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福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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ホーリーフ、カンファー、ラベンサラ
mixiコミュのトピックに投稿したことの補足というか蛇足というか。ややマニアックの域に入りそうなお話を少しばかり。
ホーリーフという精油、あんまりメジャーではありませんが大抵の方は名前くらいはお聞きになったことがあるのではと思います。

学名はCinnamomum camphor、クスノキ科の植物で日本では芳樟(ホウショウ)という呼び名で知られています。リナロールを94%ほども含み、ローズウッドの代用として使用されることがあります。

大抵はこんな風に紹介されており、私もそういう風にご説明してきました。しかし今回の機会でつたないながらも調べてみましたところちょっと面白い事実がわかりました。なに小難しいこと言ってんのよ~という方と今更こんなこと?と笑う方にわかれると思うんですがまあご笑覧ください。

同じCinnamomum camphorでも、カンファーを多く含むものとリナロールの多いものがあるのですね。日本で有名なのは勿論ローズウッドの代用になるリナロールタイプなんですが、カンファーの多いCinnamomum camphorの精油というのも存在するのです。香りの印象は全然違うものです。

ということはケモタイプってこと?と思いましたが厳密には違うようです。ケモタイプというのは植物学的にまったく同じ植物であるにも関わらず、産地や生育条件などで化学成分(香り)の異なるものを指します。タイム・チモールとタイム・リナロール、ローズマリー・シネオールとローズマリー・カンファーなどがこれにあたります。
Cinnamomum camphorにはそれがちょっと当てはまらないのですね。この植物の場合は属名、種小名までは同じでもその先につく名前が変わってきます。なので同じ仲間ではあるけれども厳密に言えば違う植物である「亜種(または変種)」というものなのです。まあ「ケモタイプ」と呼んでも支障ないくらい近しい植物ではあるようなのですが。

「有用植物事典」(平凡社)を調べましたところ興味深い記述がありました。

基本種のクスノキは植物体に樟脳(camphor)を含むが、ホウショウでは樟脳をほとんど含まず、その代わりリナロールをクスノキの1.5倍含有する。(中略)第二次大戦前は台湾で年間300~400トンの精油が生産されていた。しかし樟脳含有量が低いため樟脳の原料のクスノキに混入すると樟脳収量を下げることから、樟脳生産の場では臭樟と呼んで敬遠されていた。

なのでもともとCinnamomum camphoraとしてはカンファータイプの方が基本種でメジャーだったってことなのでしょう。今はローズウッド問題のお陰かリナロールタイプの方が日本では有名になってしまいましたね。
しかし「臭樟」って…。かわいそうに。厄介ものっぽいニュアンスを感じます。樟脳を得るための生産なのですからリナロールがあっても仕方ないってのはわかるんですが。

フランス・アロマテラピー大全によりますと、それぞれの正式な学名は以下の通り。

カンファータイプ:Cinnamomum camphora Sieb.ssp.formosanum
リナロールタイプ:Cinnamomum camphora Sieb.var.glavescens
(他にもいくつか変亜種名があるようですがここではとりあえずこれだけ挙げておきます)

ちなみにローズウッドの代用という点に関してですが、確かに成分的には似ているものの、ホーリーフ自体の生産量があまり多くないためその役割を果たせるのだろうかという懸念もあるようです(「エッセンシャルオイル総覧2007」より)。そもそもローズウッド自体、現在は絶滅の危機を免れているという説もありますしね。どうなっていくのでしょうか。

さて、以上のことをふーんなるほど、と思いつつ調べてまいりまして、ふともうひとつ似たようなクスノキ科の精油があったよなと思いつきましたところ驚きの事実が!(大げさです)

ラベンサラの学名も同じCinnamomum camphoraなのですね。

(ラベンサラにはラヴィンサラ、ラヴィンツァラなどいくつか呼称がありますがここではラベンサラで統一します)

正式な学名はCinnamomum camphora Sieb.J.Perel
何か変亜種名が存在するのではないかと思うんですがまだ確認できていません。主成分はみなさんご存知の通りティーツリーなどにも含まれる1.8シネオールです。

他にも採取部位によってかなり精油成分が違うのではないかという説もあり、まだまだこれから新事実が明らかになってきそうな気配なんですが現時点でわかっていることを大まかにまとめてしまいますと、
Cinnamomum camphoraにはカンファータイプ、リナロールタイプ、シネオールタイプの3種類の精油が存在するということです。

確実を期するためには購入の際に変種、亜種名まで確認の必要があるのでしょう。もしくは成分表見せてもらってどの成分が多いか確認するとか。あとは産地ですね。ホーリーフだと日本や台湾などアジア圏で、ラベンサラでしたらマダガスカルです。
まあ日本に入ってきているのであったら大抵はわかりやすくなっていると思うのですが、海外での購入とか個人輸入などの場合はちょっと注意が必要かもしれませんね。
ちなみにプリマライフではカンファータイプを「カンファー」、リナロールタイプを「ホーリーフ」という商品名で販売しています。ラベンサラは「ラビンツァラ」という商品名でしたが先日廃盤になってしまいました。いい香りだったのに残念。

ラベンサラに関しては、数年前に学名が他の植物と混同されていたことが判明したというややこしいいきさつがあり、現在でも若干の混乱があるようです。ここでそれを説明するとちょっと横道に逸れることになりまたかなり長くもなりますので割愛させていただきます。いつか機会がありましたら。

それにしても精油に関しては学名で確認するのが一番確実で手っ取り早いと思っていたのに…。この精油には通用しないみたいですね。ああ面倒。でもこういうことほじくりかえしていくのが醍醐味だったりします。

検索でヒットしたんですが、鹿児島の開聞岳香料園に香料用の芳樟の木があるようですね。ここには前から興味があったので是非一度訪ねたいと思っているのですが、福岡からでも相当に時間がかかるところのようでなかなか腰を上げることができません。なにしろ最南端の近くですから…。


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4月練習/交流会報告
4月15日にやりました練習/交流会のレポ、さっくりいきます
直前キャンセルもあったりして今回の参加者は3人。年度初めでなにかと忙しい時期ですし、予定を合わせることの難しさを感じます。そんなわけで今回は午後から開催、したがってランチの写真はありません。次回こそ必ず。
いつも通りおしゃべりしながらのまったりした会でした。個人的には懸案事項だったキャリアオイルのミックスが試せてよかったと思います。

今回久しぶりに「桜パン」を焼きました。
製菓用の塩漬けの桜の葉を細かく刻んでいつもの分量の小麦粉に混ぜて焼き上げるだけ。東京時代集まりがあるとお土産にしたりしてたのです。桜の葉さえ保存しておけば一年中いつでも作れるものですが、やっぱりこの時期しか焼く気になれません。
桜もちのような香りがほんのり漂う、それなりに満足のいく味に仕上がったと思うのですが、どうも色が思ったようなきれいなピンクにならなかっため(紫芋の粉末で色づけしてみたのです)写真アップは控えます。近日中にリベンジを考えているのでその際に(妙なことをがんばります)。

夜は以前から安くて美味しいと聞いていた今泉の餃子屋 弐ノ弐へ。



混むと聞いていたので早めの時間にいきましたらさすがにガラガラ。しかし食べているとみるみるうちに席がうまり、帰る頃には満席に近い状態でした。

  

まあ「麦ジュース」はお約束ということで。飲まずに食えってのは殺生すぎます…。
一皿一皿の量はそんなに多くありませんが、本当にどれも安くて美味しい。餃子以外のメニューも揚げ春巻、春雨サラダ、小エビのフライなど充実していて餃子やさんというよりアジアン料理といった感じでした。
この土地でさんざん食べて2人で5,000円いかないってのは安いなー。おすすめです。

第1回目の練習会を開催しましたのが去年の4月、早いもので1年経ちました。最初はどうなることかと思いましたが曲がりなりにも月1回のペースでやれていますのはメンバーの皆さんのご協力のお陰です。これからもどうぞよろしくお願いします。


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舞鶴公園の桜
とにかく散る前に!と舞鶴公園の桜を見に行ってきました。
盛りは少し前だったようですが、まだまだ美しく楽しむことができます。風が少しあったので花びらが風に舞う様子もきれいでした。 しばらく余裕のない日々を過ごしていたので季節の移り変わりが記憶になく、なんだか一気に春になった気がします。

 

ソメイヨシノが中心だったのですが、ここは しだれ桜も見事なのですね。

 

まるでピンク色の滝のようでした。

普通の桜には香りがないと一般には言われていますが、たくさん咲いている下に立つとごくわずかな香りを感じる気がします。「どういう香りか」と表現できるレベルではなく、「ちょっと空気が変わった」という程度の認識でしかないのですが…。



今年は多摩森林学園の匂い桜をみそこねてしまったのですが、かわりにこういう本を見つけました。
代表的な匂い桜の「スルガダイニオイ」の精油成分の分析をされているのです。香料用みたいに香気の強い花ではないので精油の採取には苦労されたようですが、それによると最も多い成分はフェニルエチルアルコール。これは薔薇の花の香りの重要な要素でもあるのです。さすがに同じ科なだけあるのですね。他にはベンズアルデヒド、クマリン(桜餅の香りです)など。もし精油が採れるとしたらやっぱり薔薇に似た働きをするんでしょうか。なかなか面白い本でしたので、興味がおありの方は是非。

品質改良したら多分精油の採れるような香気の強い桜もできるのではないかと思うのですが、今のところ試されている方はおられないんでしょうか。「桜は香りがないもの(なくてもいいもの)」という認識が広まりすぎていて無理なのかな。
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4月のレシピ/春の花の練香
アップ遅くなりました。今回は春の花のイメージの練香レシピです。

暖かくなってきた陽射しとか、桜だけでなく菜の花とかチューリップとかスミレとか、そういったもののイメージで作りましたブレンドです。
先月のようにスプレーとかアロマバス用のも考えようと思ってたんですが、練香のレシピ作っているうちに楽しくなったので今回はこれのみで。ワークショップではもうちょっと複雑な処方を作っていますが、少ない種類でもそれなりに良い香りが出来ると思います。
どのレシピにも柑橘類の精油が入っていますがこれには光毒性がありますので、夜の使用のみにとどめるかもしくは光の当たらない部位に使ってください。

用意するもの:
・精油:5滴~8滴くらい(最大でも10滴まで)
・蜜蝋とホホバワックス(香りのないものなら他の植物油でもOK)をトータルで10ml。蜜蝋1に対しホホバは2~5くらいの割合です。暑い季節は蜜蝋多め、寒い時はホホバワックス多めに作ります。今の季節だと1:3か4くらいでしょうか。

作り方:
蜜蝋とホホバワックスを湯煎(または電子レンジ)にかけて溶かし、クリーム容器などに移して精油を加えよくかき混ぜます。

● No.1
オレンジ 3滴
カモミールローマン 2滴
安息香 1滴
オレンジの代わりにレモンでも。安らかな眠りを約束してくれそうな香りです。

● No.2
ベルガモット 4滴
イランイラン 2滴
ネロリ 2滴
イランイランの代わりにジャスミンにするとより濃厚に。

● No.3
レモン 3滴
パルマローザ 2滴
ローズウッド 2滴
お好きな方の多いローズウッド、実は私はこれを使ったブレンドがあんまり得意ではありません…。何故なんだろう。今回はあえてチャレンジしてみました。わりと親しみやすい香りになったと思います。

● No.4
グレープフルーツ 3滴
ラヴェンダー 3滴
サイプレス 2滴
甘さ控えめ、メンズフレグランス寄りの香りです。

ご注意:上記レシピはあくまでご参考のためのものです。精油のご使用に関しては自己責任にてお願いいたします。皮膚につけるものに関しては扱いを特に慎重にしてください。このレシピを使用されたことによる不都合への賠償はいたしかねます。ご了承のほどお願いいたします。


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戻りました。
しばらくばたばたしておりましたがようやく落ち着きました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
やっと平常に戻れると喜んでいたのですが、今朝になって微熱が出て一日休んでいました。多分ちょっと疲れが出たのでしょう。明日かあさってには良くなると思います。

週末は東京で一泊してきました。今年の東京は随分と桜が早かったのだそうですね。都心で見かけるものは早くも葉桜でしたし、すでに千鳥ヶ淵の桜も散ってしまったと聞きました。



スギ花粉が少し気になっていたのですが大丈夫そうでしたので、多摩の森林学園まで足をのばして、色々な桜を楽しむことができました。適当に撮ったのであんまり良い写真じゃなくてすみません。

こちらには全国の桜が約1,700種ほど植えられており、2月後半から5月くらいまで次々に花を咲かせるのです。残念ながらお目当ての「匂い桜」はどれもまだ蕾も出てないくらいでした。予定では4月下旬が見ごろとのことですので、お近くの方は是非。昨年はちょうど開花の時にみたのですが、淡いやさしい香りです。
山の地形をそのまま利用していますので、坂を上ったり降りたりけっこうな運動になりました。帰りの飛行機で寝つきの悪い私が爆睡したくらいです。お付き合いいただいたもらんさんありがとうございました。



おまけ:羽田空港のスープストック東京で晩ごはん。上京の際の楽しみの一つです。福岡に支店出してくれる予定は…、ないんだろうなあ。関西でさえまだなんだから…。
後ろの方にちらっと写っているドリンクが何であるかは追求なさらぬよう。


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少し留守にします
4/6くらいまでちょっと身辺がごたつきますのでメール等のお返事が遅くなります。ずっと出ずっぱりというわけではないのですが、居たり居なかったりの状況がしばらくつづきます。なのでサロンの電話はつながらないことの方が多いかと思います。7日からは平常営業できると思います。
4月のお勧めレシピももうアップしていなければならないのですが、ちょっとその時間がとれませんので7日以降になりますことをお許しください。

ブログ、ただでさえ放置気味なところ申し訳ありません。mixiなどでも読み逃げしまくりでごめんなさい!(これはいつものことか…) とりあえず今夜は夜行バスで大阪入りいたします。

これだけではなんですのでちょっとおまけ。

  

3/23の日記と同じ警固神社の桜。通りすがりにパチリ。
満開ですねー。ゆっくりお花見する余裕がほしい。



熊本から友達が来てくれたので前から行きたかったけやき通りの向こう側の端っこにあるイタリアンのランチ食べよう!と延々歩かせたら定休日…。どうもこことは縁がない模様。時間に余裕が出来たら再トライしますので誰かつきあってください。
写真は結局大名まで戻る体力がなくて駆け込んだ泰元食堂の焼肉定食。がっつり肉食べてようやく人心地つきました。しかしわたし前もこれじゃなかったっけ…。

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4月練習/交流会のお知らせ
次回の練習/交流会のお知らせです。

次回は2008年4月15日(火)に開催します。
参加ご希望の方は以下参加要綱をお読みの上ご連絡ください。

対象はアロマトリートメントの練習をなさりたい方。アロマでないオイルマッサージ、リフレクソロジーやロミロミなど他の手技でもOK、もちろんオイルを使用しないものでも結構です。ただ、あまりスピリチュアル系に傾いたものはご遠慮いただけるとありがたいです(大変申し訳ないんですが私はその手のものを苦手としています)。

最初のころは修行中、勉強中の方に限定していたんですが、セラピストさんもご参加いただけるようになりました。プロアマ問わず、楽しく交流いたしましょう。

申し訳ないのですが、以下の方はご参加をお断りしています。

・ニューウェイズ、ヤングリビングなど、ネットワークビジネス関連の方(*下記の注参照)。
・まったくの初心者、あるいは独学のみの方
(スクール、サロンなどでお勉強された、もしくはされている方を対象とした練習会です。キャリアが浅くてもスクール等でお勉強中の方ならご参加いただけます)。
・その他、ご本人に問題がある、または問題がある団体所属と主催者が判断した方
上記にあてはまる場合、お申込後でも参加をお断りすることがあります。
勝手ながらご了承のほどお願いいたします。

開催場所:Aromahaus かすみ屋/福岡市中央区大名
(詳しい住所はご参加時に連絡します) 
時間帯:10:00〜夕方くらいまでになるかと思います。
もちろん最初からではなくて大丈夫、無理のない時間帯にお越しください。

ご持参いただくもの:

・トリートメントに使うバスタオル(敷く為のものは準備します。かける分だけお持ちください)
・1回分のキャリアオイル、精油(使わずキャリアオイルだけのトリートメントも可)
・スリッパ(床は一応掃除してありますが…)
・参加費用:すみませんが1,000円ご負担ください

お昼をはさむ場合、みんなで近所に買出しまたはランチに行きます。
当日の飲食物の差し入れ歓迎(勿論なくてもお越しいただけます)、時間があればパンを焼いておきます。味は保証できません(最近サボり気味ですが…)。

以下のものをこちらでご用意します

*参加費用に含まれるもの
・マッサージテーブル
・ベッドシーツ用のタオル
・フェイスタオル
・ビーカー、スパチュラ
・あとはハーブティーなど
タオル類は若干使いまわしになる可能性あり

*参加費用に含まれないもの(ご希望に応じ実費で提供いたします)
・精油(せこいですが1滴単位で実費となります)、1滴10円〜(精油により異なります)
・キャリアオイル(ホホバのみ、10ml単位でのご提供です)、10ml 150円
・トリートメント用の大判バスタオル(90×180cm)、1枚300円 

セミナーではなく、交流会という形です。
他の参加者に色々訊きたい、相談したい、とお考えの方もおありかと思いますが、常識の範囲内でお願いいたします。プライバシーに関わる質問などはおやめくださいね。度を過ぎる場合は次回からのご参加をお断りすることもあります。ご了承のほどお願いいたします(多分皆さん大丈夫と思うのですが念のため)。

応募方法:
メールフォームにて「練習会参加希望」とお書きの上お申込みください。恐縮ですが、必ず以下の記入をお願いします。

・お名前(すみませんがご本名で)
・メールアドレス
・携帯電話番号(または携帯メール)
・参加可能な時間(大まかで結構)
・アロマに関する簡単な経歴、将来の希望


できればどこから当サイトをお知りになったかや、感想などをお書きいただけると嬉しいです。
お問い合わせも上記フォームからどうぞ。「練習会の件で」とお書きください。

このご参加により当方にお知らせいただいた個人情報が、第三者に公開されることは一切ありません。また、他の目的に利用されることもありません。皆様のご応募をお待ちしております。
たっぷりと濃ゆいお話をいたしましょう!

*注:「ネットワークビジネス」につきまして 
「販売方法は感心しないけれど商品が良いので使っているだけ、自分は売りつけたりはしない」というスタンスの方も確かにいらっしゃいます。しかしネットワークビジネスによる被害が大きな問題になっている現状において、そのような問題のある手法をとる企業に利をもたらしていることにかわりはないわけです。どれほど高品質なものであってもそういうビジネスの商品は使うべきではないと私は考えます。商品に自信を持っているのであればフェアな販売方法をとるべきです。この考え方を他の方すべてに押しつけるわけにいかないのでしょうが、少なくとも私的な集まりであるこの練習会への参加はご遠慮いただきたく思います。


ネットワークビジネスの被害に関する参考サイト:
苦情の坩堝
http://www.sos-file.com/top.htm

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3月練習/交流会報告
3月18日にやりました練習/交流会のレポです。
写真はお顔が判別できない程度には加工しているつもりですが、もしまずいようでしたらご連絡ください。すぐ削除します。



今回の参加者は私を含め計6人でしたので、2台のベッドはフル回転。初参加の方が2名いらっしゃいました。すでに開業していらっしゃる方や近いうちの開業をお考えの方などもいらっしゃいましたので、宣伝方法やブログについてなどのお話で盛り上がりました。



差し入れのひとつ、「寿」の文字もめでたいどら焼き。外側はふんわり、しっかりあんこも入って練習の疲労を癒してくれます(何もせずに食うだけだったのはわたくしです)。



これも差し入れにいただいた蜂蜜入りハーブティー。みんな一口飲んで「あまっ!」と驚いていました。普通にティーバッグなんですが、しっかり蜂蜜を効かせてあるのです。どうやったらこんな風に作れるんだろう。面白いお茶でした。

もちろん忘れてはならない蛸やんのたこ焼きもしっかりいただきましたよ!今回は博多らしく明太チーズ焼き。写真は撮り忘れましたが本体が隠れてしまうほどのネギがトッピングされていました。



そろそろ新規開拓しようとランチは花形館のOZONEへ行ってみました。写真はプレートランチ。これにプチデザートとドリンクがセットです。とても雰囲気の良いお店でしたが、残念ながらちょっとお料理出てくるのが遅かったですね。我々はまあいいんですが、短い休憩時間でいらっしゃる方には向かないかも。たまたま前日TVで紹介されお客さんが多かったせいだろうとは思うのですが。




ワークショップ/エジプトの香り キフィ
古代エジプトで安らかな眠りのために用いられていたとされる香料、キフィ。今回はそれをモチーフに蜜蝋を基材とした練香水を作ります。開講日は過ぎてしまいましたが、ご希望の方には個別ワークショップを承ります。


長くなってすみません。もうひとつお知らせです。
オーガニック農場体験ツアーの参加者を募集中しています(私は一参加者で主催ではありません)。

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ワークショップ/エジプトの香り キフィ


今回のワークショップはキフィ。古代エジプトでもっとも有名な調合香料のイメージで練香を作りました。
キフィとは「聖なる煙」という意味です。ジュニパーやペパーミント、松脂、没薬などの香料を蜂蜜、ワインで練ったもので夕刻に神殿で焚かれていたといいます。部屋を香らせたり、飲み物や薬に使用されたりといった用途も伝わっています。同時期につくられた香油や膏薬類には動物の脂肪などもばんばん活用されているのですが、何故かキフィだけは植物性の材料のみで作られています。



なけなしの小道具でエジプトを演出しようという心意気だけは買ってください。
実は古代エジプト=クレオパトラ=キフィ、みたいなイメージを持っていたのですが、調べてみるとクレオパトラが特に好んだものというわけではなかったのですね。もちろん縁がなかったってことではないのでしょうが、彼女が愛用したのはムスクやシベットなどの動物性香料を使用したもっと濃厚な香りだったようです。なにしろ大物を誘惑しなければなりませんでしたからね、やっぱここ一番ってとこには動物性香料ですよね(妙に納得している)。



昨年ドイツに行った際、プリマライフの本社で購入したキフィのインセンス(薫香)を焚いてみました。「悩みを払い眠りを安らかにする」という言葉から私たちが抱くイメージからするとややきつめだと思います。実際に現地の夜を体験してみるとこれが安眠の香りとなるのでしょうか。温度や湿度で香りの印象は大きく違います。もしエジプトを訪れる機会がありましたらこの薫香を試してみたいものです。



それにしてももっときれいに開封できんのか私…。いやちょっとあけにくいパッケージだったんですよ。



薫香のイメージを心に刻み付けていざ調香です。
キフィに関してはディオスコリデス、プルタルコスなど何人かの手によって処方が残されています。それら明らかになっている原材料のうち、精油として手に入るもの10数種類の中から選んでオリジナルのキフィを作っていただきました。昔の処方のままに作る方、好きな精油を合わせる方など様々。皆さんとてもいい香りを作っておられました。
いつもですとトップ、ミドル、ラスト(ベース)ノートのバランスを考えて調香、ということになるのですが、キフィの原材料となっている精油はかなりラストノートに偏っていますので今回に限りこのバランスは度外視ということにしてます。なのでオリエンタルノートのラストノート部分、といった感じです。フレグランスとしての完成度を求めるのならもう少しトップノートを加えなくてはならないだろうなと思いますね。




精油が入手できず原料のハーブで代用したものもあります。ハーブティーや漢方薬として販売されているものを粉末にして練香に混ぜてみました。ポプリ作りを思い出して楽しかったのです。

もともとキフィのような有名なものを作るにはもっと知識をつけて厳選した材料を揃えてから、と考えていたのですが、ふとそこまでやらなくてもとりあえず手に入るものからでいいんじゃない?と思い至りラフな形で今回やってみました。ご参加いただいた皆様が、古代エジプトのロマンのほんのちょっとかけらでも感じていただけたのでしたら幸いです。私もとても楽しんだワークショップでした。

個別ワークショップも受け付けています。26日までです。興味がおありの方は是非。

追記:この記事、どこぞのツイートからリンクされてるようですが、ああいう紹介の仕方はちと失礼じゃない?と個人的には感じてしまうんですがね。知らない人の持ち駒みたいに扱われるのは好きじゃないんですよ。それに「友達の友人」だそうですが、「友達」ってダレ?全然心当たりないし...。もうちょっと日本語の書き方勉強してください。
ちなみに、この記事はキフィの中身について解説したものじゃないので参考にならないと思いますよ。


さらに追記:リンクされたご本人からコメントで謝罪(及びリンク削除のご連絡)をいただきました。おとなげなくおおごとにしてしまってすみませんでした。お名前が出てしまっていますのでコメントを公開(承認)することは差し控えます。
「勝手にリンクしたこと」を謝罪されていましたが、私がひっかかっていたのはそちらではなく「適切とはいえない紹介文」の方でした。同じと思われるかも知れませんが大きく違います。
悪意がないことはわかっていますし、違う形の文章であれば私はとても喜んだと思います。ああいう場では言葉の使い方はとても重要です。いつかそのことをご理解いただけると幸いです。





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つれづれ
近所に住む友人に渡したいものがあったのでついでにランチでもしないかと誘ってみたのですが、忙しくて時間がとれないそうで、でも通り道だからとうちまで取りに来てくれました。



その際「ランチできないから代わりに」と持ってきてくれましたのが手作りのお弁当。子供さんのを作るついでに作ってくれたようなのです。幼稚園はお弁当なんですから当たり前のことなんですが、中学時代はインスタントラーメンさえまともに作れなかった彼女が…。年月は偉大ですな。感慨にふけりつつありがたくいただきました。

さて、好きだった近所のお店が2月一杯で2つもなくなってしまい若干ブルーです。ふらりと歩いていける距離にあってとても便利だったのですが。ともあれ、これまでお世話になりました。

POTARICO(雑貨、インテリアショップ)
QizMALL博多へ移転。広いお店になられたのだそうですが私は車がないと行けない距離…。
今年のクリスマスオーナメントはどこで買えばいいの?

GOCOHI(カフェ)
立ち退きによる一時閉店。
まだ移転先が決まってないようで…。再開したとしても大名じゃない可能性も。
味が濃すぎずどれも美味しかったのに残念です。

この辺のお店の入れ替わりが激しいっていうのは、引越し当初から色々な方にお聞きしていたんですが本当にその通り。「あのお店いつか行こう」じゃ駄目なんです。行くと決めたら「いつにする?」じゃないと。長く続けられているところも勿論あるのですが。この一年でどれだけお店が変わったことか。

スギ花粉が猛威をふるっているようでわたくし厳戒態勢に入っています。
最強の防御は外出しないこと。どうしてもの場合、マスクにはティーツリーオイル、帰宅後速攻着替えて可能なものはすぐ洗濯機行き、それから大急ぎで髪の毛についた花粉を洗い流してしまいます。とにかく花粉を体内に入れないことが最重要事項。面倒ですがお陰で今のところはそれほどの症状が出ずに済んでいます。
昨年の日記を読み返しましたら、もう今頃はピークを過ぎていたんですね(福岡地方の話ですが)。今年は寒の戻りが結構ありましたからそれより遅くなっているのでしょう。花粉の飛散は年によってまた地域によってかなり違いがありますので、この時期には予定が立てづらく困りものです。



ワークショップ/エジプトの香り キフィ
2008年3月14日または15日 14:00-16:00

古代エジプトで安らかな眠りのために用いられていたとされる香料、キフィ。
今回はそれをモチーフに蜜蝋を基材とした練香水を作ります。



長くなってすみません。もうひとつお知らせです。
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大阪/アロマフィールズ勉強会
大阪でセミナーに出席してまいりました。

残高も心細いことだし、ちょっとおとなしくしとこうという年頭の誓いも空しく(一応立ててたんですね)、昨年11月のセミナーでお世話になったウッドさんが発起人の1人でいらっしゃる、セラピストさんのための勉強会「アロマフィールズ」さんに三上杏平先生がお越しになる、しかも昨年出版された著書、「エッセンシャルオイル総覧」をテキストとするセミナーである、とうかがいましていてもたってもいられなくなったのです。



交通手段はやっぱり夜行バス。西日本内とは言っても大阪ですから侮れない距離です。新幹線の格安チケットなども探してみたのですが、どうやってもバスの倍くらいのお値段になってしまう。1回きりのセミナーならともかく(6回コースなのです)いつもそれではきつすぎる。青春18きっぷも1人ならそんなに得でもないし、第一時間がかかりすぎ。なので体力の落ちた身には少々ハードながらも往復夜行バスという選択になりました。福岡を夜発って朝大阪着、またその夜大阪を発って次の朝福岡着という「車中2泊」のコースです。

今回は予約がぎりぎりだったので3列シートのバスがとれず、往復とも4列シートになってしまいました。座席が2つずつ2列並んでいる、観光バスなどに使われる車種なので一人旅の場合は知らない人と隣りあわせということになります。路線バスなどは当たり前のことでも8~9時間それでは少々辛い。行きはお隣がおられなかったのでかなりよかったのですが、帰りは満席だったので体のあちこちが痛くなってしまいました(いやもう無理をしてはいかん年だとわかっているのですが)。しかしまあねえ、何回か乗ったことのある「はかた号」(日本最長距離の夜行バス。新宿~博多間を走ります)に比べれば楽なもの。なにしろあちら16時間でしたから…。夜が明けてからがまた長かったですからね。

到着地は梅田、セミナーも梅田なので地理的には楽なのですが、着いたのは予定よりかなり早い午前6時。どのお店も開いていない時間なので、24時間営業のネットカフェはとてもありがたい。フラット席(マットみたいなのが敷いてある)で寝ころがりたかったのですが、塞がっていたのでリクライニング席でうとうとしてました。

9時頃梅田駅でウッドさんと合流し、会場へ向かいます。さすがは大都会大阪、迷路のような地下街に「こりゃー来月も1人じゃ行けんのでは」と早くも不安にかられる方向音痴のわたくし。



他の方がいらしてない時にとりあえず撮った会場写真。どうせならセミナーの模様を撮っとけよって感じなのですが、そっちは夢中で忘れました。
午前中はウッドさんによる体表解剖の勉強会(こちらは都合がつく人だけの自由参加)。お昼をはさんで三上先生のセミナー、1時から5時までみっちりと。今回は精油の光毒性や安全性、絶滅危惧種の植物についてのお話が中心でした。来月からもっとテキストに踏み込んだ内容になるようです。

参加人数をうかがいますと20数人、来月はもう少し多くなるのだとか。
昨年などは30数人もいらして座席確保に苦労したとの話もお聞きしました。個人が企画する勉強会でここまで人が集まるのですね。人口密度の違いと言ってしまえばそれまでなのでしょうけど。メーカーやスクール主催のセミナーに参加するという受身の形ではなく、セラピストたち自身がテーマを決め、講師をお招きして学習を進めていこうという姿勢はとても羨ましいです。
福岡でもそういうことができるようになってほしいと願っているのですが…。少なくとも現時点ではそこまで成熟していないように感じます。まあ地域によって事情は異なりますので性急に真似しようとしても無理なこと。地道に流れを変えていかなければいけないのでしょうね。



セミナー終了後、夕食に連れて行ってもらったお店にて。
窓から見える観覧車に「遊園地ですか?」と訊ねましたところ、そういうわけじゃなくビルの屋上に観覧車「だけ」があるのだそうですね。もちろん子供のためではなくて大人仕様。大阪のカップルは面白いデートをするんですな。高所恐怖症の気味のあるわたくしにはちょっと無理そうですが。



美味しかったお料理のひとつ。
「スジコのオムレツ」かと思ったら「スジコン」なんだそうです。聞きなれない響きでしたが牛すじと糸コンニャクを煮込んだもののことで、こちらでは当たり前のおかずなんだとか。よく煮込まれた牛すじがとろっとして美味しかったです。

食事のあと、ちょっとばかりわかりにくいところにあって不安だった帰りのバス集合所まで丁寧に教えていただき、無事に帰途につくことができました。バスは満員でしたが濃い一日の後だったのでそれなりに眠りにつくことができ、またもや早朝に博多駅着。用があったのでそのまま実家へ帰ったのですが、早起きの両親の朝食に間に合ってしまいました。

ウッドさんをはじめ大阪の皆様お世話になりました。来月もどうぞよろしくお願いします。
多分すっかり地理を忘れてまたキョロキョロしていることと思います。




ワークショップ/エジプトの香り キフィ
2008年3月14日または15日 14:00-16:00

古代エジプトで安らかな眠りのために用いられていたとされる香料、キフィ。
今回はそれをモチーフに蜜蝋を基材とした練香水を作ります。


長くなってすみません。もうひとつお知らせです。
オーガニック農場体験ツアーの参加者を募集しています(私は一参加者で主催ではありません)。

イタリア研修2008 
デメター農業体験&ピエモンテ・アグリツーリズモ

6月20日(金)-6月25日(水)4泊+機内1泊

一緒にイタリアで草むしりしませんか?

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プロフィール
NAME:  かすみはら(かすみ屋)
福岡市中央区大名でひっそりとアロマサロンをやっています。エッセンシャルオイルに限らず、いい香りのお話が大好物です。香水作りのワークショップ、セラピストさんの勉強会なども時々やっています。
mixiコミュニティ:Aromahausかすみ屋
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