうちにあるものに限りますが)。トップ、ミドル、ラストのバランスさえ整っていればそうそうおかしな香りにはなりません。ましてやうちの精油たちなんですから(自分で作ったかのように威張る)。
いきなりの処方作りは難しいかな、と思ったんですが楽しそうに選んでいただけて一安心。
処方が出来たらいよいよ調香。無水エタノールに精油をブレンドしていきます。精油の粘度はものによって違いますので扱いにくいものもある、しかしまあその辺も勉強だし、少々多く入ったところでそんなに突拍子もない香りになるわけでなし、ご自身でやっていただこうかと思ってたんですが。
やってみますか?とお聞きしましたら、皆さん顔をひきつらせて
「作ってください!」
…。
結局私が作りました。
どうもその少し前に各精油のだいたいのお値段を申し上げていたのが原因のようで。次回はもっと気軽にお使いいただける精油をセレクトしておきますね。
ブレンド後、各自でよくかき混ぜてからスプレー瓶に移し替えて完成です。最終的にはしばらく熟成して香りを馴染ませてから使うのですが、作成直後でもよく混ぜることによって熟成後の香りがなんとなくわかるのです。主題は同じフランジパニであっても甘めになったり爽やかだったりとそれぞれ個性が出て、比べてみるのもまた楽しいもの。これはグループで作る醍醐味ですね。
さて、今回みていただきました精油は10数種類、初心者の方もいらしたのによくついてきてくださったと思います(ムリヤリ連れてかれたって?そりゃ失礼)。私はアロマテラピーより先に合成香料による調香を学んでおり、香りに対する刺激にかなり耐性があるもので、気づかず限界を超えてしまうことがあるようなんです。皆さんのお疲れのご様子をみて多すぎたかなーとは思ったのですが(5日に参加いただいたimohamiさんのレポ参照)、やっぱりある程度の数ないと香水作りは面白くない。なので次回もこのくらいの種類はご覚悟ください(反省の念まるでなし)。来月はもう少し涼しいでしょうから換気はしっかりします。
ハードなWSでしたが「楽しかった」とのお声もいただいてとても嬉しいです。香水は最低でも1週間程度の熟成が必要とお話したにもかかわらず、待ちきれず帰り道でスプレーしてしまった方もいらっしゃるとか。
ある程度香料の扱いに慣れてくると、調香の後は非常にお腹がすきます。嗅覚を働かせると想像以上に体力を使うようです。頭脳労働のあとの空腹と同じようなものなんでしょうね。最初は食欲どころでなくても、慣れてくるとびっくりするほどの空腹を感じるのがおわかりになると思います。その境地を味わってみたい方は是非(そしてWS後の飲み会が慣習化するのか?)。
次回はキンモクセイ(オスマントゥス)のオーデコロンにしようかと思っています。初秋の雰囲気を香りで楽しみましょう。詳細はまた後日。
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NAME: かすみはら(かすみ屋)
SITE: Aromahausかすみ屋
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