福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
[PR]
2024/11/22/Friday
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
柑橘系精油の使用注意点
2010/04/15/Thursday
以前も同じようなことを記事にしましたが、自分の認識を新たにする意味もあって書き直し。
これから日差しが強くなってまいりますが、アロマテラピーのエッセンシャルオイル(精油)の中には、光毒性という作用を持つものがあります。これは精油中に含まれているフロクマリンという成分が、日光に当たるとシミなどの原因になるというものです。特に柑橘系の精油に多くみられます。
以下の精油をアロマトリートメントで皮膚に塗布したり、アロマバスに使ったりした後は4~5時間ほど日光に当たらないようにしなくてはなりません。かすみ屋では今くらいの時期から日差しがおだやかになる10月後半くらいまでは以下の精油の使用を控えています。
もちろんルームスプレーやアロマランプなど皮膚に触れない使い方であればいつでも問題ないわけです。皮膚塗布の場合も注意するのは日光があるうちの使用のみです。また夜間なら影響はありませんので普通に使うことができます。
●光毒性があるとされ、使用に注意が必要な精油
・ビターオレンジ
・グレープフルーツ
・ベルガモット
・ライム
・レモン
この他、ユズやカボスなどの日本の柑橘の精油に関してはまだ研究結果があまり多くない模様ですので、現時点では避けた方が無難と思います。それから柑橘系以外の精油でも光毒性をもつものがありますが、あまりメジャーなものではありませんのでここでは割愛します。
それから、「フロクマリンフリー(FCFとも)精油」という商品を販売しているメーカーもいくつかあります。ほとんどベルガモットですがフロクマリンを除去した精油です。当然のことですが、化粧品に使われるのはほとんどこのフロクマリンフリーのようですね。シミが心配だけどどうしても柑橘系の香りが欲しい、という場合にはこういったものを使用されるのも1つの方法だと思います。私はフロクマリンフリーベルガモットの香りがあまり好きになれないので使っていませんが…(どうもフロクマリンと一緒にベルガモットの良い部分の香りが抜けてしまっている気がして)。
●光毒性がないとされ、上記の注意が必要ない精油
・スイートオレンジ
・マンダリン
この2つには光毒性を起こすフロクマリンが含まれていないとされていますので、昼間でも使用することが可能です(このことについては諸説あり、この2つにも光毒性があるという方もいらっしゃるようです)。
また、プチグレンとネロリ精油はビターオレンジの葉や枝、花から採取されるものですが、これらには光毒性は認められていません。
ちょっと蛇足:グレープフルーツ精油のダイエット効果の話が最近またどこかで取り上げられたそうで、そのことに関するお問い合わせをいただくことがあるのですが、上記の光毒性のことと一緒に「お風呂には入れすぎないように」という注意を必ず付け加えることにしています。
グレープフルーツに限らずですが、柑橘系の精油で刺激を感じることはよくあるのです。特にアロマバスやフットバスで多いので、もしかしたら暖めることにより皮膚をより刺激するような成分があるのかもしれません。私もお風呂に入れすぎて失敗したことがありますが、二の腕や太腿などの皮膚の柔らかい部分にちくちくとした刺激が走り、とても浸かっていられませんでした。
使用量に気をつけて、重曹やオイル等の乳化剤を用いてしっかりお湯に拡散させておけばあまり気にしなくて良いと思うのですけれどね。
--------------------------------------
【お知らせ】6/15に三上杏平先生を福岡にお招きしてやさしい精油の化学セミナーを開催いたします。
実技だけでなく、知識もしっかりつけたアロマセラピストを目指しましょう。治療院などでアロマを取り入れたい方にも興味深い内容と思います。場所は福岡市地下鉄赤坂駅付近です。
詳しくはこちらをご覧ください。
お申込、お問い合わせはこちらまで。
--------------------------------------v
●励みになっています。よかったらクリックお願いします。
(もしできることなら1日1回。そしてできることなら3つとも。どこまでもあつかましい)
これから日差しが強くなってまいりますが、アロマテラピーのエッセンシャルオイル(精油)の中には、光毒性という作用を持つものがあります。これは精油中に含まれているフロクマリンという成分が、日光に当たるとシミなどの原因になるというものです。特に柑橘系の精油に多くみられます。
以下の精油をアロマトリートメントで皮膚に塗布したり、アロマバスに使ったりした後は4~5時間ほど日光に当たらないようにしなくてはなりません。かすみ屋では今くらいの時期から日差しがおだやかになる10月後半くらいまでは以下の精油の使用を控えています。
もちろんルームスプレーやアロマランプなど皮膚に触れない使い方であればいつでも問題ないわけです。皮膚塗布の場合も注意するのは日光があるうちの使用のみです。また夜間なら影響はありませんので普通に使うことができます。
●光毒性があるとされ、使用に注意が必要な精油
・ビターオレンジ
・グレープフルーツ
・ベルガモット
・ライム
・レモン
この他、ユズやカボスなどの日本の柑橘の精油に関してはまだ研究結果があまり多くない模様ですので、現時点では避けた方が無難と思います。それから柑橘系以外の精油でも光毒性をもつものがありますが、あまりメジャーなものではありませんのでここでは割愛します。
それから、「フロクマリンフリー(FCFとも)精油」という商品を販売しているメーカーもいくつかあります。ほとんどベルガモットですがフロクマリンを除去した精油です。当然のことですが、化粧品に使われるのはほとんどこのフロクマリンフリーのようですね。シミが心配だけどどうしても柑橘系の香りが欲しい、という場合にはこういったものを使用されるのも1つの方法だと思います。私はフロクマリンフリーベルガモットの香りがあまり好きになれないので使っていませんが…(どうもフロクマリンと一緒にベルガモットの良い部分の香りが抜けてしまっている気がして)。
●光毒性がないとされ、上記の注意が必要ない精油
・スイートオレンジ
・マンダリン
この2つには光毒性を起こすフロクマリンが含まれていないとされていますので、昼間でも使用することが可能です(このことについては諸説あり、この2つにも光毒性があるという方もいらっしゃるようです)。
また、プチグレンとネロリ精油はビターオレンジの葉や枝、花から採取されるものですが、これらには光毒性は認められていません。
ちょっと蛇足:グレープフルーツ精油のダイエット効果の話が最近またどこかで取り上げられたそうで、そのことに関するお問い合わせをいただくことがあるのですが、上記の光毒性のことと一緒に「お風呂には入れすぎないように」という注意を必ず付け加えることにしています。
グレープフルーツに限らずですが、柑橘系の精油で刺激を感じることはよくあるのです。特にアロマバスやフットバスで多いので、もしかしたら暖めることにより皮膚をより刺激するような成分があるのかもしれません。私もお風呂に入れすぎて失敗したことがありますが、二の腕や太腿などの皮膚の柔らかい部分にちくちくとした刺激が走り、とても浸かっていられませんでした。
使用量に気をつけて、重曹やオイル等の乳化剤を用いてしっかりお湯に拡散させておけばあまり気にしなくて良いと思うのですけれどね。
--------------------------------------
【お知らせ】6/15に三上杏平先生を福岡にお招きしてやさしい精油の化学セミナーを開催いたします。
実技だけでなく、知識もしっかりつけたアロマセラピストを目指しましょう。治療院などでアロマを取り入れたい方にも興味深い内容と思います。場所は福岡市地下鉄赤坂駅付近です。
詳しくはこちらをご覧ください。
お申込、お問い合わせはこちらまで。
--------------------------------------v
●励みになっています。よかったらクリックお願いします。
(もしできることなら1日1回。そしてできることなら3つとも。どこまでもあつかましい)
PR
comments**
プロフィール
NAME: かすみはら(かすみ屋)
SITE: Aromahausかすみ屋
MY PAGE
最新記事
(05/10)
(05/06)
(04/27)
(04/20)
(04/14)
(03/19)
(03/02)
(02/11)
(01/27)
(01/01)
ブログ内検索
アクセス解析
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
アーカイブ