福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/22/Friday
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リンデンの蒸留
2011/03/05/Saturday
また蒸留の話題で恐縮です。
深夜にいきなり蒸留をはじめました。朝になるまで待ってりゃいいのに...。
今宵の材料はリンデン(ボダイジュ)。
蒸留に使うハーブ類はネットでキロ単位でまとめ買いというのが基本なんですが、最近近所にハーブティーのお店ができてしまいついふらふらと手が出てしまいました。
まとめ買いするほどでもない(でもたまにはちょっと蒸留してみたい)ハーブをいつでも買えるようになったのは嬉しい!
お店はこちら→南阿蘇Tea House
200gお願いしたらまとめて入る大きな袋がないそうでこんな小分けに。一生懸命詰めてくださったんですけど全部ドサーと蒸留器にあけてしまうのです。すみません...。
市場に出回っているリンデン精油はほとんど溶剤抽出法によるものでしかもけっこう高価です。
かなり採油率がよくないようなので水蒸気蒸留で精油を採るのはあきらめていましたが、ハーブウォーター(芳香蒸留水)もあんまり出ませんでしたね。けっこう粘って70mlくらい。
ハチミツに例えられる、あまい香ばしいような香りが部屋中に漂います。
採取したハーブウォーターはカプチーノミキサーでしばらく攪拌します。写真が白っぽく見えるのはかき混ぜているから。止めるとほぼ透明の液体です。
なぜこういうことをするのかというと「蒸留臭」というものを飛ばすため。
2/15のクスノキ科精油のセミナーのために用意した精油の1つが、本来の香りとは違う焦げ臭いような独特のにおいだったので不思議に思い、講師の三上先生にみていただいたところ「蒸留臭」だろうと教えていただきました。初めて聞く言葉でしたが、蒸留したばかりの精油にこういうにおいが残っていることはよくあるとのこと。それを飛ばすために攪拌する専門の装置があり、1日くらいその機械にかけてから出荷されるのだそうです(上手に蒸留臭をとばすテクというのもあるのだそうですよ)。
そのお話を伺い、そういえばうちで蒸留したものも同じようなにおいがすることがあるなあと思い至りました。しばらく経つと自然に消えていくもののようですが、少しでも早く飛ばしてしまうべく蒸留後に少し攪拌することにしたのです。
香料会社のような専門の装置など望むべくもないため使わなくなっていたカプチーノミキサーを活用していますが、がーっと攪拌しているといい香りが立ち上って幸せです。
リンデンのハーブウォーターはしばらく冷蔵庫で寝かせた後、カモミールなどを加えてやわらかい香りの化粧水を作ろうと思います。
最近化粧水ばかり作っているので消費が追いつきません。顔ひとつしかないし!(笑)
かすみ屋で水蒸気蒸留を体験いただけます。詳しくはこちらから。
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●ナードジャパン認定 アロマ・アドバイザー養成クラス生徒募集中です。
マンツーマンのフリースクール制ですのでお仕事が忙しい方でもご自身のペースで勉強していただけます。トリートメントや精油の割引、アロマ本の貸し出し等各種特典もあり。
無料説明会も随時承っておりますのでお気軽にどうぞ。
詳しくはこちらから
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●励みになっています。よかったらクリックお願いします。
(もしできることなら1日1回。そしてできることなら3つとも。どこまでもあつかましい)
深夜にいきなり蒸留をはじめました。朝になるまで待ってりゃいいのに...。
今宵の材料はリンデン(ボダイジュ)。
蒸留に使うハーブ類はネットでキロ単位でまとめ買いというのが基本なんですが、最近近所にハーブティーのお店ができてしまいついふらふらと手が出てしまいました。
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200gお願いしたらまとめて入る大きな袋がないそうでこんな小分けに。一生懸命詰めてくださったんですけど全部ドサーと蒸留器にあけてしまうのです。すみません...。
市場に出回っているリンデン精油はほとんど溶剤抽出法によるものでしかもけっこう高価です。
かなり採油率がよくないようなので水蒸気蒸留で精油を採るのはあきらめていましたが、ハーブウォーター(芳香蒸留水)もあんまり出ませんでしたね。けっこう粘って70mlくらい。
ハチミツに例えられる、あまい香ばしいような香りが部屋中に漂います。
採取したハーブウォーターはカプチーノミキサーでしばらく攪拌します。写真が白っぽく見えるのはかき混ぜているから。止めるとほぼ透明の液体です。
なぜこういうことをするのかというと「蒸留臭」というものを飛ばすため。
2/15のクスノキ科精油のセミナーのために用意した精油の1つが、本来の香りとは違う焦げ臭いような独特のにおいだったので不思議に思い、講師の三上先生にみていただいたところ「蒸留臭」だろうと教えていただきました。初めて聞く言葉でしたが、蒸留したばかりの精油にこういうにおいが残っていることはよくあるとのこと。それを飛ばすために攪拌する専門の装置があり、1日くらいその機械にかけてから出荷されるのだそうです(上手に蒸留臭をとばすテクというのもあるのだそうですよ)。
そのお話を伺い、そういえばうちで蒸留したものも同じようなにおいがすることがあるなあと思い至りました。しばらく経つと自然に消えていくもののようですが、少しでも早く飛ばしてしまうべく蒸留後に少し攪拌することにしたのです。
香料会社のような専門の装置など望むべくもないため使わなくなっていたカプチーノミキサーを活用していますが、がーっと攪拌しているといい香りが立ち上って幸せです。
リンデンのハーブウォーターはしばらく冷蔵庫で寝かせた後、カモミールなどを加えてやわらかい香りの化粧水を作ろうと思います。
最近化粧水ばかり作っているので消費が追いつきません。顔ひとつしかないし!(笑)
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