福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/23/Saturday
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キフィベース
2009/06/29/Monday
2009年5月のフランス旅行記はこちらから(ちょっと更新遅れ気味ですが)。
最近「キフィ 香水」とか「キフィ 材料」などの検索語でこのブログにいらっしゃる方がとても多いのです。多分昨年やったキフィの練香ワークショップの記事がヒットしているのだと思います。どこかでキフィについて取り上げられたんでしょうか?あんまり多いので自分でもちょっと検索してみましたがよくわかりませんでした。お心当たりのある方はコメント欄等でご教示いただけるとたいへん嬉しく思います(人頼み)。
と、書いてましたら早速お教えいただきました。先生ありがとうございます。
横浜でやってるエジプト展でキフィの展示があるんですね。自分ちの近くじゃないことにはとんと疎くっていけません。
いろいろ検索しているうちにムラムラと作りたくなってきましたので久しぶりにキフィの調香をしてみました。実はフランスで珍しい精油も買ってきたことですし。昨年のような練香ではなく、精油のみのブレンドです。きっちりと資料通りに作ったものではなく、入手できる範囲の材料でおおまかな雰囲気を味わえたらOKという姿勢ですので細かいツッコミは無しの方向で。
ペパーミント
ジュニパー
サイプレス
シナモン
カルダモン
蜂蜜オイル
ナルデ
没薬
ナガルモダ
カラムス
など、トータルで12種類の精油を使用しました。
昨年なかった材料としては以下の2つがあります。5月のフランス旅行で入手しました。
●カラムス Acorus calamus L. Coree
ニオイショウブです。前回のワークショップの際はアイリスで代用しましたが、今回カラムスを入手して大雑把過ぎたと反省しました。同じショウブ科でも香りがまったく違います。スミレっぽいアイリスに比べ、カラムスはちょっと樹脂のようなスパイシーな感じがします。
●ナガルモタ(香附子) Nagarmotha Cyperus scariosus R.Br. Inde
カヤツリグサ科のハマスゲという植物の根で、漢方薬として有名です。昨年は精油がなかったので漢方薬局でドライハーブ状態のものを入手し、粉末にして練香混ぜました。ベチバーをもう少し軽くしたような香りです。
現時点ではジュニパーや蜂蜜オイルの甘さが立っています。これから徐々に他の要素が出てくると思いますが、そもそも重い香りの精油ばかり使っていますのでこのままではフレグランスにはせず、ラスト(ベース)ノートとして用います。これにトップノートやミドルノートの精油を加えてフレグランスの完成となるわけです。あと一週間くらい寝かせて香りが馴染んだところで「キフィベースのフレグランス」を作ってみたいと思います。
最後に、キフィに興味をお持ちの方におすすめの本をご紹介します。
ファラオの秘薬―古代エジプト植物誌
amazonには画像が無かったのでうちにある本の写真です。
キフィワークショップの資料として購入したのですが、古代エジプトで使用されたハーブや香料についてとても詳しく掲載されています。現在絶版で値段も跳ね上がっているようですので、図書館などでお探しください。
●励みになっています。よかったらクリックお願いします。
(もしできることなら1日1回。どこまでもあつかましい)
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最近「キフィ 香水」とか「キフィ 材料」などの検索語でこのブログにいらっしゃる方がとても多いのです。多分昨年やったキフィの練香ワークショップの記事がヒットしているのだと思います。どこかでキフィについて取り上げられたんでしょうか?あんまり多いので自分でもちょっと検索してみましたがよくわかりませんでした。お心当たりのある方はコメント欄等でご教示いただけるとたいへん嬉しく思います(人頼み)。
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横浜でやってるエジプト展でキフィの展示があるんですね。自分ちの近くじゃないことにはとんと疎くっていけません。
いろいろ検索しているうちにムラムラと作りたくなってきましたので久しぶりにキフィの調香をしてみました。実はフランスで珍しい精油も買ってきたことですし。昨年のような練香ではなく、精油のみのブレンドです。きっちりと資料通りに作ったものではなく、入手できる範囲の材料でおおまかな雰囲気を味わえたらOKという姿勢ですので細かいツッコミは無しの方向で。
ペパーミント
ジュニパー
サイプレス
シナモン
カルダモン
蜂蜜オイル
ナルデ
没薬
ナガルモダ
カラムス
など、トータルで12種類の精油を使用しました。
昨年なかった材料としては以下の2つがあります。5月のフランス旅行で入手しました。
●カラムス Acorus calamus L. Coree
ニオイショウブです。前回のワークショップの際はアイリスで代用しましたが、今回カラムスを入手して大雑把過ぎたと反省しました。同じショウブ科でも香りがまったく違います。スミレっぽいアイリスに比べ、カラムスはちょっと樹脂のようなスパイシーな感じがします。
●ナガルモタ(香附子) Nagarmotha Cyperus scariosus R.Br. Inde
カヤツリグサ科のハマスゲという植物の根で、漢方薬として有名です。昨年は精油がなかったので漢方薬局でドライハーブ状態のものを入手し、粉末にして練香混ぜました。ベチバーをもう少し軽くしたような香りです。
現時点ではジュニパーや蜂蜜オイルの甘さが立っています。これから徐々に他の要素が出てくると思いますが、そもそも重い香りの精油ばかり使っていますのでこのままではフレグランスにはせず、ラスト(ベース)ノートとして用います。これにトップノートやミドルノートの精油を加えてフレグランスの完成となるわけです。あと一週間くらい寝かせて香りが馴染んだところで「キフィベースのフレグランス」を作ってみたいと思います。
最後に、キフィに興味をお持ちの方におすすめの本をご紹介します。
ファラオの秘薬―古代エジプト植物誌
amazonには画像が無かったのでうちにある本の写真です。
キフィワークショップの資料として購入したのですが、古代エジプトで使用されたハーブや香料についてとても詳しく掲載されています。現在絶版で値段も跳ね上がっているようですので、図書館などでお探しください。
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