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福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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大阪/アロマフィールズ勉強会最終日
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3月から通い始めた大阪での精油の化学セミナー、いよいよ11月で最終となりました。
往復夜行バスで車中2泊という強行軍でしたが、毎回有意義なセミナーでした。三上先生はいつでもその時点での最新情報を講義に取り入れてくださるのでとてもためになります。こういう情報は地方にいるとなかなか手に入らないので本当に貴重な機会です。

最終日なので講座終了後先生も交えて打ち上げとなりました。場所は茶屋町のethnic diner eveというシンガポール料理のお店。アクアリウムがあったりと凝りに凝ったインテリアでどうやらカップル仕様のお店じゃないかと思いますが、総勢13人で楽しく盛り上がってまいりました。



量はちょっと少なめですがどれも美味しい。そんなに辛くはないですし。シンガポール料理ってどんなものだか見当がつかなかったのですが、魚介類が多いのですね。
この他にもお料理が沢山あったのですがあんまり綺麗にとれた写真がありませんでした。その上どんどん酔っ払ってしまい(飲み放題だったのです)シャンデリアばっかり何枚も撮っていたりいったい何を撮ったつもりなのか皆目わからない写真もあったり。酔いがさめてからチェックする携帯写真の恥ずかしさは格別ですな。そもそも高速バスで無事福岡に帰りついたことが奇跡と言ってもいいような…(あまり思い出したくないらしい)。次回はお金がかかっても仕方ないのでホテル泊+新幹線で帰ろうと思います。身の安全の方が優先です…。
ですが本当に楽しかったです。三上先生、ウッドさんをはじめお世話になりました皆さまありがとうございました。

追記:8回ほど通ったにも関わらず、梅田の地下街を通って会場に行くルートをとうとう覚えることができませんでした。地上からならば地図を見ながら行けるようになったのですが。この地下街、東京よりわかりづらいと思うのは私だけですかね?母にこぼしましたら「自分も若い頃迷ったことがある」と言われました。大阪駅に行くつもりで地上に出たらば大阪城のあたりだったそうです。どんな間違いだ。
いえ方向音痴が遺伝したというのでなく、よそ者にはわかりにくいつくりになってるんですよ絶対!

さらにおまけ:



よく飲んでいた大阪らしいご当地水。ミネラルウォーターではなくて浄水らしいです。地元の方は意外なほどご存じなく、「何飲んでるの?」とよく聞かれました…。


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記事掲載のお知らせ/続報
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前回の記事でお知らせしました件ですが、掲載紙が届きました。



な、なんか思ったより大きいです…。しかもモノクロだろうとたかをくくって送った筆者写真がばっちりカラーで載ってしまっています。化粧が跡形もなく剥げているのがよくわかります。いくら暑い日だったからといってもうちっと身だしなみに気を使うべきであったと後悔しても完全に後の祭りです(開き直り笑い)。

記事に関しては後日サイトの方にアップいたしますが、たくさん送ってくれましたのでご希望の方には掲載紙を差し上げます。ご来店時にお申し付けください(先着順となります)。

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記事掲載のお知らせ
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前記事に書き添えようかと思いましたが新記事にしておきます。

今日か明日くらい発売のエステティック・ジャーナル紙にて、6月のイタリア研修旅行レポートを書いています。短い記事ですしここに書いていることとさして代わり映えはしませんが、もし手に入る環境の方がいらっしゃいましたら読んでやってください。
実は私もまだ現物を手にしておらず、どんな風に記事になっているか見当つかないので心臓バクバクです。届きましたらまたここになにか追加するかもしれません。

ブログの方でもレポを終わらせなければならないのですが…。あと一回と思うと気が緩むというか名残惜しいというか。今夜から大阪ですので帰ってきたら頑張ります。

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11月トリートメント練習会について
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しばらくお休みしておりました練習会ですが、ぼちぼちながらも開催のご希望をいただいていますので、11月中に一度できないかなと思っています。

できるだけ多くの皆さんにご参加いただけるようにしたいと思っていますので、参加ご希望の方は11/17〜22日のうちご都合のいい日を教えていただけると嬉しく思います(ご希望に沿えない場合もあるかと思いますが…。ご了承の程お願いします)。

※日程が決まりましても、人数が集まらない場合は中止といたします。ご了承のほどお願いいたします。

だいたい週末くらいまでには日程を決めてしまいたいと思っていますので、ご希望日のある方はそれまでにご連絡ください。メールフォーム、ここへのコメント、mixiメッセージ(ID:http://mixi.jp/show_friend.pl?id=1870420)などどちらからでも大丈夫です。
勉強会のコミュに参加いただいている方はそちらのトピックへのコメントでも構いません。
新規の方も、しばらくご無沙汰の方もお気軽にご参加いただけると嬉しいです。

参加要綱は下記の通りです。

対象はアロマトリートメントの練習をなさりたい方。アロマでないオイルマッサージ、リフレクソロジーやロミロミなど他の手技でもOK、もちろんオイルを使用しないものでも結構です。ただ、あまりスピリチュアル系に傾いたものはご遠慮いただけるとありがたいです(大変申し訳ないんですが私が苦手としています。その手の話題もご遠慮いただきたいです)。

最初のころは修行中、勉強中の方に限定していたんですが、セラピストさんもご参加いただけるようになりました。プロアマ問わず、楽しく交流いたしましょう。

申し訳ないのですが、以下の方はご参加をお断りしています。
・ニューウエイズ、ヤングリビングなど、ネットワークビジネス関連の方(*下記の注参照)。
・まったくの初心者、あるいは独学のみの方
(スクール、サロンなどでお勉強された、もしくはされている方を対象とした練習会です。キャリアが浅くてもスクール等でお勉強中の方ならご参加いただけます)。
・その他、ご本人に問題がある、または問題がある団体所属と主催者が判断した方

上記にあてはまる場合、お申込後でも参加をお断りすることがあります。
勝手ながらご了承のほどお願いいたします。

開催場所:Aromahaus かすみ屋/福岡市中央区大名
(詳しい住所はご参加時に連絡します)
時間帯:10:00~夕方くらいまでになるかと思います。人数によっては昼からの開催になることもあります。もちろん最初からではなくて大丈夫、無理のない時間帯にお越しください。

ご持参いただくもの: ・トリートメントに使うバスタオル(敷く為のものは準備します。かける分だけお持ちください)
・1回分のキャリアオイル、精油(使わずキャリアオイルだけのトリートメントも可)
・スリッパ(床は一応掃除してありますが…)
・参加費用:すみませんが1,000円ご負担ください
お昼をはさむ場合、みんなで近所に買出しまたはランチに行きます。
当日の飲食物の差し入れ歓迎(勿論なくてもお越しいただけます)、時間があればパンを焼いておきます。味は保証できません(最近サボり気味ですが…)。

以下のものをこちらでご用意します
*参加費用に含まれるもの
・マッサージテーブル
・ベッドシーツ用のタオル
・フェイスタオル
・ビーカー、スパチュラ
・あとはハーブティーなど
タオル類は若干使いまわしになる可能性あり

*参加費用に含まれないもの(ご希望に応じ実費で提供いたします)
・精油(せこいですが1滴単位で実費となります)、1滴10円〜(精油により異なります)
・キャリアオイル(ホホバのみ、10ml単位でのご提供です)、10ml 150円
・トリートメント用の大判バスタオル(90×180cm)、1枚300円

セミナーではなく、交流会という形です。
他の参加者に色々訊きたい、相談したい、とお考えの方もおありかと思いますが、常識の範囲内でお願いいたします。プライバシーに関わる質問などはおやめくださいね。度を過ぎる場合は次回からのご参加をお断りすることもあります。ご了承のほどお願いいたします(多分皆さん大丈夫と思うのですが念のため)。

参加方法:
メールフォームにて「練習会参加希望」とお書きの上お申込みください。恐縮ですが、必ず以下の記入をお願いします。

・お名前(すみませんがご本名で)
・メールアドレス
・携帯電話番号(または携帯メール)
・11/17-22のうちの参加希望日
・参加可能な時間(大まかで結構)
・アロマに関する簡単な経歴、将来の希望

できればどこから当サイトをお知りになったかや、感想などをお書きいただけると嬉しいです。
お問い合わせも上記フォームからどうぞ。「練習会の件で」とお書きください。

このご参加により当方にお知らせいただいた個人情報が、第三者に公開されることは一切ありません。また、他の目的に利用されることもありません。皆様のご参加をお待ちしております。
たっぷりと濃ゆいお話をいたしましょう!

*注:「ネットワークビジネスアロマ」につきまして
「販売方法は感心しないけれど商品が良いので使っているだけ、自分は売りつけたりはしない」というスタンスの方も確かにいらっしゃいます。しかしネットワークビジネスによる被害が大きな問題になっている現状において、そのような問題のある手法をとる企業に利をもたらしていることにかわりはないわけです。どれほど高品質なものであってもそういうビジネスの商品は使うべきではないと私は考えます。
また、ネットワークビジネスの会社で教えるアロマテラピーではどうも独自の理論を展開することが多いようです。通常のアロマの協会では認めていないような理論です。どういったことなのかの具体的な記述はあえて避けますが、それらを拝見していますと私がこれまで学んできたアロマテラピーとはまったく別の物であるとさえ思えてくるのです。そういった観点からもネットワークビジネス関係者のご参加はお断りしています。
この考え方を他の方すべてに押しつけるわけにいかないのでしょうが、少なくとも私的な集まりであるこの練習会への参加はご遠慮いただきたく思います。

ネットワークビジネスの被害に関する参考サイト:
苦情の坩堝
http://www.sos-file.com/top.htm

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11月のレシピ/カモミールローマン
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またもや遅くなって申し訳ありません。どうもムラ気でいかんのです。
11月のレシピはカモミールローマンです。

カモミールローマン Anthemis nobilis キク科 

●蒸留部位:花
●蒸留方法:水蒸気蒸留 
●主要産地:フランス

●主要有効成分
・セスキテルペン炭化水素類:
 ゲルマクレンD 15~30% α-ファネッセン 5~15%
 β-カリオフィレン 5~15% 
・エステル類:
 酢酸ゲラニル 2~10% 酢酸ベンジル 2~10%
 安息香酸ベンジル 5~10%
・モノテルペンアルコール類:
 リナロール 3~20% 
・フェノールメチルエーテル類:
 パラレゾールメチルエーテル 微量~20% 

強い中枢神経鎮静作用を持ちますので、ショックを受けた時や動揺している時、強いストレスを受けている時などに使うとよい精油です。精神のバランスを整えて心を穏やかにし、深いリラックスをもたらしてくれます。
カモミールジャーマンやラヴェンダーなどと同様に、痛みや痒みに効果をあらわしますが、中でも急激に襲ってくる刺すような痛みにはラヴェンダー、ヒリヒリする痛みにはカモミールジャーマンル、しつこい鈍痛にはカモミールローマンを選ぶとよいとされています。

カモミールローマンについてはどこででも「リンゴの香り」と表現されることが多いですね。確かに生花やドライハーブからはリンゴに似た香りがします。しかし精油になると「どこが?」と思ってしまうものも多いのが現実。ものによっては「古くなったドライカモミールの匂い」だったこともありました。メーカーによってかなり差がある精油なので、なるべく店頭で香りを確かめて購入されることをお勧めします。ちなみに手前味噌ですがプリマベラのはかなりリンゴです。

●レシピ

・リップクリーム

用意するもの:
蜜蝋 小さじ1/2
植物油(スイートアーモンド油など) 小さじ1と1/2
オレンジ(レモンやマンダリンでも) 1滴
カモミールローマン 2滴

作り方:
植物油に蜜蝋を加え、溶けるまで湯煎または電子レンジで加熱します。
粗熱がとれたところに精油を加え、容器に流し入れる。冷めて固まったら使用可能。

最近あちこちで見かけるようになったリップクリーム用のスティックに丁度いいくらいの量です。もちろん小さいクリーム容器に入れて指で唇につける形でもOK。柑橘系とリンゴでフルーティなリップクリームが出来ます。精油の分量は逆転しても可。

・トリートメントオイル

精油以外に用意するもの、手順はこちらから
http://kasumiya.blog.shinobi.jp/Entry/63/

イランイラン 1滴
カモミールローマン 2滴
鈍痛に良いとのことですので生理痛の際におすすめのブレンドです。

ラヴェンダー 1滴
ネロリ 1滴
カモミールローマン 2滴
眠れない夜にいかがでしょうか。ネロリをプラスしてさらに深いリラックスを誘います。


おまけ:
ちょっと脱線気味のお話を二つ。両方ともカモミールじゃなさそうぬか喜び~というお話です。

カモミールはスペイン語でマンサニージャ(manzanilla)というそうで、それで思い出したのが、オペラ「カルメン」で逮捕されたカルメンが伍長のドン・ホセを誘惑するシーンでした。そこでは「リリアス・パスティアの酒場でマンサニージャ酒を飲もう」と歌うのです。ええ?カモミールのお酒なの!と色めきたって調べたらアンダルシア地方に同名のシェリー酒があるのですね。おそらくそちらのことだと思います。スペルも同じらしいですし。
「マンサニージャ」は「小さいリンゴ」の意とのことですので、きっとこのシェリー酒にはリンゴのような香りがあるのでしょう。多分カモミールを使ったものではないとは思いますが、機会があったら一度飲んでみたいものです。
はずれで残念ではありますが、まあ確かに背徳の男女が「カモミール酒飲もう」ではしまらないですよね。田舎のお母さん思い出して我に返ってしまいそう。

話題は変わって聖書のお話から。
有名な「山上の説教」に以下のような一節があります。

「野の花がどうして育っているか考えてみるがよい。働きもせず紡ぎもしない。」
(マタイによる福音書第6章より抜粋)

この「野の花」は一体どの植物を指すのだろうかと長い間言われてきました。以前は「ユリ」という解釈が多かったようですが、最近ではパレスチナ付近に多くみられる「アネモネ」説が有力です。が、他にもいくつか候補があり、パレスチナ付近に自生する「セイチカミツレ(Anthemis palaestina)」という植物を推している学者もいらっしゃるのです。これは同じキク科であり、カミツレという名をもつことからカモミールの仲間であることがうかがえます。

セイチカミツレの写真はこちらから。

写真を見る限りではカモミールにかなり似ているのですよね。しかしどこをみても大した扱いをされていないので、あの芳香や薬草としての働きはないと思ったほうがいいのでしょう。しかしそれがなおさら「野の花」に例えるにはふさわしい気がするのです。「取るに足らないように見える路傍の草においても神の意志が働いている」という教義を述べているのですから。
園芸的価値を認められているわけでもないようですし、多分日本で見ることはできない花でしょう。いつか現地を訪ねてみたいものです。

おまけが長すぎました…。


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ウインターグリーンフレーバー
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珍しく少したてこんでおりまして、「半ネット落ち」の状態でした。ご予約と急ぎのメールにはお返事をしていたのですがブログまで手が廻らず…。放置中にも関わらず覗きにいらしてくださった方ありがとうございます。ぼちぼち更新してまいります。

面白い精油ないですか、と聞かれた際たまにおみせしているものにウインターグリーンという精油があります。



Gaultheria procumbens ツツジ科 

●蒸留部位:葉
●蒸留方法:水蒸気蒸留 
●主要産地:カナダ、中国

●主要有効成分
エステル類:
サリチル酸メチル 95~99%
●使用上の注意:
アスピリンにアレルギーのある人への適用は避ける。ドーピング検査に反応することがあるので、スポーツ選手は競技前には使用しない。

通常精油は沢山の芳香分子を含んでいるものですが、この精油は珍しくとてもシンプルな構造です。湿布薬の材料として使われるサリチル酸メチルが主成分ですので当然強い湿布の匂いがします。なので先入観なくこの香りをみた方は驚かれることが多いです。「アロマで癒される~」というのとはまったく方向性の違う香りですね。まあこればっかりは実際にごらんいただかないとわからないと思いますのでご希望の方はご来店時にお申し出ください。その際はあんまり鼻に近づけないほうがいいかと思いますが。
大変主張が強い精油なので使うときにはブレンドに困ります。せいぜい柑橘系などを合わせて柔らかくするくらいでしょうか。しかしこの精油が好きで好きで、という方は少ないかと思いますが、また大嫌いという人もあんまりないように思います。なんだかんだ言って湿布薬の匂いは馴染み深いものだからでしょうか。

このウインターグリーン精油ですが、なんと海外でお菓子のフレーバーに使われているという情報をいただきました。百人中百人が湿布薬を連想するといっても過言ではないこの香りを口に入れるものに使う!日本人ではできない発想じゃないでしょうか。まさに所変われば品変わるという言葉の通り。

その1つがアルトイズのタブレット。


スタンダードなミントは食べたことがありますが、ウインターグリーンフレーバーなんてのがあったのですね。まだ現物にはお目にかかっていませんが、ミントタブレット好きとしては是非一度食べてみたいものです。通販してまでとは思わないのでどこかに売っていると嬉しいのですが。

飲食物ということで私がウインターグリーンから連想するのはルートビアというアメリカではポピュラーなドリンクです。調べてみましたら本当にウインターグリーンが使われていたのでびっくりしました。他にもシナモンやナツメグやアニスなど様々なハーブが入っており、家庭薬として用いられることもあった伝統的なハーブ飲料だったのだそうです。それを炭酸にしてしまうというところがアメリカ的な気がします。
米軍のある沖縄では普通に流通しているようですが、他の地域で輸入食料品店以外でみかけることはありません。いまいち日本人の味覚には合わないもののようですね。


ルートビアは遠い昔に一度だけ訪れたアメリカで(当時1ドルいくらだったかなんて書きたくないくらい昔…)飲んだのですが強烈なカルチャーショックでした。それもただ飲んだのではなくてフロート(いわゆるクリームソーダ)にしてしまったのですね。普通のソーダフロートにするつもりが、ソーダを選べるとのことでじゃあせっかくだから初めて名前を聞いたルートビアで、と頼んだのが運のつき(お好きな方ごめんなさい)。「コーラにメンソレータム放り込んだ味」というのが若き日のわたくしの正直な感想でした。それに脂肪分たっぷりのバニラアイスが入っているところをご想像ください。結構くせのあるものが好きなつもりでいた私にも手が出ず、必死でアイスだけすくって食べていたのも今は懐かしい思い出です。もしかしたら今ならわりと平気で飲んでしまうかも知れませんが。

ちなみにウインターグリーンを学名で検索してみたらこんなんでてきました。こういう植物だったんですね。写真のは多分園芸種で、精油を採るのと厳密に同じというわけではないんだと思いますが。



えらい可愛いんですけれど。そしてこういう赤い実のなる小さい木って個人的にすごくツボなんですけれど!どうせ枯らすからやめておくのが賢明なんですけれど!誰か止めてくだされ。

最後になりましたがお知らせです。mixiに入っておられない方には申し訳ありません。
以前から告知しておりました通り、福岡セラピスト練習会のコミュニティは10/31を持ちまして閉鎖します。
その後継としての新コミュを作っていますので練習会、勉強会に参加ご希望の方はそちらにご参加をお願いいたします。
福岡アロマの勉強会



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オプションサービス追加
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サロンメニューにオプションを追加いたしました。10分間延長サービスです。

背中、脚などお好きなところを10分延長でもいいですし、ご予約のメニューにはない部位を追加することも可能です。

オプション追加料金:
10分 1,000円または10ポイント


ご希望の方は予約フォームの連絡欄にその旨ご記入ください。
もちろんお越しになられてからのお申し出でも大丈夫です。施術前におっしゃっていただくのがベストですが、最中にやっぱりもうちょっと、と思われた場合でもご遠慮なく(その場合はオイルが足らなくなっている可能性もありますので、もしかしたらちょっとばたばたするかもしれません)。

>>ご予約はこちらから
>>かすみ屋のメニューはこちらから

このオプションメニューはかすみ屋のポイント(10ポイント)でもご利用になれます。以前お越しくださいましたお客様で、現在の保有ポイントをお知りになりたい方はメールにてご連絡ください。ご予約時にお問い合わせいただきましても結構です。

>>かすみ屋のポイントサービスについてはこちらから

もともとポイントの充当は商品との交換のみにしようと思っていたんですが、なんとなくこっちの方が気楽にご利用いただけるかなと思いまして。けっこういい加減です(いつものことですが) 。

みなさまのご利用をお待ちしています。

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効能にとらわれず、またスピリチュアルな観点とも違う、精油を純粋に「香りの素材」として扱うワークショップです。トップ、ミドル、ラストのバランスを考えて、本格的なオーデコロンを作りましょう。
個別ワークショップいたします(10月末日まで)。
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少しだけハロウィン
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写真暗くてすみません。
ほんのちょっとだけハロウィンの真似事をしてみました。



別に何かやろうというつもりはなかったのですが、久々にロフトに行ってみたら1Fにハロウィンのコーナーが出来ていてなんだかその気になってしまったのです。別に魔女の三角帽子をかぶってお客様をお迎えしたりはしませんのでご安心ください(実は欲しかったらしい)。

さて、この季節のブレンドを何か作ろうと思いまして、折角だからハロウィンの香りってどんなイメージだろうと調べてみたんですがまあだいたいは「お菓子」系になってしまうみたいですね。特に目立って使われるハーブもないようです。じゃあまあそっち系の甘いのでいこうとプリマベラから出ています「ショコバニラ」というブレンド精油を使ってみることにしました。カカオ、バニラ、オレンジなどが使われているあまーいブレンドです。
柑橘系精油が多く入ってしまうのは私の習い性とでもお考えください。

レモン 5滴
グレープフルーツ 4滴
ペパーミント 2滴
ショコバニラ 5滴
安息香(ベンゾイン) 3滴
没薬(ミルラ) 1滴
計20滴

珍しく普段使わない没薬が入っています。
何で今回その気になったのかなと考えていましたら

ミイラ=ミルラ

ということのようでした。ハロウィンコーナーに沢山あったミイラの人形やコスチュームの印象が強かったらしいです。単細胞ですみません。
遮光ビンに直接作ったのでそのまま蓋をして熟成待ちです。うまく化けてくれたらいいなと思っています(いやこれは駄洒落ではなく)。

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新入り
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散々いろんなものを枯らしているくせに依然衰えないわたくしの園芸熱。性懲りもなく昨日新入りがやってまいりました。
さて何だとお思いになりますか?葉っぱだけみてわかる方はすごいと思います。



どこにでもあるような地味な葉っぱですが、実はイランイラン(Cananga odorata)の木なのです。
他のものを探していてヒットした園芸店さんのサイトでセールになっており、気がついたら購入ボタンをクリックしていました。当然もう蕾はありません。完全に花期が終わっていたから安くなっていたんだと思います。



こちらは昨年夏、小平市の東京都薬用植物園で撮影したもの。もうそれはそれは良い香りでした。その時の記事にも書いていますがそれはもううっとりするような本当に甘い香りで精油よりずっと好みなのです。これがうちで再現できるものならこんなすばらしいことはないのです。

薬用植物園では温室栽培されていましたがこちらでもそうすべきなのか。福岡市は確かに関東よりは夏が長いというのが実感ですが、ヒートアイランド時の気温は東京都心にかないません。それと日本海に面しているので冬はかなり寒いのです(東京より早く雪が降ったりします)。

ざっと検索した限りではイランイランは育てやすいという説もあればすぐ枯らしたという人もあり、また木がぐんぐん伸びてはいるものの一向に花が咲かないという体験談もあったりしてこれはかなり難しいのかなと心配です。やっぱり日照が好きな植物みたいだし、ホームセンターとかで簡易ビニールハウスでも探すかな。
そのうち私がイランイランのことをなんにも言わなくなったらどうぞ察してくださいね…。何しろ灰色の親指(「緑の親指」の反対語)持ちですので(ちょっと気弱)。なのでもしイランイランの現物をご覧になりたい方がいらっしゃいましたら早めにお越しくださいますよう。



こちらは先日実家から貰ってきましたフジバカマです。
黄色くなってきた葉を取り除いていますと桜餅の香りがふわっと漂いました。
みなさんおなじみのあの香りはクマリンという成分ですが、それと同じものがフジバカマに含まれているのです。フレッシュな状態の時にはあまり香らず、枯れたり乾燥させたりの時に強くなるようです。桜の葉っぱもそうですよね。これから紅葉してきますので落ちた葉を手でもんでみるとあの香りが楽しめます。

ちょっと時期が早くて鬼笑いまくりなのですが、来年春に「桜香水」のワークショップが出来たらいいなと思っています。ただかなり難しいテーマですので思うようなものがこの冬に出来るかは微妙。

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香りがわからない
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スギ花粉のシーズンの頃から読むようになった耳鼻科のお医者さんのブログで、この時期になると嗅覚障害の患者さんが増えるという記事がありました。特に秋に多発する病気というわけでなく、前から異常はあったものの自覚がなく「キンモクセイが咲いているのに香りがわからない」ということではじめて異常に気がつくケースが多いのだそうです。それだけ日本人にとっては馴染み深い「香りがあってあたりまえ」の花なのですね。海外にお住まいの方々が懐かしまれるのも無理ないことと思います。

それで思い出した話ですが、ある秋に母が庭の夜香木の香りがわからないと言い出したことがありました。名前の通り夜に開花し甘い香りを濃厚に漂わせる花なのにです(私はたまたま帰省中でした)。その年の春頃に大きな手術をしていたのでまだ本調子ではないのだろうと片付けていたのですが、結局同じ年の暮れに急に体調を崩し救急車で運ばれ緊急手術となったのです。病気の再発ではなかったのですが合併症のようなものでした。

香りがわからなくなっていたのは多分耳鼻科的な病気ではなく、何か別のところのサインだったのでしょう。早くそのことに気づいていればもう少し楽な形で治療ができたのかもしれないと今になって思います(ちなみに手術の甲斐あって母の病気は完治し、今も年の割には元気にしております)。

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キンモクセイ香水づくりワークショップ
日時:10/17(金)または10/18(土) 全一回

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お楽しみは来年…
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キンモクセイが香る季節です。皆さん楽しんでおられるでしょうか?



私の実家でも庭で満開と聞きましてすっとんで帰り、少し花をもらってきました。
もうだいぶ開いていますので軽く触れただけでぽろぽろ落ちます。それはもういい香り。うちで使っているプリマベラのオスマントゥス精油も良い香りですが、生花はやっぱり格別です。かなり背の高い木なので、私でもあんまり手が届かなかったのが悔しいところ。できることなら木ごと逆さにして振りたいくらいでした。



さてこれだけ採れました花、半分はエタノールにつけてチンキを作ります。実は数日前友人のブログで「キンモクセイのエタノール抽出をする」というのを読みましてうらやましくなりここに堂々のパクリ宣言です。うまくできればおなぐさみ。いつごろ開けるかは決めていませんがあんまり我慢できそうにありません。暇さえあれば漬け込んだ遮光ビンを眺めているのですから…(傍からみてたらかなり不気味だろうと思います)。



残りはポプリにでもと思っていたのですが、たまたま実家にホワイトリカーがあまっていたのでキンモクセイ酒を作ることにしました。本当はリカー1.8リットルに対しキンモクセイが2~300g必要なのだそうですが、そこまで花を集めるのは大変だしそもそもそんなたくさん作ってもしょうがないので半分くらいの量にしてみました。梅酒のように長期間漬けこむものらしいので、1年くらいは待ってみようかなと思っています。来年のキンモクセイの季節に一杯やれたら嬉しいですね。待ちきれずに開けちゃう可能性も大なのですけれど。それ以前にどんな味になっているのやら…。

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プロフィール
NAME:  かすみはら(かすみ屋)
福岡市中央区大名でひっそりとアロマサロンをやっています。エッセンシャルオイルに限らず、いい香りのお話が大好物です。香水作りのワークショップ、セラピストさんの勉強会なども時々やっています。
mixiコミュニティ:Aromahausかすみ屋
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