福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/22/Friday
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カモミールの蒸留
2011/04/22/Friday
蒸留器購入以来、待ち望んでいた季節がやってきました。
カモミールの花咲く季節です。
実家の母から「あんたが抜かないでっていうからとっといたよ」と電話がきたので慌てて摘みに行きました。いつのまにか種が落ちているらしく、毎年この時期にはわさわさとカモミールが生い茂り、たくさんの花をつけるのです。あまりにもはびこって邪魔なので引き抜いて捨てていると聞き、今年はそれをやらないでと頼んでいたのでした。
まあ確かにすごいことになってましたね。抜いて捨てたくなる気持ちもわからないでもない…。
茎や葉も使えるミントやバジルのようなハーブならともかく、カモミールの利用箇所は花だけですから収穫も大変です。腰が痛くなりましたがもくもくと頑張りました。
頑張りましたがなにしろ小さな花、重さをはかってみたら150g程度。蒸留するには200gは欲しいのだけど…。ええいいいやどうせ精油はあきらめてるんだやっちまおう!(いつもの見切り発車)
というわけで蒸留を始めましたら妙なものが浮いています。
何だろうこのツブツブ…、と見ていましたらだんだん表面にかたまってきました。最初は小さくて黒っぽい粒のようでしたがかたまってくると青い色なのがわかります。
おそらく「カマズレン」という成分だと思います。これはセスキテルペン炭化水素類の芳香分子で、ジャーマンカモミールの花に存在する前駆物質のマトリシンが水蒸気蒸留する際に変化するものだそうです(カラーグラフで読む精油の機能と効用/フレグランスジャーナル社 より)
一般に流通しているカモミール精油にはジャーマンとローマンの2種類があります。
実家のカモミールは一年草であることからジャーマンだろうなと思ってはいましたが(ローマンは多年草)、図らずも精油にジャーマンにしかないカマズレンがみられたことからジャーマンとの確証を得ることができました。
実はカモミールジャーマンを蒸留すると、使用後の機械の清掃がなかなか面倒らしいのです。青いカマズレンがくっついてしまってなかなか取れないのだとか。しっかり洗わないと他の蒸留ができなくなってしまいますが蒸留器というのは管がくねくね曲がりくねっていますから想像しただけでも大変そう。
うちの蒸留器はデモンストレーション用で蒸留できる量も少ないですから発生するカマズレンもあのツブツブ程度で済んだわけですね。助かったような物足りないような…。一度はカマズレンで真っ青になった精油が落ちてくるのを見てみたいものです。
●最後になってしまいましたがお詫びとお願いです
長いことブログを放置して申し訳ありません。
昨年末に入院しました家族の介護のため、ブログにあまり時間を割けない状況でおります。四六時中看病というわけではないんですが、サロン、スクールはいつも通り営業しそれ以外の時間に病院へ、という形なので、これまで手が空いた時にやっていたサイトの手直しやブログが後回しになってしまっています。少しずつ状況を立て直し、できる範囲で更新していきますので今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
トリートメントやレッスンのご予約、お問い合わせはこれまで通り承っておりますのでお気軽に。
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●ナードジャパン認定 アロマ・アドバイザー養成クラス生徒募集中です。
マンツーマンのフリースクール制ですのでお仕事が忙しい方でもご自身のペースで勉強していただけます。トリートメントや精油の割引、アロマ本の貸し出し等各種特典もあり。
無料説明会も随時承っておりますのでお気軽にどうぞ。
詳しくはこちらから
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●励みになっています。よかったらクリックお願いします。
(もしできることなら1日1回。そしてできることなら3つとも。どこまでもあつかましい)
カモミールの花咲く季節です。
実家の母から「あんたが抜かないでっていうからとっといたよ」と電話がきたので慌てて摘みに行きました。いつのまにか種が落ちているらしく、毎年この時期にはわさわさとカモミールが生い茂り、たくさんの花をつけるのです。あまりにもはびこって邪魔なので引き抜いて捨てていると聞き、今年はそれをやらないでと頼んでいたのでした。
まあ確かにすごいことになってましたね。抜いて捨てたくなる気持ちもわからないでもない…。
茎や葉も使えるミントやバジルのようなハーブならともかく、カモミールの利用箇所は花だけですから収穫も大変です。腰が痛くなりましたがもくもくと頑張りました。
頑張りましたがなにしろ小さな花、重さをはかってみたら150g程度。蒸留するには200gは欲しいのだけど…。ええいいいやどうせ精油はあきらめてるんだやっちまおう!(いつもの見切り発車)
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おそらく「カマズレン」という成分だと思います。これはセスキテルペン炭化水素類の芳香分子で、ジャーマンカモミールの花に存在する前駆物質のマトリシンが水蒸気蒸留する際に変化するものだそうです(カラーグラフで読む精油の機能と効用/フレグランスジャーナル社 より)
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実家のカモミールは一年草であることからジャーマンだろうなと思ってはいましたが(ローマンは多年草)、図らずも精油にジャーマンにしかないカマズレンがみられたことからジャーマンとの確証を得ることができました。
実はカモミールジャーマンを蒸留すると、使用後の機械の清掃がなかなか面倒らしいのです。青いカマズレンがくっついてしまってなかなか取れないのだとか。しっかり洗わないと他の蒸留ができなくなってしまいますが蒸留器というのは管がくねくね曲がりくねっていますから想像しただけでも大変そう。
うちの蒸留器はデモンストレーション用で蒸留できる量も少ないですから発生するカマズレンもあのツブツブ程度で済んだわけですね。助かったような物足りないような…。一度はカマズレンで真っ青になった精油が落ちてくるのを見てみたいものです。
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NAME: かすみはら(かすみ屋)
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