福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/22/Friday
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芳樟記( ホウショウキ) Part.3
2009/11/15/Sunday
前置きで長々ひっぱってしまいましたが、芳樟記、いよいよ香料園の記事となります。よろしければおつきあいください。
前日の暴飲暴食はどこへやら(本当に丈夫な胃腸です2人とも)、がっつりホテルの朝ごはんを平らげて桑波田先生の車に乗り込み、目指すは開聞町。ああなんて大名旅行!いつも大荷物引きずって右往左往がデフォルトですので...。
1回目の記事にも書きました通り香料園は九州最南端の近く、鹿児島市内からは車で1時間以上かかります。ずっと運転してくださいました桑波田先生、体調が悪いのにナビしてくださったスタッフのHさん本当にありがとうございました。改めてお礼を申し上げます。
この香料園は昭和16年に建てられ、翌17年に植栽がスタートしました。かつて曽田香料さんという香料会社が日本国内での香料原料自給を目指し国内のあちこちに農場と工場を建設されたそうですが、ここはそれの1つです(現在所有権を持っているのがどこなのかははっきりしません)。温暖な無霜地帯であることから、最初はローズゼラニウムやレモングラス、パチョリ、ベチバーなどが栽培されていましたが、昭和34年より芳樟の生産が開始されました。
もともと芳樟に含まれるリナロールを採取するのが目的だったと思われますが、現在では合成香料にその座を譲り渡しており、アロマテラピーや香水の分野で使用されるのみとなっています。以前ローズウッドの絶滅が危惧された際に代用として一部で注目を集めましたが、芳樟そのものの生産量が低いため実用には適さなかったようです。
到着しました。表の看板くらい撮っておけばよかったのですが。あいかわらず気が回りません。
いたるところに芳樟の大木です。駐車スペースも森のようです。
入ってすぐのところに売店があります。ここは後回しにしてまずはハーブ園の方へ。
日本で一番古いハーブ園である旨記載されたプレート。
しつこいようですが全部芳樟です!
葉っぱを手でもんでみますととてもいい匂い!リナロールの匂いです。普通のクスノキのスーッとした香りとは全然違います。見た目はほとんど違いませんけどね。
ちなみにリナロールは香水の材料としてとても重要な合成香料なので、調香の勉強には必ず出てきます。私も調香講座を受講している際に何度となく使っていました。
その他畑にはレモングラス、ゼラニウム、セージなどが栽培されていました。その少し前に尋ねた山梨のナードジャパンの農場ではもうレモングラスなど株だけになっていましたが、ここはまだ青々。さすが無霜地帯です。
ああまた時間切れ。日課のウォーキングタイムとなってしまいました。ちょっくら大濠公園へ行ってまいります。最近食べ続けなのでいろいろとやばいのです(仲間からはタイヤを引けと言われてしまいました)。
戻りましてから続きを書きます。気長にお待ちください(笑)。
おまけ:香料園を出た後お昼に行った唐船峡そうめん流し。
しろくまといい、鹿児島の食文化は面白い!
そうめん流しは夏のものというイメージがありますが、こちらは年中無休とのこと。真冬でもストーブガンガンたきながら冷たいそうめんを食べるのだそうです。福岡の秋月にも同じようなお店があったと記憶しておりますが、さすがにこちらは冬季休業ではなかったかと思います。
そうめんの他に、おにぎりや味噌汁、焼き魚がセットになっています。美味しかった!
●励みになっています。よかったらクリックお願いします。
(もしできることなら1日1回。そしてできることなら3つとも。どこまでもあつかましい)
前日の暴飲暴食はどこへやら(本当に丈夫な胃腸です2人とも)、がっつりホテルの朝ごはんを平らげて桑波田先生の車に乗り込み、目指すは開聞町。ああなんて大名旅行!いつも大荷物引きずって右往左往がデフォルトですので...。
1回目の記事にも書きました通り香料園は九州最南端の近く、鹿児島市内からは車で1時間以上かかります。ずっと運転してくださいました桑波田先生、体調が悪いのにナビしてくださったスタッフのHさん本当にありがとうございました。改めてお礼を申し上げます。
この香料園は昭和16年に建てられ、翌17年に植栽がスタートしました。かつて曽田香料さんという香料会社が日本国内での香料原料自給を目指し国内のあちこちに農場と工場を建設されたそうですが、ここはそれの1つです(現在所有権を持っているのがどこなのかははっきりしません)。温暖な無霜地帯であることから、最初はローズゼラニウムやレモングラス、パチョリ、ベチバーなどが栽培されていましたが、昭和34年より芳樟の生産が開始されました。
もともと芳樟に含まれるリナロールを採取するのが目的だったと思われますが、現在では合成香料にその座を譲り渡しており、アロマテラピーや香水の分野で使用されるのみとなっています。以前ローズウッドの絶滅が危惧された際に代用として一部で注目を集めましたが、芳樟そのものの生産量が低いため実用には適さなかったようです。
到着しました。表の看板くらい撮っておけばよかったのですが。あいかわらず気が回りません。
いたるところに芳樟の大木です。駐車スペースも森のようです。
入ってすぐのところに売店があります。ここは後回しにしてまずはハーブ園の方へ。
日本で一番古いハーブ園である旨記載されたプレート。
しつこいようですが全部芳樟です!
葉っぱを手でもんでみますととてもいい匂い!リナロールの匂いです。普通のクスノキのスーッとした香りとは全然違います。見た目はほとんど違いませんけどね。
ちなみにリナロールは香水の材料としてとても重要な合成香料なので、調香の勉強には必ず出てきます。私も調香講座を受講している際に何度となく使っていました。
その他畑にはレモングラス、ゼラニウム、セージなどが栽培されていました。その少し前に尋ねた山梨のナードジャパンの農場ではもうレモングラスなど株だけになっていましたが、ここはまだ青々。さすが無霜地帯です。
ああまた時間切れ。日課のウォーキングタイムとなってしまいました。ちょっくら大濠公園へ行ってまいります。最近食べ続けなのでいろいろとやばいのです(仲間からはタイヤを引けと言われてしまいました)。
戻りましてから続きを書きます。気長にお待ちください(笑)。
おまけ:香料園を出た後お昼に行った唐船峡そうめん流し。
しろくまといい、鹿児島の食文化は面白い!
そうめん流しは夏のものというイメージがありますが、こちらは年中無休とのこと。真冬でもストーブガンガンたきながら冷たいそうめんを食べるのだそうです。福岡の秋月にも同じようなお店があったと記憶しておりますが、さすがにこちらは冬季休業ではなかったかと思います。
そうめんの他に、おにぎりや味噌汁、焼き魚がセットになっています。美味しかった!
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