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福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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ドイツ研修旅行報告/食事編
散々ひっぱった挙句にたどり着いたドイツ/食事編。尻すぼみになるのではないかと心配ですが。

今回はホテルで食事をすることが多かったのですが、流石はビオホテル、「ハズレ」「食がすすまない」なんてことは一回もありませんでした。少なくとも私には。おなかの皮がはちきれそうになるまで、というのもあながち冗談ではありません。それは他のメンバーも同様だったようで、「朝食べ過ぎたからお昼ははいらないかもー」といいつつ食堂に現れ山盛り完食、デザートまでおかわり、なんてのちっとも珍しくない。
ホテル編にも書きました通り、こちらで使用される食材のすべてがオーガニック。また、ウェルネス志向のホテルでもありますので、とにかく野菜がたっぷり使われているのです。

今回は少しだけ写真が大きめです。一緒に召し上がっていただけない分、雰囲気を味わってください。また、これまでとは少し違った並べ方に挑戦していますので、私と同じ(WindowsXP+IE)以外の環境の方には配置がおかしくなったりするかもしれません。
あと問題がひとつ(色々すいません)。料理の写真そのものがあんまりないのです。意地汚いわたくしは皿が運ばれてくるとカメラでなくフォークを真っ先に手にとってしまうのですね。ブロガーの風上にもおけない所業です。で、少し食べ進んでから「撮るの忘れた!」となるわけです。最初の頃は特にそう。後半になってから少し学習しましたが。

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朝食はビュッフェです。それはもうゴッソリよそいます。
写真左:ハムやチーズが豊富なのが嬉しい。毎日パンにはさんで食べました。
写真中央、右:ある日のわたくしの朝食。パン2個は当たり前。それににハム、チーズ、ヨーグルト、フルーツ…。これだけでも結構な量ではありましたが、1回じゃ終わらず大抵何らかのおかわりをします。
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写真左:コーヒーのポットが各テーブルに置いてありましたが、ハーブティーも自由に飲めます。ティーバッグもよし、リーフティーを好きにブレンドしてもよし。ジュースも豊富に用意されていました(中央)。
写真右:これはサロンにおいてあったものの写真なんですが、朝食のビュッフェにも同じものがありました。貴石の入ったお水です。多分パワーを転写してとかそういうのなんでしょうね。あと、ヒマラヤンザルツ入りのお水とか、お好きな方にはたまらん飲み物もいくつか。

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お次はランチ。それほどメニューは多くなく大抵二択くらい。たいていベジタリアンメニューでした。レストランの人は「軽いもの」と言われていましたがこれが結構なボリューム。日によって、サラダビュッフェ、スープ、デザートのどれかがついていたように思います。
写真左:オリーブオイルで焼いたジャガイモなどの野菜をハーブで味付け。白いのはサワークリームのような淡白なソース。塩がきつくなくて大変美味でした。
写真右:これは私が食べたのではないのですが、やはりお昼のベジタリアンメニュー。一見ハンバーガーみたいですが中にはさまっているのは大豆で作られた代用肉のようでした。

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さてディナー。朝食時にメニューを渡されまして、肉、魚、ベジタリアンの三種類から選びます。やはりベジタリアンを選ぶ人が多かったですね。何故か残ってる写真は肉料理が多いんですが、決して私が肉ばっかり食べていたわけではありません…。野菜も魚も食べました。

写真左:もしかしたらこれランチだったかも…。記憶があいまいなんですが、かなりゴージャスなビュッフェ。中央に肉をどーんと、ってのがね。当時の私の腹具合を物語ってますね。
写真中央:これはベジタリアンメニューですね。グリルしたナス、ジャガイモなどの野菜にトマトソースがかけてあります。
写真右:食べかけで失礼。牛肉は茹でてあり、濃厚なソースがかかっていました。見てお分かりの通り肉は赤身ばかり。あちらの方はあんまり脂身を食べないようですね。そしてまたこういう志向のホテルですし。赤身好きの私は平気でしたが、霜降りとかお好きな方にはぱさぱさして感じられるかもしれません。

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これを忘れてはなりません。ヴァイスビア(白ビール)!毎日の至福のひとときです。
写真では裏側に廻っちゃってますが、ドイツのビールグラスの上部には目盛りが必ず記されており、注がれたビールがこれを下回っていると抗議してよいのだそうです。

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もちろんデザートもがっつり。
どちらかといえば辛党の私でも問題なく食べられるくらい甘さ控えめで美味しかったです(最近酒弱くなって甘味に傾きつつある現実ってのもありますが)。
写真左:確かマジパンのようなケーキ。少し洋酒がきいていて大人向きの味。
写真右:一見普通のシュークリームなんですが、これがラヴェンダー風味なんです!えらくリアルな味だったので専用のフレーバーではなく、もしかしたら精油をそのまま使っちゃってるんではないかと思われます(ラヴェンダー精油を舐めたこと?勿論ありますよお勧めはしませんが)。
これ以外にも、1切れ一体何人分だよってでっかいケーキを見る機会が何度もあったのですが撮り損ねました。もちろんあちらの方は1人で食べてるんですが、我々は3〜4人で一切れが精一杯。
欧米の食事にはお砂糖が使われていないからデザートをしっかり食べると言われますが、いや、砂糖以外のもんもごってり入ってるだろがと突っ込みたくなったのは内緒です。

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番外としてミュンヘンでの食事の写真2つ。
写真左:朝市で有名なマルクト広場近くにベジタリアンメニューのレストランがあります。ビュッフェになっており、お皿の重量で料金を払います。ここぞとばかりに盛りつけているお恥ずかしい写真。右上はノンアルコールビール(いいわけがましい)。
写真右:ミュンヘンの空港でチェックイン後のひととき。
ソーセージ、プレッツェル、ビールという典型的ドイツメニューを出国直前にやっと食べました。

今回野菜料理を食べる機会がとても多かったわけですが、個人的な感想を述べますと、やっぱり野菜ばかりだと(とてもおいしいのですが)メリハリがつかない気がします。肉ばっかり食べたいというわけではないのですが、私はベジタリアンにはなれないと思いました。

さて、ドイツ研修旅行報告、長々お付き合いいただいてありがとうございました。今回で一応の終了とさせていただきます。また思い出すことなどありましたら断片的にアップするかもしれません。
参加を決める前には随分悩みましたがとてもいい思い出ができたので、やっぱり行ってよかったと思っています。これでしばらく頑張れます。色々と。

今回どこのツアーだったのかご質問がありましたので書いておきます。こちらの会社の取引先のみ参加の旅行でした(早い話が前の勤務先です)。毎回綿密な前準備に基づいたランクの高い旅行を企画されていますので、機会がありましたら一度ご参加をお勧めします。

帰国後別件で電話をもらい旅行のことなど話していますと、

「来年は一緒にイタリアに行きましょうね」

新企画があるのだそうです。

うわーん、先細る一方の預金残高が!

(頑張って働きます)

で、行っちゃいましたのがこちら(笑)。

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ドイツ研修旅行報告/実技セミナー編
実はわたくしプチ断食中でございまして、今日は絶食まっさかり(明日からは食べられます)。現在そんなにお腹すいたーって感じではないのですが、それでもドイツ食事編なんて書いちゃったら失敗することは火を見るよりあきらか。しなくたってストレスでおかしくなってしまいますね。というわけでセミナー編の続きです。本日は実技編。さくっといきます。

今回のメインエベントとでもいうべきセミナーは、2日間にわたり行われる「ヴァイタルポイントマッサージ」の習得。プリマライフの化粧品、ナチュラルバランスシリーズを使用するフェイシャルトリートメントです。アーユルヴェーダの理論に基づき「マルマポイント」をやさしく刺激してゆくもので、とても優しいタッチの手技。

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当然ですがマニュアルは英語。講師の方のお話には通訳がついたのでメモはとれましたけれども、これは自分で訳さなければならないのです(ちなみにまだ手付かず)。
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この日は写真があまりありません。実技中はメモに忙しくてさすがに撮れなかったのです。
今回のツアーには私も含めフェイシャル初心者が多かったのですが、ドイツ人の先生にはたいそうお褒めいただきました。

「みんななんて上手なの!ビギナーなんて思えない!」

「このままドイツでプロフェッショナルで通用するわ!」

そりゃもう褒め殺しでしょうかっていうくらい。我々を励ますためのリップサービスでもあったんでしょうが。しかし同行の日本人インストラクターによれば、やはり日本人のやることは何かにつけ丁寧なのだそうです。そこが少々大雑把なところのあるあちらの方には新鮮なのらしい。

そういや私がホテルのセラピストさんに受けたフェイシャルトリートメントも大変にラフでした。

「じゃあバスローブ脱いでそっちに置いて」

私は下にキャミソールを着ていましたが通常ならパンツ一枚です。

「脱いだらここに寝てね〜」

とベッドを指差され、ごろんと仰向けに。それからおもむろにバスタオルを掛けてくれます。日本のサロンだったら真っ先に叩き込まれるであろう、「タオルで隠しつつうまくローブを引き抜いて」なんて手順、薬にしたくもありません。

クレンジングなどの拭き取りの際にも、どうもタオルだけでやってるような感触、まさかなーと思ってたんですが後で見学させてもらったらやっぱりタオルでした、ってなこともあり。日本では通用しないだろうなと思いますが、ここじゃこれが当たり前ってのも興味深い。良い経験として楽しませてもらいました。

そう複雑な手技ではないんですが、フェイシャル初心者にはどれ一つとっても緊張がつきまといます。正式にメニューにできるのはいつになるやら。当分は頑張って練習です。

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この相棒と。

同様のものをお持ちの方々の間では名前をつけるのが流行ってたりするようですが、私はあえて名無しのままです。理由は特にありません。
しばらく彼女と練習して手技が形になったら、「だれかカオ貸して」ということになると思います。その際にはまたお知らせしますので、興味のある方はどうぞよろしくお願いいたします。

さくっと行くといいながらまたもやだらだら長くなってしまいました。
多分次はいよいよ「食事編」をお届けできると思います。

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ドイツ研修旅行報告/セミナー編
最近色々な方面から「ドイツ旅行の食事編が楽しみです」とのお言葉をいただきます。だれ一人として「セミナー編を早く」と仰ることのないのがわたくしの評価を物語ってますな。
そんな世間に逆らいまして、「セミナー編」をお届けします。いえ別に嫌がらせとかではなく、早く書いとかないとどんどん忘れちゃうってのが一番の動機です。先延ばしにすればするほど「食事編」のプレッシャーも強くなるわけですが。

勿論ドイツへ遊びに行ったわけではなく(誰だそこで笑ってるのは!)、目的はセミナー受講。ドイツPrimavera life(日本ではプリマライフ)社開催のセミナーに参加するのです。

一日目はプリマライフ本社の見学です。前日の雨もあがり暑いくらいなお天気になりました。どうもこのツアーには晴れ女が多かったようで帰国までずっとこんな感じ。帽子嫌いのわたくしはまことにいい感じに焼けあがりまして。本当に本気でフェイシャルやる気があるのかと…。

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ドイツ最大のこの精油メーカーは、南ドイツのはずれにあるSulzbergという静かな街に工場と本社を持っています。しかし来年はフュッセンに移転予定。この建物を見られるのも今年まで。

同じようなアングルで私の入った写真もあるのですが割愛します。というか永久封印。「こういう写真を載せてお客様にアピールしなきゃ」と諭されたのですが、そんなのはもっと美しく痩せてからね。なんだあのにやけたブタみたいな顔は(世をすねている)。

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まず最初に各担当者によるセミナーです。この会社の歴史やこだわり、各商品について説明を受けます。プリマライフという会社を語る上で欠かせないのが、ここ独自のオーガニックプロジェクト。世界各地の有機栽培を行っている農場で、播種から蒸留に至るまで高い要求水準に基づいて指導し監督しているのです。 ここまでやっているのはこの会社だけ。また、その取引はフェアトレードによるものであり、現地農家の自立までを視野に入れているのだといいます。

化粧品開発担当の化学のドクターからもお話がありました。写真右から二人目、白衣を着ておられる方です。小さくて見えませんが、白衣にもしっかりプリマのロゴマークが入っていました。そんなものまでオリジナルとはさすが大手メーカー。
通常、化粧品には約2万種類の原料が使用されます(ドイツのみでの話なのか、世界基準なのかはちょっと聞き取れず。後日調べます)。これらのうち、BDIHエコサートなど自然化粧品の認可団体でポジティブ(使える)リストとして挙げられているのが約1,600種類。プリマライフではさらにこれらを独自の基準で吟味し、自然環境や人体に安全であると確認できたもの200種類のみで化粧品を作っているのですね。そりゃあ値段も高くもなりますわね。

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見学のため工場に移動する際見かけたプリマカー(勝手に命名)。
なんとも華やかな車です。営業用なんでしょうか…。ドア部分がへこんでるのもご愛嬌。

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さて、いよいよ主目的と言っても過言ではない(…)、本社併設売店でのショッピング!日本で卸価格で変えると言ってもやはり本国の方が安い。それにもちろん日本未発売のものだってあるのですし。精油、インセンス類を中心に買いましたが、帰国時のスーツケースの重量制限を考え(一昨年買いものしすぎて大変だったのです)化粧品類にあまり手を出せなかったのが残念。とはいえ今回の旅行でもっとも高金額になった買い物でした。セーブしなかったらどんだけになっていたかわかりません。

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その後ノイシュバンシュタイン城へ観光に。今回で唯一の観光スポットです。私はもう随分前に一度行ったことがあるんですがもう記憶も薄れてまして、新鮮に楽しみました。
確か当時は要所要所にスピーカーがあってそこから説明が流れてましたが、現在は音声ガイドを一人一人持たされ、聞きながら進みます。
内部は豪華な作りですがワーグナーの音楽に興味のない人にはあんまり面白くないかも。このお城が有名なのはとにかくその外側の美しさなのです。
しかしそれにしても「ディズニーランドのお城!」という人がけっこう居て私はあんまり面白くありませんでした。あっちが真似したんだってば…。まあいいですが。
車は途中までしか入れないので、馬車に乗らないのだったら坂道(舗装はされてますが)を延々と歩きます。緑の中を良い運動でしたが、筋肉痛はきっちり2日後にやってきました。

この城を建てたのは19世紀のバイエルン王、狂王としてあまりにも有名なルードウィヒ2世です。

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有名なので様々なみやげ物に彼の姿がデザインされています。
ホテルの売店にはTシャツまでありました…。顔があんまりよく見えませんが。
まだ若く、即位して間もない頃の肖像と思われます。日本ではこんな風な若い美男子の姿でおなじみですが、ドイツでは晩年の少し肉のついた顔をあしらったみやげ物も売られており、当時は決して評判の良くなかったこの王様が、現在では広く親しまれていることを物語っています。
その隣には同じデザインのエリザベート皇后(シシィ)のTシャツが。恋人同士ですらなかった(ルードウィヒの片思いだったとか)この二人のグッズがペアというのは面白いです。美男美女だからキャラクターにしやすいんでしょうか。この辺の歴史的背景を語ってるときりがないので、興味がおありの方はどうぞご自身でお調べください。映画にもなっていますし、とても面白いです。


…。

えーとすいません。書き始めから嫌な予感がしていたのですが…。
セミナー編、一回では終わりませんでした。私的脱線のせいもあるのですが。
この後実技があるんです。そっちはまた次回。

食事編はさらに後になります。重ね重ねすみません。



6月13日(水)に福岡セラピスト練習会を開催いたします。
詳細はこちらまで。
mixiにも練習会のコミュニティを作りました。よろしかったらどうぞ。

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ドイツ研修旅行報告/ホテル編
友人たちに「こんど旅行の写真みにおいでよ、デジカメの画面じゃ小さいからパソコンで観よう」と誘うとキョトンとした顔で「プリントしないの?」と訊かれます…。そうでした、写真とはもともと紙に印刷するものでしたわね。整理が苦手なのでなるべく印刷物は増やさないようにしてるんですよ。わたくしが最後に写真屋さんを使いましたのは友人に赤ちゃんが生まれた時。その子も来年は小学校です。

さて、本日は「ホテル編」をお届けします。順番としてはやっぱり「食事編」よりもこちらが先のような気がしますので。

ヨーロッパにはビオホテル協会というものがありまして、オーガニック先進国ドイツを中心に30ほどのホテルが加盟しています。ビオ(bio)とはドイツ語でオーガニックのこと。ここに加盟するには自然環境及び健康に配慮した厳しい基準を満たさなければなりません。

今回宿泊したホテル、Eggensberger はドイツ、アルゴイ地方で一番最初に認証を受けたビオ・ウェルネスホテル。こちらで使用される食料品と飲み物はすべて、オーガニック認定の栽培農場由来のものなのです。

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私のへぼ写真ではあんまり素敵な建物に見えません。こちらからホテルのサイトもご覧ください。
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Hopfen湖の傍の丘陵に建てられているので眺めは最高、ベランダからこんな景色が見えるのです。他に何を望むことがありましょうか!写真には写ってはいませんが、かのノイシュバンシュタイン城も遠くに見ることができました。

こちらのホテルは豊富なトリートメントメニューも特徴のひとつ。アロマ、タラソなどのマッサージ、パック、バス、あらゆる種類のトリートメントが受けられます。

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ちょっとピンボケですみません。お願いしたら見学どころか写真撮影まで許してくれました。あちらの方はおおらかですねえ(受けているのは勿論同じツアーの人)。
しかしトリートメントの料金はあんまりお安くありません。旅先でケチケチするのも嫌ですが、ユーロ高騰の折なかなかに切実な問題です。ちなみに私が受けたフェイシャルメニューが確か60分65ユーロ。他のトリートメントも似たり寄ったりのお値段です。よかったら円で計算してみてください。
この価格じゃあ節約家で通るドイツ人のこと、そんなにしょっちゅうは受けられないんじゃないかと思っていたんですが…。

保険が利くのだそうです!興奮のあまり大文字

保養地に行ってこういうトリートメントを受けて療養するよう、医者が処方箋を出すのだそうですね。実際の負担は一割程度だとか。全額払うのは我々のような外国人だけ。食堂で少し会話した(私ではなく他の人が)ドイツ人のおばあさんは三週間も滞在するのだとか。そりゃあ何度でも受けられますわねえ。なんともうらやましい限りのお話です。

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トリートメント後は太陽を浴びながら一休み。我々が受けた日は雨だったので室内でしたが、お天気が良ければ庭に寝椅子が用意されています。あちらの方は本当に日焼けを気にされませんね。むしろ「焼けたい」らしくちょっと陽がさすとすぐ上着を脱いでしまいます。我々が帽子やスカーフで防御するのと対照的です。
訊くところによると日焼けが「休暇をとった」ことのステイタスになるらしく、忙しくてバカンスに行けなかった場合、日焼けサロンに通って見栄をはる人までいるのだとか。最近は日焼けの害が知られるようになり、日焼け止めの開発にも力が入れられるようになったようですが。

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ヨガやエクササイズ、瞑想をするための部屋もありました。静かにしているのであれば自由に使っていいのだそうです。国籍不明な感じのインテリアでまとめられ、特に東洋人には落ち着くお部屋です(ドイツの方は意外と東洋的なものを好むようです)。ここで毎朝やったヨガは本当に気持ちの良いものでした(体かたくて人の半分も曲がりませんでしたけどね)。

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こういうところですから売店には精油はもちろん、ヒーリング音楽のCD、ハーブティー、パワーストーンと種類さまざま。空いた時間にちょっと眺めるのも楽しいものでした。

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さて、今回はシングルがとれず、ツアー全員が二人(あるいは三人)部屋だったわけですが。
このベッドで五日間眠りました。マットと掛け布団が別なだけで立派なダブルです。
確か一昨年のホテルもこんな感じでした。あちらではこういうお部屋が本当に多いですね。旅行はカップル単位でというのが普通なんでしょうか。
枕の上にちらっと見えるのはリンゴ。チョコレートの代わりらしいです。

また長くなってすみません。次回はいよいよ「食事編」?
いや、記憶が薄れないうちに「セミナー編」やっといた方がいいのかなー。

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ドイツ研修旅行報告/交通編
5/15〜22日までドイツへ研修旅行へ行ってまいりました。どんな感じになるのか見当がつかず、出発前は不安もありましたが始まってみるととても楽しく景色も美しくお天気にも恵まれお料理もおいしく毎日があっという間、もう一週間くらいいたいと後ろ髪引かれつつの帰国となりました(何しに行ったのかって?もっもちろんお勉強ですよ!)。
たくさんのことがありましたので、旅行記はテーマ別にアップしたいと思っています。
初日の今日は「交通編」

出発の福岡空港ですでにスーツケースが国内線持込基準の15Kgを超えており、まだ福岡を出ても居ないのにプチ波乱。先が思いやられるスタートでございました。不要なものは何もないのに何故わたくしの荷物はいつもこんなに重いのでしょうか。
それにしても、地方都市から成田経由での海外旅行がこんなに大変とは考えていませんでした。東京に住んでいた時も遠いとかぶつくさ言ってたのですが、我ながら罰当たりだったと反省してます。
しかも福岡→成田便は高価なうえ本数も少ないので、一旦羽田に降りそれから京成と京急を乗り継ぎで成田へ向かいます。我ながらマゾではないかと疑いたくなるくらいの強行軍。リムジンバスを使えばもっと楽なんでしょうが電車の倍くらいかかるのです(妙なところをケチります)。羽田⇔成田間の直通電車もありますがやはり本数が少ないので何度か乗り換えをせねばなりません。今回色々な交通機関を使いましたが、この行程がもっともしんどいものでした。

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やっと到着した夜の成田空港にて。一発目から早くもピンボケ。
他のメンバーが揃うまで座って待ちます。刻々とチェックインの時刻が迫っているというのに「前の仕事が押してて遅れます」とか「成田空港と思って降りたら成田駅でした」などと主催者の胃を悪くしそうな連絡がぞくぞく入ってきています。はらはらしましたがどうにか全員揃い搭乗手続きへ。我々が最終の客だったようで、お待たせしたエールフランスの係員さんすいませんでした。

さて、最近旅客機への液体物の持ち込み制限が設けられたのは皆さんご存知の通り。化粧水なども規制されるため機内でのお肌の乾燥対策が話題になっていたりしますが、残念ながら化粧ポーチさえスーツケースにしまいこんでしまっている(つまりホテルにつくまで化粧直ししない)わたくしには参考になることは申し上げられません。冬ならともかく、この時期に乾燥に悩まされることはまずないのです。どうしても乾くんなら飲料水でもはたいとけという原始的きわまりない発想でおりましたから(お前は本気でフェイシャルやる気があるのかと小一時間)

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パリ着午前5時くらい。乗り継ぎまで2時間くらい。店が開いてないので座ったりあたりをうろうろしながら待ちます。

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クレジットカード決済できるインターネット端末があります。この手のもの、行く先々で目にすることができました。ネットカフェに行かなくても手軽にできるようになったのですね。日本語環境など望むべくもないので使ってませんが。

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やっとミュンヘン着。なんとなくスーツケースの集合写真。
中央の青いのが私のです。目立つ色なのですぐわかって便利でした。

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電車に乗りこみ、途中荷物をひきずって乗り換えたりしながら目的地に向かいます。

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3時間ほどで終点のフュッセン着。この時点で相当だれてましたがまだ終わりではありません。
バスが迎えに来てくれてます。

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ようやく、ようやくホテルに到着。福岡を出てから30時間以上経過していました。
今回滞在しましたのはこちら

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とても美しい丘陵と湖のそばにあるホテルです。

着いたところで力つきました。長々とすみません。今日はこれまで。
多分次回は「ホテル編」か「食事編」のどちらかです。

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プロフィール
NAME:  かすみはら(かすみ屋)
福岡市中央区大名でひっそりとアロマサロンをやっています。エッセンシャルオイルに限らず、いい香りのお話が大好物です。香水作りのワークショップ、セラピストさんの勉強会なども時々やっています。
mixiコミュニティ:Aromahausかすみ屋
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