福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/22/Friday
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シナモンの蒸留
2011/01/09/Sunday
●2月15日にアロマ化学の権威、三上杏平先生の精油セミナーを開催します。
テーマは「クスノキ科植物の精油」です。
●クレオパトラの香りワークショップのお知らせはこちらから
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年が明けても蒸留熱は冷めず、何かと理由をつけてはいそいそと蒸留器をセットしています。
今日は年末に購入したシナモンのチップを蒸留してみました。
あのおなじみのスパイシーで甘い香りが部屋にたちこめて至福のひとときです。
ツイッターでもちょっと実況しましたので、リアルタイムでご覧いただいた方もいらっしゃると思います。
蒸留終了後、芳香蒸留水が白く濁るなどこれまでにない様子だったので調べてみますと、シナモン精油の比重は1.052~1.061。つまり水より重いのです。ほとんどの精油は水より軽い(ちなみにローズマリー精油が0.9くらい)ので水に浮きますが、このシナモン精油は沈むんですね。
通常は水に浮いた精油をすくって採取するのですが、底に沈むものはそれができません。そういう精油を採取する工場には下から取り出せるような装置があるのだと思います。
写真のビーカーの底に何やらあるのがおわかりになりますか?これが精油です。もっと沢山あれば上の芳香蒸留水を汲みだして精油だけにすることもできたでしょうが、量が少なかったため存在を確認するにとどまりました。それだけでも十分感動ではありましたが。
いつも芳香蒸留水は化粧水にするのですが、シナモン精油には皮膚刺激があるため今回は断念しました。精油とまったく同じに考えなくても良いようですし、ちょっと顔につけてみてなんともないので大丈夫とは思うのですが。まあ万一を考えまして。
代わりにうがい用にもなるマウスウォッシュを作ってみました。覚書を兼ねてレシピアップしておきます。量がアバウトなのはお許しください。
・シナモンウォーター80mlくらい
・無水エタノール、グリセリン各小さじ1くらい
・精油:計13滴
ペパーミント 3滴
オレンジ 5滴
クローブ 2滴
ティーツリー 3滴
コップ3分の1くらいのお湯に小さじ1杯くらい入れてうがいしています。結構ビリビリくるのでクローブが多すぎたかもしれません。それからシナモンにミントというのは意外と好みが分かれるようですので、このレシピをマネされる方はご注意ください(私はとても好きなんですけれどね)。
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●ナードジャパン認定 アロマ・アドバイザー養成クラス生徒募集中です。
マンツーマンのフリースクール制ですのでお仕事が忙しい方でもご自身のペースで勉強していただけます。トリートメントや精油の割引、アロマ本の貸し出し等各種特典もあり。
無料説明会も随時承っておりますのでお気軽にどうぞ。
詳しくはこちらから
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●励みになっています。よかったらクリックお願いします。
(もしできることなら1日1回。そしてできることなら3つとも。どこまでもあつかましい)
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年が明けても蒸留熱は冷めず、何かと理由をつけてはいそいそと蒸留器をセットしています。
今日は年末に購入したシナモンのチップを蒸留してみました。
あのおなじみのスパイシーで甘い香りが部屋にたちこめて至福のひとときです。
ツイッターでもちょっと実況しましたので、リアルタイムでご覧いただいた方もいらっしゃると思います。
蒸留終了後、芳香蒸留水が白く濁るなどこれまでにない様子だったので調べてみますと、シナモン精油の比重は1.052~1.061。つまり水より重いのです。ほとんどの精油は水より軽い(ちなみにローズマリー精油が0.9くらい)ので水に浮きますが、このシナモン精油は沈むんですね。
通常は水に浮いた精油をすくって採取するのですが、底に沈むものはそれができません。そういう精油を採取する工場には下から取り出せるような装置があるのだと思います。
写真のビーカーの底に何やらあるのがおわかりになりますか?これが精油です。もっと沢山あれば上の芳香蒸留水を汲みだして精油だけにすることもできたでしょうが、量が少なかったため存在を確認するにとどまりました。それだけでも十分感動ではありましたが。
いつも芳香蒸留水は化粧水にするのですが、シナモン精油には皮膚刺激があるため今回は断念しました。精油とまったく同じに考えなくても良いようですし、ちょっと顔につけてみてなんともないので大丈夫とは思うのですが。まあ万一を考えまして。
代わりにうがい用にもなるマウスウォッシュを作ってみました。覚書を兼ねてレシピアップしておきます。量がアバウトなのはお許しください。
・シナモンウォーター80mlくらい
・無水エタノール、グリセリン各小さじ1くらい
・精油:計13滴
ペパーミント 3滴
オレンジ 5滴
クローブ 2滴
ティーツリー 3滴
コップ3分の1くらいのお湯に小さじ1杯くらい入れてうがいしています。結構ビリビリくるのでクローブが多すぎたかもしれません。それからシナモンにミントというのは意外と好みが分かれるようですので、このレシピをマネされる方はご注意ください(私はとても好きなんですけれどね)。
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マンツーマンのフリースクール制ですのでお仕事が忙しい方でもご自身のペースで勉強していただけます。トリートメントや精油の割引、アロマ本の貸し出し等各種特典もあり。
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comments**
沈む精油
沈む精油は「分液ロート」で分離することが
できます。
できます。
Re:沈む精油
情報ありがとうございます。また欲しいものが増えてしまいました(笑)。
この蒸留器でできる精油の量はかろうじて存在が確認できるくらい少ないので、どのくらい採取できるのかは微妙ですが...。
この蒸留器でできる精油の量はかろうじて存在が確認できるくらい少ないので、どのくらい採取できるのかは微妙ですが...。
沈む精油
こちらに載っているような「分液ロート」を使えば
沈んだ精油も分離できると思います。
ただ、最低でも10mlくらいは必要かと・・・
沈んだ精油も分離できると思います。
ただ、最低でも10mlくらいは必要かと・・・
Re:沈む精油
ありがとうございます。こういう器具を使えばいいんですね。
やっぱり10mlは必要ですか...。なかなか難しいと思います。もっと大きな蒸留器ならば可能かもしれないですけれどね。
やっぱり10mlは必要ですか...。なかなか難しいと思います。もっと大きな蒸留器ならば可能かもしれないですけれどね。
プロフィール
NAME: かすみはら(かすみ屋)
SITE: Aromahausかすみ屋
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