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福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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ひさつね精油さん蒸留見学レポートpart1.
すっかり遅くなってしまいました。先日のひさつね精油さんの蒸留見学のレポです。
ツイッターでこの会社の存在を知ったのはまだそれほど前のことではないのですが、見学のお話は予想以上にスムースに進み、思ったよりずっと早く実現の運びとなりました。
場所は大分県中津市、博多駅から特急で1時間半ほどのところです。
急ごしらえの見学チームは全員初対面(私以外とは)なんですが、とてもそうは思えない盛り上がりの中大分を目指します。実は私、特急ソニック号は初体験。揺れると聞いていましたが心配したほどではなくてよかった!



蒸留所は中津市の専務さんのお宅の一角にあります。
文化財にも指定されている、とても趣のある建物です。



こういう感じでディスプレイされています。いわばショールームですが、ここも素敵な和室。



蒸留器はいくつかありました。
こちらは1kgほど蒸留できるタイプ。電熱器で底から加熱しています。



こちらは確か10kgくらいのタイプだったと思います。ガスで加熱されています。
採取できる精油は30mlくらいになるとのこと(うろ覚えですので間違っていたらすみません)。

ここのメインの製品は間伐材を利用したスギとヒノキの精油で、木部、枝葉、葉など、部位別にわけられているのが特徴です。他の会社でも木部と枝葉、という商品展開は時々見かけますが、葉と枝葉の両方が必ずあるのは面白いですね。2つを比べてみるとはっきり違いがわかります。枝葉は柔らかく、葉は特徴がはっきりしてクリアな感じです。

スギの木部は商品化されていないのですが、精油はみせていただきました。ちょっと一癖ある不思議な香りで、個人的には好きですが単独での使用は難しいかもと思いました。
森林浴のブレンドを作る際アクセント的にきかせたら面白いかもしれません。

スギ、ヒノキ以外にも山林で採取できる原料を使用してアロマセラピストにはすっかり有名になったクロモジやヤブニッケイ(これが良い香りです!とっても!!)の精油を蒸留していらっしゃるのだとか。これからの展開がとても楽しみです。



こちらの会社はもともと林業が本業でいらっしゃいますが、近年の環境意識の高まりを受けて森林資源のカスケード利用に取り組んでおられ精油作りはその一環とのことでした。蒸留した後の木部や葉も無駄にせずペレットに加工して(写真ではドッグフードみたいですが)ペレットストーブの燃料になるのだそうです。

ちょっと長くなりそうですのでここでいったん切りますね。
次の記事はこのあと連れて行っていただいた山林についてです。

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プロフィール
NAME:  かすみはら(かすみ屋)
福岡市中央区大名でひっそりとアロマサロンをやっています。エッセンシャルオイルに限らず、いい香りのお話が大好物です。香水作りのワークショップ、セラピストさんの勉強会なども時々やっています。
mixiコミュニティ:Aromahausかすみ屋
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