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福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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アクリルたわしのすすめ
イタリア旅行記のみをお読みになりたい方はこちらのリンクへどうぞ。(ちょっと脱線もありますが)




年末あたりから編み物を始めています。
とは言っても身につけるものではありません。



アクリルたわしを作っているのです。今更か!って感じですがひょんなことから面白くなりまして。
もちろん世間の方が作っておられるようなカラフルで凝ったものなどできませんので、ただ長方形に編むだけのシンプルというより地味なものなのですが。汚れが落ちれば形などどうでもいいと思っているのでなかなかうまくなりません。第一かぎ針編みなど最後にやったのは小学校か中学か、というくらい昔の話ですのでやり方を思い出すのに一苦労でした。

よく知らなかった頃はこのたわしに石鹸や洗剤をつけて洗うのかと思っていましたが、実はほとんど必要ないのですね。水(お湯)だけできれいに汚れが落ちてしまいます。アクリルの繊維は非常に細かいため、それが汚れをかき落としてくれるのだそうです。
さすがに汚れのひどいものやトリートメントオイルに使ったビーカーなどには液体石鹸を少し使いますが、それ以外の食器の汚れはほとんど水(お湯)だけで落ちてしまいます。PC作業なんかの合間にちょこちょこ編めるのも気分転換になって良いですね。

私は液体石鹸の使用量を減らせるというケチ根性と、アクリルタワシだったら乾きが早いだろう(それまで使っていたスポンジがすぐヌルヌルになってしまうのが嫌だったのです)という動機で始めたのですが、手荒れからの保護という面からもお勧めしたいのです。

秋の終わりごろハンドトリートメントのお仕事をちょっとさせていただいたのですが、驚いたのが手荒れに悩んでおられる方がとても多かったことでした。皮膚表面がガサガサするにとどまらず、赤くなったりすりむけたりという人も沢山いらっしゃいました。「もうこの季節どうしようもないんですよー」と諦めモードの方も少なくありませんでした。

家族が多いと洗い物も増えるでしょうし、寒くなったらお湯を使うので仕方ないという部分もあるのでしょう。もちろん良質のクリームで保護することも重要ですが、少しでも手荒れの原因をなるものを取り除くに越したことはないと思うのです。アクリルたわしだとほとんど洗剤を使わずにすみます。水だけで汚れが落ちるのですすぎの手間も省け時間の短縮にもなります。かぎ針とアクリル毛糸(100%でないと駄目だそうです)は100均で揃いますし、どんな形でないといけないということもありません。要は食器をこするだけの面積があればいいのです。
面倒だったらネットでも買えますしね。amazonでアクリルたわしが買えるとは面白い時代になったものです。
でも本当に簡単に作れますよ。私が出来たくらいですから。

作り方を解説したサイトさんも沢山ありますし、本も出ていますので細かい作業のお好きな方は凝ったものを作ってみるのも一興ですね。

  

おまけ:

http://www.city.hagi.lg.jp/portal/bunrui/detail.html?lif_id=26915

山口県の萩市で椿まつりが開催されるのだそうですね。
2万5000本のヤブツバキが自生しているとのことで激しく惹かれるのですが、なんといってもスギ花粉症持ちにこの時期の屋外でのイベントは不安要素が多すぎます。その周辺は椿だけであったとしても、飛散可能範囲に杉林がある可能性が高いのです。

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カスミヤ的石鹸生活 その3
そもそも1回の記事で終わらせるはずだったのにこんなに長くなってしまった「石鹸生活」…。どうぞお笑いください。
その3は実践編の続きとなります。「自分でも作るけど、買うのだったらこういうの」というものをご紹介していきます。 以下の記事にはアフィリエイトを含みますので、お嫌いな方はご注意ください。

●歯磨き

普段歯磨きは重曹とグリセリンで作っていますが、市販のものならば「石鹸歯磨き」を使います。 



パックス 石けんハミガキ
 

合成界面活性剤を使わず、清浄剤として石鹸を配合したものです。泡立ちはよくないですが汚れが落ちればいいので別に気になりません。これに切り替えてしばらく経ってから、合成界面活性剤使用の歯磨きを一度使ってみましたところもう味が受け付けなくなっており驚いたことを覚えています。
旅行の際など、シャンプーならば宿のものを適当に使っても平気ですが、歯磨きだけは忘れずに持参します。口の中のことなのでもうこれでないと駄目です。

●シャンプー

基本的に自分で作った石鹸で髪も顔も体も洗ってしまうのですが、以前はこちらを使っていました。


ねば塾 白樺シャンプー

これで洗い、同じメーカーから出ているクエン酸リンス で仕上げます。 無香料なので精油で香りづけしても楽しいです。「泡立ちが悪い」「乾いた後髪の毛がきしむ」という方もいらっしゃいますが、慣れると気にならなくなります。むしろ私は合成のシャンプーの良すぎる泡立ちとヌルヌル(うるおい?)感の方が苦手になってしまいました。

一番最初は市販の石鹸で洗髪+お酢でリンス、というのをやっていました。しかしこれはあんまり私の髪質には合わなかったようで、きしみ感に悩まされたのを覚えています。その後上記の石鹸シャンプーに出会ってかなり調子はよくなりました。やがて自分で石鹸を作るようになり、試しに洗髪してみたところシャンプーよりもはるかになめらかに仕上がることに驚き、今では石鹸ひとすじ(もちろん仕上げにはクエン酸リンス)です。洗髪用に「シャンプーバー」を作る方もいらっしゃるようですが、私はそこまではできないので全身同じ石鹸で洗ってしまいます。

●参考リンク
石鹸を扱っておられるところはまだまだ沢山ありますが、私がよく行くサイトさんをご紹介します。

ねば塾
石鹸を作っておられる長野の福祉施設。表参道のクレヨンハウスでここの石鹸シャンプーを見つけたのがすべてのはじまりでした。ネットのない時代はFAXで注文していたのを懐かしく思い出します。

森のクラフト屋 
上記ねば塾さんの商品を扱っておられるネットショップ。全商品が揃います。

最近ではAmazonでも扱っているので驚きました(全商品ではないですが) 。

石けん百貨
こちらも通販サイト。石鹸での洗濯方法をかなり詳しく解説してあります。

木内クリーニング
重曹、クエン酸を販売しておられる東京都江戸川区のクリーニング屋さん。オイルの付いたタオルの洗濯方法についても書かれています。

結局「その3」まで引きずってしまいました石鹸生活、ようやく終了です。長らくのお付き合いどうもありがとうございました。
なお、「その1」にも書きましたが、以上ご紹介した商品はあくまで私の生活習慣、体質に基づいたものですので、すべての方に合うとは限りません。ご了承ください。

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カスミヤ的石鹸生活 その2
その2は実践編です。どんな風に石鹸を使っているかお伝えしていきます。ちなみに「複合石鹸」という商品も存在しますが、これには合成界面活性剤が使用されているそうなので私は買ったことがありません。
以下の記事にはアフィリエイトを含みますので、お嫌いな方はご注意ください。

●洗濯

前述の通り、粉石鹸は水に溶けにくいのがネック。しっかり溶かしてから洗濯するのがポイントです。

1.洗面器にお湯と粉石鹸を入れ、泡立器でしっかりかき混ぜる
 (泡立器は必須。うちの洗面所には専用のものが置いてあります)。
2.洗濯機に最低量の水(寒い時期にはお湯を足します)を入れ、十分泡立てた石鹸を投入。
そのまましばらく洗濯機を回してさらに泡立てます。
*1と2のどちらかだけで洗濯される方もあるようですが、どうもそれではちゃんと溶けないようですので私は両方やっています。
3.しっかり泡立ったら洗濯物を入れ、水を規定量まで足してあとは普通に洗濯します。

溶けにくいのであれば液体石鹸というものもあるのですが、これには石鹸洗濯に必要な助剤が入っていない(入っていても少量)ことが多いため、石鹸カス発生の原因となります。なので炭酸塩などの助剤を追加する必要があります。参考サイトはこちら。
そうなると粉石鹸と手間は一緒ですからね。液体石鹸の方が高価だし割に合わないわけです。

トリートメントに使用したタオルの場合はオイルが付着していますから、まずアルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)で予洗いし、本洗いの際は石鹸に酸素系漂白剤 を加えて洗っています。まあちょっと面倒と言えば面倒なんですが、慣れるとそれほどでもありません。

私が今使っているのはこちら。廃油から作られた粉石鹸です。現在流通しているもののなかではこれが一番低価格だと思います。


ねば塾 しらかば粉せっけん


大抵は通販でまとめ買いですが、天神のインキューブで販売しているのでたまに買って帰ることもあります。しかし3kgですからね…。他に荷物のない時限定です。

●食器洗い、掃除

これらは液体石鹸を使います。


ねば塾 台所用液体せっけん
私は基本的になんでもこれ。食器洗いは勿論のこと、風呂場などの掃除もこれ一つで済ませてしまいます。さすがにそれぞれ違うボトルに詰め替えてはいますが中身は一緒。研磨剤が必要な時は重曹や石鹸クレンザー を使います。汚れ落ちが別に合成洗剤に劣るとは思えません。手を荒らさないので冬でもゴム手袋は必要ないです。

またもやすいません。2回でも終わりきれませんでした。その3に続きます(え?もういい?)。

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カスミヤ的石鹸生活 その1
時々書いていますが、私の石鹸生活は随分長いです。東京に住み始めてわりとすぐの時期に、合成界面活性剤の危険性についての本を読んで石鹸を使い始めました。今流行っているように「ナチュラルでエコな生活」とか「地球にやさしい」なんて感じではなく「合成洗剤はこれだけ危ない!」「こんなに環境を汚している!」という危険性を強調した語調だったので素直な私はこりゃーいかんってな感じでしたね(残念ながら、今はこの本は手元にありません)。そして実際に使ってみると洗濯物はやわらかく仕上がるし手荒れもない。予想以上によかった使い心地に、すっかり石鹸派となりました。

しばらくしてのち遊びに来た妹(当時実家住まい)にこの本を読ませましたところ私以上に影響されてくれまして、次に帰省した際には実家の「石鹸化」が完了しておりました。妹が結婚して実家を離れた後も、母は引き続き石鹸を使っています。生協で頼むことができるので便利なようですね。なので私はほとんど合成洗剤と縁のない生活を送っていることになります。

たまにご質問をいただくこともありますので、ご参考までに私のやっている石鹸生活(そんなご大層なものではありませんが)についてご紹介します。あくまで私の生活習慣、体質に基づいたことですので、すべての方にあてはまるとは限りません。ご了承ください。

【石鹸生活のデメリット】
●価格が若干高い。
●取扱店が限られる

昔に比べればかなり増えてきた方ではあるのですが…。
どこにでも売っていていざとなればコンビニでもOKな合成洗剤に比べ石鹸を買うのはちょっと不便。大きなスーパーや自然健康食品などのお店にいかなくてはなりません。東京にいた頃は近所に生協系のスーパーがあったのでいつもそこで買っていました。

●溶けにくい
合成洗剤みたいに水にすぐ溶けません。一旦洗面器などで溶かしてから洗濯機に入れる作業が必要です。

【石鹸生活のメリット】
●環境、人体に優しい

ここでは省略しますが、石鹸が推進される一番の理由はこちらですね。

●洗濯物がある程度柔らかく仕上がる
合成洗剤で洗濯していたのは遠い昔なのであまり覚えていないのですが、タオルなど洗えば洗うほどガチガチに固くなっていったような気がします。石鹸ですとそれがありません。「どうしてこんなに柔らかいの?」と驚かれたこともありました。もちろん市販の柔軟剤の柔らかさにはかなわないかもしれませんが、石鹸で洗濯したものはなんだか素朴な柔らかさがある気がして好きなのです。

●手荒れしない
私にとって最大のメリットは実はこれ。
食洗機がありませんのでいつも食器類は手で洗いますが、食器用液体石鹸を使えば手荒れはほとんどないです。もちろんゴム手袋などしたことがありません。それでもほとんど手荒れに悩まされたことはないです。寒くて皮脂の分泌が鈍くなる時期にちょっとかさつくことはありますが、まあその程度です。まあ1人暮らしの食器なので量的にもたかが知れているとは思うのですが。
手荒れの酷い友人は冬はかならず食器洗いにはゴム手袋、それも直接はめるとかぶれるのでその下に綿の手袋が必須といいます。ちょっと洗剤に触れただけで酷いことになるのだとか。皮脂膜のバランスがかなり崩れているのでしょうね。とりあえず騙されたと思って石鹸に変えてみろと散々言っているのですが聞いてくれません。

●泡切れがよい
石鹸シャンプーはとても泡切れがよいのですすぎがすぐに済みます。「石鹸だと泡立ちが悪い」と敬遠される方もいらっしゃるようですが、私は合成シャンプーのいつまでも残るあのヌルヌル感(多分「うるおい成分」ってやつなんでしょうが)の方が駄目になってしまいました。たまにスパなどで合成を使うといつまでも延々すすぎたくなってしまいます。

…すいません。また長くなってきてとても1回じゃすみそうにありませんのでこの辺で一旦切ります。次回「その2」は実践編です。どんな風に石鹸を使っているか書きたいと思います。

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プロフィール
NAME:  かすみはら(かすみ屋)
福岡市中央区大名でひっそりとアロマサロンをやっています。エッセンシャルオイルに限らず、いい香りのお話が大好物です。香水作りのワークショップ、セラピストさんの勉強会なども時々やっています。
mixiコミュニティ:Aromahausかすみ屋
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