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福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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今さらのミラノ写真
イタリア旅行記のみをお読みになりたい方はこちらのリンクへどうぞ。(ちょっと脱線もありますが)

ほとんどの方がお忘れかと思います昨年夏のイタリア旅行記、この前の記事を書いたのは9月のことでした。10月に最終記事書きますとか言っといてズルズル来てしまいましてこのままフェードアウトしようかとも迷ったのですが、やっぱり形だけでもつけようかと思い立ちました。写真と簡単な説明で旅行の締めとさせていただきます。
今更かよ!と笑われるのは覚悟の上。よろしければお付き合いいただけると幸いです。

ピエモンテでのことは前回の記事で終了ですが、その後自由行動でミラノに一泊しました。



有名なドゥオモ(大聖堂)。警備が数年前より厳しくなっていた気が。
このご時勢なので仕方ないのでしょうか。大荷物だったので手荷物検査で恥ずかしい思いをしました。



どこから見ても美しいガレリアの天井。高級店が多くあんまり買い物できないのでせめて写真だけでも。



オペラの殿堂、スカラ座。2004年に大規模な改装が終了したそうですが、外側は前に来た時と変わっていません。改装したのは内部なのですね。
旅行前にこの日のチケットをとっておくことも検討したのですが、演目がプロコフィエフだったので断念しました。イタリアでロシアオペラというのも微妙な気がしますしなんといっても言葉がわからない(まったく言葉のわからないオペラを字幕無しで観るのは相当に疲れます。海外で観るのならよく知っているものに限るというのが私の持論です)。



写真左:朝散歩していてみつけたホテルの近所の教会。スーツケースをひきずった団体さんがミサを受けに来ておられました。
写真右:ミラノの街中の教会。中に入ってはいないのですがとても美しい建物でした。
たしかこの近くでホリスティックアロマサロン アッシュ のへろにるさんとジェラートを食べたのです。
あまりに暑い日だったのであっという間に完食してしまいました。「シングル」という選択のないお店で結構なボリュームだったのですがとにかく暑くて喉かわいていて。この旅で食べたものは全部写真におさめていたのですが、これが唯一の例外です。



現在は博物館、美術館として使われているスフォルツェスコ城。膨大な収蔵品に圧倒されました。全部観て回っていたらどのくらいかかるか見当もつきません。



ミラノで自然健康食品を扱うお店も覗いてきました。

 

写真左:オリエンタル、かつポップなラベルですが商品名は「Shoyu」...。お醤油ってヘルシーフーズなんですね...。塩分のとりすぎが気になる身にはちょい納得行きませんが。
写真右:なんのピクルスだと思ったら「Tofu」!まさか酢漬けじゃないでしょうけど...。この液体がなんなのか不明です。オイルでしょうかね?ちなみにとなりのボトルの「Seitan」って?と調べましたら小麦を原料としたグルテンのことなのだそうです。マクロビオティックの食材なのでしょうか。



プリマベラの精油がおいてありました。あのおなじみのマークは同じですが、見慣れぬ外箱に入っています。なんで?と思いましたらイタリア向けの特別仕様なのだとか。日本だと輸入物に日本語ラベルを貼って対応しますが、こちらの人は何から何まできっちりイタリア語でないと駄目なのだそうで。


これにてイタリア旅行記、一応の締めとさせていただきます。とんでもなく遅くなって、しかもお粗末な最終記事で申し訳ありません。また思い出したらちょこちょこ小出しに書いていくかもしれません。よろしければお付き合いのほどお願いいたします。

さて、最後になってしまいましたがピエモンテでの農業体験ツアーは今年も企画されています。
昨年とはまた違った体験ができたり、地中海へのドライブが追加されたりと楽しそうです。さすがに2年連続は無理なのでどなたか代わりに行ってきてください。
詳しくはこちらへ

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イタリア研修旅行報告/その9
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遅くなってしまいました。イタリア旅行記の続きです。今回はいよいよイタリアのお食事編。
やっとここまでたどりつきました(なにか感慨深いらしい)。

どうやら日本の旅行会社の創作という説が濃厚だそうですが、イタリア人の人生観をあらわすものとして有名な3つの単語があります。

「えーと、マンジャーレ(食べる)、カンターレ(歌う)、あと1つなんだっけ?」

「アモーレ(愛する)だけど…。今回はまず縁はないわよねえ」

「まああっても困るものねえ今更」

と、悲しいまでに現実味あふれた会話をいったいどなたと交わしたかはさておきまして、とにかく今回は1番目の「マンジャーレ」をひたすらに堪能する旅だったのです(「カンターレ」もほんのちょっとありましたが)。



ホテルでの朝食です。パン、ハム、チーズに果物、美味しい蜂蜜やバターの素朴なお食事。写真には載っていませんが卵やシリアル類も確かあったと思います。
本来イタリア人はあまり朝沢山食べないのだそうです。ビスケットみたいなものとエスプレッソを飲むくらいで、お昼と夜の食事に重点をおくのが普通とのこと。しかし外国人旅行者の多いホテルではそれに合わせてちゃんとした量の朝食が出されます。そしてまた朝早くから散歩してお腹が空いているのでがっつり詰め込むわけです。

その7でもちょっと写真をお見せしていますが、お昼から量がどかんと増えます。一皿でお腹一杯になってしまいそうな前菜、パスタの後にお肉などのメイン、デザートとコーヒーです。勿論ワインも欠かせません。
今回はバスが貸切で運転手さんも同じホテルに宿泊され(田舎なので通うわけにいかないようでした)食事も一緒にしたのですが、このくらいはイタリアではごく普通の量だと平然としておられました。食べてるものどこに入ってるんだ?と思うくらいスリムな男性でしたが…。

全部の食事の写真を掲載していたらとんでもないことになってしまうので、特に印象深かったあるレストランでのお昼の写真を載せておきます。ここはお料理ごとにお皿を替えるのではなく、大皿から取り分けてくれる形だったのであんまりきれいな写真ではありませんがご容赦ください。







前菜6種類、パスタ2種類、メイン1種類(でもつけあわせにジャガイモ)、にチーズとデザートとエスプレッソという一体どんなフードバトル?という量でございました。お昼ですよこれ!



言わなくたってワインも出てきます。基本は赤なんですが「ピエモンテの名産の白も飲むかい?」などと訊かれて断れるわけないじゃないですか!(くどいようですがお昼です)
どういうわけだか私の周囲にやたらとワインの瓶が集まってきたような記憶があります…。半分朦朧としながら飲み食いしていたので気のせいだったかもしれないのですが(笑)。

大皿からお店の方が取り分けてくれる形だと量が調節できるので助かりますね。「少しずつ」という意味のイタリア語は「ポコポコ」というそうで(多分スペルは "poco a poco"?)あっちでもこっちでもポコポコ言っておられておかしかったです。ちなみにわたくしはあんまり言ってませんが…。



こちらはホテルでの最後の日のディナー。上のランチに比べたらすっきり見えますが、これはこれでかなりなボリュームだったことは確かです。
それにしてもパスタのバリエーションの多さには驚きました。毎食必ずパスタがありましたが、平べったいのやら短いのやら手打ち風やらラビオリ風やら、1つとして同じものがなかったのです。



こちらは自由行動のミラノでの夕食。ブラックオリーブが載っている「シチリアーナ」というピッツアです。生地がカリッとして美味しかったです。これまでワインだけだったので、久しぶりにビールを飲みました。本来南イタリアが本場のはずですが、ミラノにも結構ピッツェリアが多かったです。
ピエモンテにくらべるとずいぶんあっさりした食事ですが、かなりくたびれていた胃袋には丁度いい量でした。

このツアーは来年も企画されていますが、ご参加をお考えの方は胃腸の調子を整えておかれることをお勧めします。量が半端でないのはもちろんどれもとても美味しいので、途中で調子を悪くしてあんまり食べられなかったなんてことになったら絶対損ですから!

長々とお読みいただいておりますイタリア旅行記、ようやくあと1回を残すところとなりました。
多分10月過ぎてのアップになってしまうと思いますが、お付き合いいただけますと嬉しく思います。

ご注意:私が今回参加いたしましたのは、Primavera Life及び(株)ヴィーゼの共同企画によるアグロナチュラ農業共同組合を訪ねるツアーです。それ以外の会社とは一切関係がございませんのでご注意ください。

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イタリア研修旅行報告/その8
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早く書き上げないと秋になってしまう!と焦りつつイタリア旅行記のつづきです。
※今回の写真にはツアーの皆さんのお顔が写ってしまっているものがいくつかございます。個人を特定できない程度にはぼかしているつもりですが、不都合などありましたらお手数ですがお知らせいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いします。

ピエモンテを去る前日のこと、半日だけぽっかり空いた時間がありました。折角なのでバスでジェノヴァ方面まで出て地中海を眺めつつドライブなどの案も出ましたが、いまいち所要時間がつかめない。その夜はホテルで最後の夕食なので、それまでに戻ってこれないといけないのです。
結局アヌサーティ先生がスペシャルなワークショップをやってくださることになり、皆再びセミナールームに集まりました。


全員揃った写真を撮っておけばよかったのですが…。せめて椅子だけでも(笑)。

カードを引いて4つのグループに分けられ、それぞれに課題が与えられます。



このグループは夏至祭りのお祝いの花束を作っています。夏至は聖ヨハネのお祭りでもありますので、ヨハネにちなんだセントジョンズワート(セイヨウオトギリソウ)をあしらった花束です。



そのセントジョンズワートの浸出油を用いた肩凝り用ケアオイルに挑戦したのがこちらのグループ。
肩凝り大魔王のわたくし、後で塗っていただいたのですがぽかぽかして凝りも軽くなるとても良い香りのオイルでした。



私のいたグループの課題は「ピエモンテの夏」というブレンド精油を作ること。
ここで出会った沢山の香料植物の中から、それぞれ印象に残ったものを語り合いブレンドの比率を決めていきます。あちこちで見ることの出来たエニシダ、ラヴェンダー、カモミールの他に精油蒸留所で強烈な印象を残したセージ、頑張って除草したローズマリーなど8種類の精油を選び、香りの印象を柔らかくするためにベルガモットを加えました。ヘリクリサムが独特の美しいトーンを残し、とてもバランスのよい香りになったと思います。素敵な記念になりました。

ちなみに精油メーカーにはお客さんからブレンド精油のアイデアが寄せられるのだそうで、その中で良いものは商品化されることもあるのだとか。ならば是非このブレンドをプリマライフで売り出していただけないでしょうかとの私のお願いはニッコリ笑ってスルーされました。

 

そして最も大変だったと思われるのがこのグループ。その夜のディナーの飾りつけを担当することになったのです。
まず植物を集めるところから、そしてどこにどう飾るのか配置を決めて適切な長さにカットして…。あまり時間がないので即興に近いものがあったと思うのですが、急ごしらえとは思えない繊細で美しいデコレーションでした。



強い陽射しがようやく傾きかけてきたテラスで、楽しいフェアウェルディナーの始まりです。



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イタリア研修旅行報告/その7
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旅行記またもや遅れ更新ですみません。夏休みも終わりましたのでバリバリいきますよ!(とりあえず意気込みだけは買ってやってください)



ある日のお昼ごはんです。パプリカとツナの前菜にパスタ、メインがポークソテーとグリンピース。デザートはアイスクリーム。これにデフォルトでブドウのジュース(笑)が付属します。あ、もちろんパンもありました。イタリアではごくあたりまえの量なのだそうです…。完食したかって?訊くだけ野暮というものでございますよ。

がっつり詰め込んで午後は何をするかといいますと。

  

ホテルを出て歩きます。
実習も兼ねており、野生の芳香植物を見たりしながらひたすら歩くのです。気持ちよかったのですがこんなに歩くとわかっていたらもう少しお昼を控えておくんでした…。



ようやく目的地に到着。丘のふもとの一見なんの変哲もない白い建物。裏手にはラヴェンダー(ひょっとしたらラヴァンディンだったかも)の畑が広がっています。



ここはアグロナチュラ農業共同組合の加工工場なのです。組合加盟の畑で採れた芳香植物がここに集められ、精油やドライハーブに加工されていきます。この日はセージSalvia officinalis(クラリーセージSalvia sclareaとは違います)の蒸留が行われていました。そういえば数年前訪ねたドイツの小さな蒸留所でもセージの蒸留でした。私はこの植物になにか縁があるのでしょうか。精油はあんまり使わないのですけれどね。



トラックでどーんとやってきた植物をなんとパワーショベルでかき集めています。豪快です。
うまく写真が撮れていなかったのですが、運ばれてきた植物は畑ごとに山を作って混ざり合わないようにされています。そしてその山ごとにロット番号がつけられ、品質の管理に役立てられているというわけです。



蒸留機械の傍には直径1.5mくらい(ちょっと記憶があいまい)の穴がありまして、そこにセージを詰めていきます。できるだけきっちり、隙間ができないように詰めるのです。



ギュウギュウに詰めたセージを踏み固めているところ。これでもかこれでもかと踏むのです。わたくしの体重もしっかり貢献してきました。



きっちり詰まってかたまりのようになったら蒸留機械に移します。穴にあらかじめチェーンが敷いてあり、引き上げられるようになっているのです。



ここまで大掛かりな蒸留機械を初めて見たのですごくわくわくしました。実はこの日はイタリア到着の翌日でして午前中の座学では時差ボケでふらふらしていたのですが、ここではいきなり活動的になりセージの山に駆け登らんばかり(実際に登ってはおりません)。まことに現金な体調です。



蒸留された精油と芳香蒸留水は室内のタンクへたまっていきます。
あたりにはむわっと来るような濃厚な香りが立ち込めています。「動物的」と評された方もいらっしゃいましたがまさにその通り。ずっと以前調香教室でみた動物性香料のシベットがこんな感じだったような…(かなり記憶が怪しいですが)。こういう成分も持っているなんて植物って奥深い。



トラックが横付けされ蒸留後のセージを運びだしています。捨てるわけではなく、コンポストという肥料になるのです。無駄のないようにできているのですね。
ちなみにこの後はバスが迎えに来てくれていましたので歩かずにすみました。それから夕食に行ってまたもやぎっちり詰めこんだのです…。



こちらの工場で出来たハーブティーや浴用ハーブ、芳香蒸留水などをおみやげに買ってきました(写真はセミナールームにあったものです)。勿体無くて少しずつ使っています。デメターのラヴェンダー精油も仕入れてきましたのでかすみ屋でのアロマトリートメントにお使いいただけます。20mlビンなので当分もつと思いますがご希望の方はお早めに!
>> ご予約はこちらから (ちょっと商売っ気を出してみたりする)

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イタリア研修旅行報告/その6
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旅行記間延び気味ですみません。いつになったらミラノにたどり着ける(とりあえず最初と最後は時系列順と決めているのです)のか自分でもわからなくなってきましたが、スローペースでも頑張って最後までレポしますのでお付き合いよろしくお願いします。

さて、気候のいいピエモンテ地方には多彩なハーブが育ちます。畑だけでなく自生でぐんぐん育つのは本当に羨ましい限り。セミナー中や朝のお散歩などで撮り溜めてきた写真の中から一気にご紹介しますね(それでもほんの一部なんですけれど)。



エニシダの香りに触れることができたのは今回の大きな収穫でした。精油が存在することは知っていましたが、日本のエニシダは香りがほとんどない為まったくぴんとこなかったのです。
ピエモンテではちょうど花の盛りだったようで、あちこちに自生しているのを見ることができました。甘くブドウのような大変いい香りなのです。そこではじめて香料を採る花であることに納得がいきました。ちょっと摘んでこなかったのが心残りです。

  

写真左:クラリーセージの花
ラヴェンダー畑の脇に咲いていたのです。こんな立派なクラリーセージはじめて見ました!精油よりやわらかい香りです。
写真右:セントジョンズワート(セイヨウオトギリソウ)
精油もありますが、浸出油として有名なセントジョンズワート。聖ヨハネの草とされ、肩凝りや腰痛、神経痛などに効果をもたらすハーブです。またサプリメントやハーブティーの形で気分の落ち込みなどに用いられたりもします。



自生のヤロー(セイヨウノコギリソウ)。あちこちに見られました。
特に乾いた土を好むようでした。



これもあちこちに自生していたジャーマンカモミール。



こちらはジュニパー(セイヨウネズ)です。まだ実は熟れていませんでしたが、精油のあの香りというよりやっぱり「ジンだなー」と思いました(当然かじったのです)。これも少し摘んでくるんだった!

  

写真左:自生のローズマリーです。匍匐性ではなく上に伸びるタイプのもののようでした。畑でなくてもこんなに立派に育つなんてすごい(私は東京のアパートで何度枯らしたことか…)。
写真右:こちらは畑のヘリクリサム。カレープラントの別名の通り、生の葉は激しくカレーの香りがします。

  

香料植物というわけではないけど印象深かったもの2点。
左:真っ赤なヒナゲシ。あちこちで見かけました。本当に鮮やかな真紅の花でした。
右:別にワインが好きだからというわけではありませんが、朝日に輝くブドウ畑は本当に美しかった。ずっと見ていても飽きない眺めでした。



ある日の夕食後行われた夏至祭りのひとこま。皆で焚き火を囲み、自分の悩みや背負っているものを小枝などと一緒に投げこむのです。
それから古代エジプトに伝わるキフィの香を焚いたのですが、その時先生の歌っておられた不思議な物悲しいようなメロディーがまだ耳に残っています。何故キフィなのか質問するのを忘れたのですが、多分古代エジプトでも夕暮れに焚いたものであり、安らかな眠りを誘うものとされたからではないかと思っています。
この炎を飛び越えると1年健康で過ごせるのだそうで何名かチャレンジしていらっしゃいましたが、この日珍しくロングスカートだったわたくしはパスしました。安物とはいえ裾を焦がしては洒落になりません。


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イタリア研修旅行報告/その5
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えーまたバカでっかい写真ばっかりですみません。どうも小さいサイズだと上手く伝わらない気がしまして。読み込みに時間のかかる環境の方には申し訳ありません。

さて。



ここは何の畑とお思いになりますか?



あんまり良く撮れていないんですけれど、黄色い花がいっぱい咲いています。ってことはナタネ畑?



いえいえ、ペパーミントの畑なのです。
埋め尽くさんばかりにはびこっている、このナタネが雑草(デメター農法では「随伴草」と呼ぶそうです)なのですね。もちろん有機農法では除草剤を使いませんから、一つ一つ手で抜くこととなります。この広大な畑で…。気が遠くなりそうです。

この畑は見学に来ただけで我々の実習の対象ではなかったのですが、



勤勉な日本人たちはじっとしていられずナタネを抜き始めてしまいました。今日は除草具も持参していないというのに。幸いそんなに深く根をはる植物ではなかったので面白いように進んだのですね。



みるみるうちに我々の周りだけスッキリ。やっとペパーミント畑だということがわかるようになりました。



キレイになった畑で満足げに記念撮影。
講師のアヌサーティ先生は各国の見学客相手にセミナーをなさっていますので「●●人はリゾットを絶対に食べない」とか「△△人は1日3回泳がないと気がすまない」などのジョークのネタをお持ちなんですが、新たに「日本人はすぐしゃがみこんで草を抜き始める」というのを加えることにされたのだとか。



こちらが用意してもらっていた除草具。ホテルに置いてくる人も多かったのですが私は頑張って持って帰り実家のお土産にしました。



別の日にローズマリー畑の除草をしました。ここの随伴草はペパーミントとまったく違っていて、根がとても深くしっかりと張っていましたので除草具がないと到底無理でしたね。雑草が混じっていると当然精油の品質にも影響しますので除草は大事な作業です。こういう苦労の上にあの高品質の精油が作られているのですね(あっという間にバテていた私のいうことじゃないかもしれませんが…)。



途中でオーストリアのチームが見学にやってきました。
ちょっと遠目ですが上の我々の格好と比べてみてください。長袖、帽子、首にスカーフの日本人に対しタンクトップかキャミソール、しかしサングラスはしっかり着用のオーストリア人。対照的で面白かったです。白人でもないくせにすぐに帽子や上着を脱いでしまうばかものはわたくしですが。

驚いたのは畑に虫が少ないことでした。農薬をまったく使っていないとは思えません。日本の同程度の田舎だともういろいろ大変だと思うのですよ。相当な覚悟をしていたのですが拍子抜けし、同時にとてもうらやましく思いました。虫がつかないような工夫をされていることもあるのでしょうが、やはり湿度の違いが大きいのではないでしょうかね。

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イタリア研修旅行報告/その4
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また旅行記の間隔があいてしまって申し訳ありません。こんな調子じゃいつ完結できるのやら。
ちょっといろいろいエキサイトしてることがありまして!本当に悪い癖です。

さて、「このために生きてきた」第二段はラヴェンダーの畑に行ったこと。今年は異常気象で雨が降り続き、ラヴェンダーの開花が少し遅れたのだそうで、我々が訪ねたころにちょうど見ごろとなったのです。大変な思いをされた農家の方には申し訳ないですが実に美しい光景を見ることが出来、なにものにも替えがたい思い出となりました。



写真バカでっかくてすみません(思い入れの強さを物語っています)。
眺めていますとあの日の強い日差しや乾いた空気、それから爽やかな香気がよみがえってくるような気がします。







この時点で刈り入れにはあと少しといったところでした。精油をとるためにはある程度花が開いてないといけないのだそうです。逆にポプリやハーブティー用では蕾の状態が良いとされるとのこと。



まとめて摘んだラヴェンダー。後でみんなで分けましたが途中まで私が預かっていました。
この花束を抱えたわたくしはこれ以上ないほど幸福な顔をしていたそうですが、そりゃー当然というもの。この状態で不機嫌な方がおられたらお目にかかりたいですよ!



もしかしたらラヴェンダー・バンドルズができるかもとリボンと針を持参したのですが、バタバタしてあんまり時間がなく、ホテルでやっと1本だけ作りました。もうすっかり乾いて香りも甘くなっています。

今日はいつにもまして文章が適当です。こうやって改めてラヴェンダーの写真眺めていると胸が一杯になってしまうのですよ~。すみません。

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イタリア研修旅行報告また脱線
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イタリア旅行記続き…、といこうと思ったのですがまた脱線ですすみません。しかもややヘビーな内容です。ウラに書こうかとも思ったのですが、先方が多くの方に知って欲しいという希望をお持ちだそうですのでこちらに書かせていただきます。

さて、今回訪ねましたアグロナチュラ農業共同組合ではハーブティー、バスハーブ、エッセンシャルオイル、芳香蒸留水などを発売していますが、それらはまだ日本では入手できません。流通が始まっていないのです。確かに「アグロナチュラ」の商標で全国展開している化粧品やアロマグッズのシリーズがありますが、それらの商品はアグロナチュラ農業共同組合とは一切関係がないものなのです。少なくとも現状においては。

アグロナチュラ農業共同組合のサイトにはしっかり日本語バージョンがあるのですが、そこの「組合概要」というコーナーに以下のような文が掲載されています(ちなみにバラ摘みでお世話になったPiercarloさんのちょっとおめかしした写真も載っています)。
現在リンク切れのようです気づくのが遅れ失礼いたしました(2009年4月)。

2007年9月1日より、AGRONATURAは販売会社、東京(日本)の株式会社○○アインターナショナルへの自社商品の供給を差し止めました。現在○○アインターナショナルがAGRONATURAの商標を用いて販売している商品には、私たちの供給する原料(エッセンシャルオイル、芳香蒸留水、ハーブやその他の私たちのハーブより抽出した原料)が含まれておりません。
AGRONATURAは、○○アインターナショナルに対し、○○アインターナショナルが日本において登録したAGRONATURAの商標の取り消しを求め、裁判を起こしました。(中略)
近日中に、日本や他の諸国における新しい公式な販売会社の名前を皆様にお伝えいたします。AGRONATURAは自社の販売店の真摯な姿勢を皆様に保障できるよう、全力をつくしてまいります。

(検索に引っかかりたくないので日本の会社名は伏字にて。無駄かもしれませんが)。

別にイタリアで何か見聞きしたというわけではありません。研修期間中これに関しては一切触れられることはありませんでした。このような問題があることは帰国してから知ったのです。
なのでネットで得られた情報がすべてなんですが、事実だけを簡潔にまとめるとこのような形になると思います。

・最初は○○ア社はアグロナチュラ農業共同組合から原料供給を受けていた。
・それが昨年(?)何らかの事情で決裂、アグロナチュラ農業共同組合は○○ア社への原料供給をストップ。
・現在○○ア社はアグロナチュラ農業共同組合非加盟の会社(もしくは農家)の原料で商品を作っている。
・しかし○○ア社は既に日本で「アグロナチュラ」を商標登録しており、現在もその名前で自社商品を販売している。
・その商標取り消しを求めてアグロナチュラ農業共同組合が裁判を起こしている。


○○ア社の「アグロナチュラ」製品には多くのファンがいらっしゃいますし、私がイタリアで購入したアグロナチュラ農業共同組合の製品もとても品質の良いものでした。どちらが消えるというのではなく、両方が日本で入手できるという状況が最も望ましいと思います。できるだけ早く、双方に納得の行く形で問題が解決して欲しいものです。

もし何か新しい情報が入り、それが納得できるものでありましたら訂正部分を明記の上再アップしたいと思います。万一この記事もしくはその一部が説明なく削除されることがありましたら何かあったとお考えください(自意識過剰かもしれませんが)。

もう1つ念のため。この件に関して私が他の方のブログにコメントしたり、メールを差し上げたりすることはありません。もしそういうことがあったとしたら悪質な悪戯です。ご注意お願いします。

○○ア社関係者と思われる方のブログでは、「アグロナチュラ農業共同組合に問題があり自分たちから取引を打ち切ったのだ」とありました。しかしあくまで個人的な意見ですが、もしそのような問題のある団体ならば、Primavera Life社も取引をやめているはずだと思うのですよ。そういうことは自分たちの評判にもはねかえってくるのですから。しかし変わらずパートナーシップを結んでいるどころか見学ツアーまで開催して世界各国からお客を送り込んでいます…。うーん。

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イタリア研修旅行報告/その3
やっとイタリア旅行記本編の続きです。脱線したり他の記事書いたりとグズグズしてるものですからわたくしのやる気をお疑いの方も多いかと思われますが絶対完結させますから!やるときゃやりますから!(やらないときはなんもやらんのですがね…)

今回の目的は、イタリアのオーガニック農業共同体であるAGRONATURAの農場を訪問すること。1986年に設立されたこの組合には現在約50軒ほどの農家が加入しており、ピエモンテ州スピーニョ・モンフェラートを拠点として計400ヘクタール以上に及ぶ農地で有機農法を実践しています。そこで栽培される香料植物は最も審査が厳しいといわれるデメーター認定をクリアし、世界各国で高評価を得ているのです。その主要な取引先がドイツのPrimavera Life。17年に及ぶパートナーシップを結んでいます。
この研修旅行はPrimavera Lifeとその日本の総代理店である㈱ヴィーゼの共同企画により実現しました。なので講師の先生はドイツ人。当然セミナーはドイツ語、時々どこの国に居るのかわからなくなったものでした。まあわけがわからんのは何語でも同じなんですけれどね。

ここで我々は精油の蒸留所を見学したりあちこちの畑を訪ね歩いて香料植物をみたり、と様々な貴重な体験をさせてもらったわけですが、中でも特筆すべきなのが香料用バラの摘みとりをさせてもらったこと!興味のない方には「だから何?」ってことなんでしょうが、この道の方だったら一度でいいから体験してみたいことの1つです。本来予定には入っていなかったのですが天候などの諸条件がうまく一致しやらせていただけることとなったのです。もうこのために来た!っていうかこのために生きてきた!とばかりに盛り上がったのは言うまでもありません。



バラの畑です。ゆるい丘陵にありました。園芸用よりずっと小さいピンクの花が見え隠れしています。これを摘むのです!



貴重な4ショット。
右からAnusati Thumm氏(Primavera Life講師)、㈱ヴィーゼの手塚千史氏(ドイツ語通訳)、AGRONATURAのボスであるPiercarlo Dappino氏、左端の女性がイタリア語⇔ドイツ語の通訳さん(すいませんお名前を失念してしまいました)。

畑の解説をしてくださるのはもちろんPiercarlo Dappino氏ですが、英語はあまりお得意でないのかこの日だけ通訳さんを依頼されたのです。なのですべてイタリア語→ドイツ語→日本語という順序。面倒な伝言ゲームであったことと思われます…。



今回摘んだのはローザ・センティフォーリア Rosa centifolia
はさみなどは使わず素手で花の根元を持ち軽く折り取るようにして摘みます。



みんな夢中で摘んでいます。わたくしも夢中でしたので写真があんまりありません。



Piercarlo Dappino氏が別の畑からロサ・ダマセナ Rosa damascenaをとってきて見せてくださいました。
バラの摘み取りは精油成分の揮発を考慮し早朝行われるというイメージがありますが、我々が現地に到着したのはすでに朝9時すぎ(10時近かったかも)。それからの摘み取りで大丈夫なのかと思いましたが、センティフォーリアはこれくらいの時間に摘んでもちゃんと精油成分は残るのだそうです。ダマセナはやはり早朝でないと駄目だとのこと。



工場へ運ぶため、皆が摘んだ花を集めています。それはもう素晴らしい甘い香りで、このカゴ1つ奪って逃げ出したいほどでした(何処へだ)。



こちらは別の日に工場で見ました、ドライになった薔薇のつぼみ。
ハーブティーやポプリ、バスハーブの材料にするためのものです。

一昔前までは水蒸気蒸留するのがダマセナで、センティフォーリアは溶剤抽出みたいな区別があった気がするのですが今はかなり曖昧なようですね。こちらの工場でもセンティフォーリアを水蒸気蒸留されていました。主に芳香蒸留水を採るためのようで、精油の採取も試験的に行ってはおられるもののまだ商品化には至ってない様子です。

AGRONATURAのブログにこのときの様子が掲載されています。この日はラヴェンダーの畑にも行ったのですが、その話はまた後日。暑がって帽子や上着を脱いでしまった私の姿も小さく写っております。

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イタリア旅行番外/マドンナリリーを求めて 2
まだラヴェンダー祭り開催中。意外と保ってくれています。さすがに生花としてはどうなのかという感じではありますが、クラフト作りには大丈夫なレベルです。ご希望の方は是非!


またもや旅行記でなくてすいません(ちゃんと書く気はありますから!)。
先日のマドンナリリーの記事の続報です。
ラヴェンダーが届いたと言っちゃ舞い上がり、蓮が見ごろと聞けば見に出かけ、百合が開いたと自転車を飛ばし…。最近妙に忙しいです金にならんことで。風流というか酔狂というか。

もうマドンナリリーは終わっていますといわれたにも関わらず聖書植物園に出かけ、別のマドンナリリーと称する百合の蕾を見つけたことは前回書きました通り。その蕾がいよいよ開きそうだと聞きつけ(うちの親は関連教会の関係者なものであの辺詳しいのです)、照りつける日差しの中出かけて参りました。帽子手袋嫌いのわたくし、せめてもと長袖着用の上日焼け止めをしっかり塗って西新まで自転車を飛ばします。最短距離を検索したつもりがお約束のように曲がり角を間違えやや遠回りになったことなんか別にいいのです。丁度いいカロリー消費でしたから!

目指す花壇は博物館の前、学生さんに混じって自転車を停めていますと見えてきました。



堂々と白い花びらを広げています。美しいですがやはり私がイタリアでみたものとは違うようですね。こんなにふちがヒラヒラではありませんでした。
香りはほのかに涼しく甘く、そのあたりは似てなくもなかったです。しかし顔をかなり近づけてようやくわかるという程度だったのが残念。早朝だったらもっと強く感じるのかも知れませんが。
前の記事にも書きましたが、ここの植物園は聖書の世界を体感することを主眼としていますから、ほんもののマドンナリリーとは違うなどと野暮なことを言いだす気はありません。これはこれで綺麗ですし十分目的にかなっていると思います。

しかしやはりあのユリを日本で育てるのは無理なのでしょうかねえ。イタリアではあんなに無造作に生えていたのですが。やっぱり湿度の問題かなあ。日本の田舎に比べると虫も少なかったし。

おまけ:
帰り道に福岡市美術館のそばを通りかかりましたので、ボストン美術館 浮世絵名品展を見てきました。

 

なんでもボストン美術館は浮世絵に関しては世界一といわれる収蔵数と質を誇っているのだそうですね(本家本元たる日本が世界一でないのが情けないですが)。これでもかと有名どころの絵が展示されていて驚きました。
現代より画材の種類は少なかっただろうになんであんなに粋な色使いができるのか。絵に興味のない方も見ておく価値があります。8月終わりまでやってますので是非。

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イタリア旅行番外/マドンナリリーを求めて
旅行記中断のままですみません。今回は番外で前回のマドンナリリーの記事の続きです。帰国後ざっと調べてわかったことを書いておきます。

手元の資料によりますと、マドンナリリーLylium candidum L.は地中海沿岸から西アジア地域に分布し、ヨーロッパの庭園で最も古くから観賞用にされていたユリとのこと。聖母マリアの純潔の象徴として扱われるようになったのは13世紀くらいからのことで、17世紀には処女懐胎をテーマとする絵画にはこのユリを描くことを命じた教皇布告まで発せられたほど。聖母信仰の高まりと共に、キリスト教社会で不動の地位を確立した花だったのです。
そしてやはり精油を採取する花であるとの記述もありました。確かにあの香りからしてみればうなずける話ですが、現在でも行われているかは不明です。素晴らしい香りでしたがあまり長持ちしませんでしたので精油成分はあまり多くなかったようです。ホテルに帰る短い間にも香りはどんどん薄れていきましたから。あれでは精油を採るのに相当の花が必要でしょう。だったら合成で再現した方が簡単という結論になるのではと思うのです。

さて、どうも日本で育てにくいらしいマドンナリリー、それでもどこかにないものかと検索してみたところヒットしたのが聖書植物園のサイト。福岡市早良区の西南学院大学では、聖書に登場する植物約60種類がキャンパス内に集められているのです。その中には香料植物も多く含まれているので、以前から訪ねたいと思っていたところでした。そこにマドンナリリーも植えられているというのです。

こんな近くにあったなんてラッキー!と事務局に電話して開花状況をお尋ねしたところ、残念ながら今年のマドンナリリーの花はもう終わっているとのお話。6月初旬~中旬が盛りのようです。まあしょうがないですよね。あの涼しいイタリアの山中でもう咲いていたのですから日本はもうちょっと早いですよね…。ちなみに問い合わせの際「日本で栽培が難しい花と訊いていますが」と質問してみましたところ、やはり専門の種苗業者さんに管理を依頼されているとの事でした。土とか水遣りとか難しいものなのだろうなと思います。

まあマドンナリリーが散ってしまっててもいいや、他にも見たかった植物があるしこの機会に、とその数日後訪ねてみました。暑い暑いといいながらこういうことには妙にフットワークが軽いです。



電話でお答えいただいた通りマドンナリリーは完全に終わっていました。ちょっとくらい花びらが残ってないかなという期待もむなしく終わりました。来年を楽しみにするしかないようです。



他の植物を見て廻っているうちにもう1つユリを見つけました。こちらはまだ蕾です(ここの園では1つの植物が一箇所にあるとは限らないのです。他にもあちこちでこのような例をみました)。
表示板にはやはり「マドンナリリー」とありましたが、上の写真のユリとは品種が違うようですね。もちろんこちらの植物園は学術的に云々というより聖書の世界を感じるのが目的なのですからそういうことを持ち出すのは野暮とわかっているのですが。

茎や葉を比べた限りでは、両方とも私がイタリアで見たものとは少し違うようです(強いて言えば花が先に終わっていたユリの方が近い気がします)。あちらのものはもっと茎が細く、葉も上を向いていました。ハサミをもっていなかったお爺ちゃんが難なく手で折ったのですし、私たちは帰り道で枯れた葉をむしりながら歩いたのです。ここのユリでそれをやるのはちょっと大変な気がします。

まあ、まったく同じユリでなくても良いのです。少しでもあのマドンナリリーの面影をみることができるのならば。現在蕾のユリももう少しで花開きそうです。香りを確かめにまた近いうちに訪ねたいと思っています(我ながら本当に物好きですね…。暑いのに)。



今回嬉しかったのがギンバイカ(マートル)の花が残っていたこと。聖書では「ミルトス」の名で知られている花です。あまりメジャーな精油ではないようですが、大変いい香りなので私は良く使います。
もう少し大きい花かと思っていましたら親指くらいの可愛らしい花でした。精油よりもったりした重い香りでした。



こちらはアーモンドの実。もう少ししたら果実がはじけて収穫時期になるのでしょう。



鉢植えになっていたシナモン(肉桂)。よそで見たものより少し葉っぱが丸いような気がします。

ここでは植物がまとまった形で植えられておらず、キャンパスのあちこちにちらばっている形ですので見て歩くだけでも結構な運動になりました。暑い日にお越しになる時には日傘か帽子をお忘れなく。

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福岡市中央区大名でひっそりとアロマサロンをやっています。エッセンシャルオイルに限らず、いい香りのお話が大好物です。香水作りのワークショップ、セラピストさんの勉強会なども時々やっています。
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