福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/22/Friday
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ポプリ虫
2014/09/20/Saturday
涼しくなってきたなと思ったら早速風邪をひきました。温度調節の難しい時期ですね。皆様もお気をつけください。
本日の内容は虫ネタです。そのものダイレクトな写真は貼りませんが、そういうリンクがありますのでお嫌いな方はご注意ください。
前回の記事でご紹介した「初摘みれもんぐらす」のページの下に注意書きがありまして
生産の過程において防腐剤など化学物質を一切使用しない為、
気温が高い時期、ポプリ虫と呼ばれる虫が発生する可能性があります。
ポプリ虫…。
今はそう呼ぶようになっているのですね。
ある程度の量のドライハーブを扱う方にとっては嬉しくないお馴染みの虫の一つです。私もさんざん悩まされてきました。ポプリがはやった頃に悩まされ始めた方が多かったのでこの名前になったのでしょうか。
今は休止中の個人サイトの方にこの虫について書いていました。探したらログが見つかりましたので再掲します(一部編集あり)。書いた時期ははっきりしませんが、サイトを始めてかなり初期の頃だったと記憶しています。
ポプリを作るのをやめ、調香やアロマテラピーを勉強し始めてからしばらくたった頃だったと思いますので2000~2001年代初めくらいでしょうか。
ポプリの虫について
私は現在ポプリは作っていません。ポプリには香り以外の要素が多く、それはそれで結構なのですが、自分には調香やアロマテラピーのように嗅覚のみ追求する形の方が合っているような気がしたこと、それとまことに身もフタもない理由なのですが、とにかくポプリには虫やカビがつきやすいのです。
湿気の多い日本(少なくとも東京より南)では管理が難しいと言わざるを得ません。私のアパートが古く、虫が出やすい環境ということもあるのかも知れませんが。「動くポプリ」という怪談も存在します。なんで動くのかは、まあ想像つきますよね。したくもないですが。
普段は密閉容器に入れておいて、香りを楽しみたいときだけ蓋をとる、というのが無難な使い方です。
熊井明子さんは、高温多湿の日本ではポプリの寿命はせいぜい一年と言われていました。ちゃんと密閉容器で保存しての話です。インテリア雑誌みたいに皿に盛って飾りたいのが人情でしょうが、いつも空気にさらしておくのなら、ずっと寿命は短くなります(虫の被害にあわなくても、色や香りはあせますし)。消耗品と割り切って早めに処分できれば気も楽でしょうが、そうはいかないものも多いですし。
うちでポプリを食い荒らすのはいつも同じ虫で、茶色くて2~3ミリくらいのカブトムシの角のないような奴(いわゆる甲虫)です。出しっぱなしにしておいたポプリだけでなく、サシェもやられました。布を食い破って侵入し、中で繁殖しているのを発見したときには卒倒しそうになりました。その手のものをお持ちの方は一度点検されることをお勧めします。気持ち悪いですが、人を刺したり、ハーブ類以外に被害を与えることは私の知る範囲ではありません。
先日ポプリにこの虫が発生してしまった方からメールを頂きました。オレンジの皮を主体としたもので、結局処分されたそうですが、お気の毒な事に大事な留学の記念品だったとか。私もオレンジの花のハーブティについてしまったことがあります。ラヴェンダーも好むようで、とにかく癖の強いスパイス以外ならなんでも食い荒らすといった調子でした。
残念ながらこの虫については、一度発生してしまったら発生源ごと捨てる以外駆除は不可能と考えた方がいいと思います。それと厄介なことに、ポプリを捨てたり完全密閉しても、すぐに部屋からこの虫がいなくなるわけではないのです(どうやって生きてるのかは知りませんが)。殺虫剤を撒くのは嫌だったので、見つけたら手で捕殺しました(もちろん素手でなくティッシュで)。幸い動きが鈍い虫なので退治はそんなに大変ではありません。
本当にこの虫には悩まされました。というか現在進行形で悩まされます。密閉しているつもりでもどこからともなく出てきます…。
「ポプリ虫」というのはもちろん通称で、「タバコシバンムシ(リンク先写真注意)」あるいは「ジンサンシバンムシ(こっちもリンク先写真注意)」というのがこいつらの正式名称です。二種類居るようですが、うちに出るのがどちらかなんて知りたくもないわああ気持ち悪い!!(錯乱失礼)
ドライハーブ以外にも乾麺とか小麦粉とか干し椎茸などの乾燥食品を食い荒らすそうなので、台所に出てきてしまったらとても困ったことになりますね。
コイツら、少々の紙袋くらいは食い破ってしまいますので、中身が何にせよ保存はガラス瓶などの密閉容器が無難です。100均のガラス瓶は完全に密封できるものではないことが多いので避けましょう。量が増えると場所をとるのが難点ですけれどね。
あと抵抗がなかったら冷蔵庫保存もお勧めです(推奨しない先生もいらっしゃるようなので)。
シバンムシそのものが人体に被害を及ぼすことは無いそうですが、この虫を狙ってシバンムシアリガタバチというのが発生することがあり、この虫に刺されると腫れや痒みなどを伴うそうなのでどちらにせよありがたくない存在ではありますよね。
ただまあ一つマシな点としましては、上記の文にも書いたとおりこの虫はとても動きが鈍いので捕まえやすいこと。お奨めはガムテープです。何かに止まっている時、壁をのそのそ這っている時などにペタッとひっつけてゴミ箱にポイすればとっても楽。ティッシュを無駄遣いせずにすみます。
それも気持ちわるーい、って人はドライハーブを扱うのに向いていません。発生源を捨てたらバルサンでもして、以後はカフェでハーブティーを飲みましょう。
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マンツーマンのフリースクール制ですのでお仕事が忙しい方でもご自身のペースで勉強していただけます。トリートメントや精油の割引、アロマ本の貸し出し等各種特典もあり。
無料説明会も随時承っておりますのでお気軽にどうぞ。
詳しくはこちらから
●すいませんけど無断転載はおやめくださいね
(念のためしばらくこちらからもリンクしておきます)
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本日の内容は虫ネタです。そのものダイレクトな写真は貼りませんが、そういうリンクがありますのでお嫌いな方はご注意ください。
前回の記事でご紹介した「初摘みれもんぐらす」のページの下に注意書きがありまして
生産の過程において防腐剤など化学物質を一切使用しない為、
気温が高い時期、ポプリ虫と呼ばれる虫が発生する可能性があります。
ポプリ虫…。
今はそう呼ぶようになっているのですね。
ある程度の量のドライハーブを扱う方にとっては嬉しくないお馴染みの虫の一つです。私もさんざん悩まされてきました。ポプリがはやった頃に悩まされ始めた方が多かったのでこの名前になったのでしょうか。
今は休止中の個人サイトの方にこの虫について書いていました。探したらログが見つかりましたので再掲します(一部編集あり)。書いた時期ははっきりしませんが、サイトを始めてかなり初期の頃だったと記憶しています。
ポプリを作るのをやめ、調香やアロマテラピーを勉強し始めてからしばらくたった頃だったと思いますので2000~2001年代初めくらいでしょうか。
ポプリの虫について
私は現在ポプリは作っていません。ポプリには香り以外の要素が多く、それはそれで結構なのですが、自分には調香やアロマテラピーのように嗅覚のみ追求する形の方が合っているような気がしたこと、それとまことに身もフタもない理由なのですが、とにかくポプリには虫やカビがつきやすいのです。
湿気の多い日本(少なくとも東京より南)では管理が難しいと言わざるを得ません。私のアパートが古く、虫が出やすい環境ということもあるのかも知れませんが。「動くポプリ」という怪談も存在します。なんで動くのかは、まあ想像つきますよね。したくもないですが。
普段は密閉容器に入れておいて、香りを楽しみたいときだけ蓋をとる、というのが無難な使い方です。
熊井明子さんは、高温多湿の日本ではポプリの寿命はせいぜい一年と言われていました。ちゃんと密閉容器で保存しての話です。インテリア雑誌みたいに皿に盛って飾りたいのが人情でしょうが、いつも空気にさらしておくのなら、ずっと寿命は短くなります(虫の被害にあわなくても、色や香りはあせますし)。消耗品と割り切って早めに処分できれば気も楽でしょうが、そうはいかないものも多いですし。
うちでポプリを食い荒らすのはいつも同じ虫で、茶色くて2~3ミリくらいのカブトムシの角のないような奴(いわゆる甲虫)です。出しっぱなしにしておいたポプリだけでなく、サシェもやられました。布を食い破って侵入し、中で繁殖しているのを発見したときには卒倒しそうになりました。その手のものをお持ちの方は一度点検されることをお勧めします。気持ち悪いですが、人を刺したり、ハーブ類以外に被害を与えることは私の知る範囲ではありません。
先日ポプリにこの虫が発生してしまった方からメールを頂きました。オレンジの皮を主体としたもので、結局処分されたそうですが、お気の毒な事に大事な留学の記念品だったとか。私もオレンジの花のハーブティについてしまったことがあります。ラヴェンダーも好むようで、とにかく癖の強いスパイス以外ならなんでも食い荒らすといった調子でした。
残念ながらこの虫については、一度発生してしまったら発生源ごと捨てる以外駆除は不可能と考えた方がいいと思います。それと厄介なことに、ポプリを捨てたり完全密閉しても、すぐに部屋からこの虫がいなくなるわけではないのです(どうやって生きてるのかは知りませんが)。殺虫剤を撒くのは嫌だったので、見つけたら手で捕殺しました(もちろん素手でなくティッシュで)。幸い動きが鈍い虫なので退治はそんなに大変ではありません。
本当にこの虫には悩まされました。というか現在進行形で悩まされます。密閉しているつもりでもどこからともなく出てきます…。
「ポプリ虫」というのはもちろん通称で、「タバコシバンムシ(リンク先写真注意)」あるいは「ジンサンシバンムシ(こっちもリンク先写真注意)」というのがこいつらの正式名称です。二種類居るようですが、うちに出るのがどちらかなんて知りたくもないわああ気持ち悪い!!(錯乱失礼)
ドライハーブ以外にも乾麺とか小麦粉とか干し椎茸などの乾燥食品を食い荒らすそうなので、台所に出てきてしまったらとても困ったことになりますね。
コイツら、少々の紙袋くらいは食い破ってしまいますので、中身が何にせよ保存はガラス瓶などの密閉容器が無難です。100均のガラス瓶は完全に密封できるものではないことが多いので避けましょう。量が増えると場所をとるのが難点ですけれどね。
あと抵抗がなかったら冷蔵庫保存もお勧めです(推奨しない先生もいらっしゃるようなので)。
シバンムシそのものが人体に被害を及ぼすことは無いそうですが、この虫を狙ってシバンムシアリガタバチというのが発生することがあり、この虫に刺されると腫れや痒みなどを伴うそうなのでどちらにせよありがたくない存在ではありますよね。
ただまあ一つマシな点としましては、上記の文にも書いたとおりこの虫はとても動きが鈍いので捕まえやすいこと。お奨めはガムテープです。何かに止まっている時、壁をのそのそ這っている時などにペタッとひっつけてゴミ箱にポイすればとっても楽。ティッシュを無駄遣いせずにすみます。
それも気持ちわるーい、って人はドライハーブを扱うのに向いていません。発生源を捨てたらバルサンでもして、以後はカフェでハーブティーを飲みましょう。
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