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福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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11月のレシピ/トリートメントオイル
またもやレシピアップが遅くなってしまいました。
随分と冷え込むようになってきましたのでとにかく温まる、かつ香りも良いトリートメントオイルのブレンドです。

材料:スイートアーモンド、ホホバオイルなどの植物オイル 大さじ1杯(約15ml)
精油 3滴程度
足、腕、お腹など一通りセルフケアするには十分の量です。
シアバターがあれば小さじ1/2〜1杯くらい加えると、保湿力もアップします(その場合は精油を加える前に湯煎か電子レンジで溶かしましょう)。


下記はブレンド例です。

レモン 2滴
ジュニパー 1滴

むくみの気になる脚のケアに。
レモンを1滴にしてパインニードルを加えてもいい香りです。

マンダリン 1滴
レモングラス 1滴
ジンジャー 1滴

足先が冷えて仕方ない時などに。レモングラスとジンジャーで最強なくらい温まると個人的には思います。ただこの2つは皮膚を刺激することがありますので弱い方はご注意ください。

グレープフルーツ 2滴
ローズマリー 1滴

スッキリした香りで朝に良さそうなブレンド。
グレープフルーツはある種のお薬の作用を亢進するといわれ、またローズマリーは血圧上昇作用を持ちます。服薬中の方、血圧が高めの方はこのブレンドをお使いにならないようお願いします。

オレンジ 1滴
ゼラニウム 1滴
ブラックペッパー 1滴

ややエキゾチックな香り。お腹のトリートメントに向いていると思います。
ブラックペッパーをイランイランかクラリーセージに替えるとPMS対策オイルにも。

保存する場合は遮光ビンに入れ、冷暗所に置いて二週間程度を目安に使い切りましょう。
大変恐れ入りますが、このレシピを使用したことによるトラブルの責任は負えません。ご使用は自己責任においてお願い申し上げます。

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キンモクセイのクリーム


ようやく福岡でもキンモクセイが咲き始めました。
いつもこちらに帰ってくるのは夏か冬だったので、福岡の秋は久しぶり、いつ咲いてくれるやらと心待ちにしていたのです。今年は9月にキンモクセイ香水作りをやったので、その準備も含めると3ヶ月近くキンモクセイにどっぷり浸った日々をおくりました。いよいよ生花の香りでフィナーレといったところですね。
残念ながら、私の住むあたりにはめぼしいキンモクセイの木がありません。大きな公園も近く、木々は沢山あるのですが惜しいことにキンモクセイがない。東京ではあちこちで見かけたのに寂しいことです。てくてく探し歩いたあげく道端にぽつんと植わっていたこの木をみつけ、ようやくゆっくり香りを味わうことができました。甘いけどしつこくない香りが日本人に好まれるのでしょう。まだつぼみのようでしたから、もうしばらくを楽しめることと思います。

折角この時期だから、とオスマントゥス(キンモクセイ)精油でクリームを作ってみました。資料を作っていた際、この精油がスキンケアに適していると書かれたのを思い出したのです。

レシピはこちら。
プリマライフのオスマントゥス精油はアルコールで希釈されているので、アルコールアレルギーの方には向きません。

ネロリの芳香蒸留水 25ml
ローズヒップオイル 5ml
ホホバオイル 2.5ml
植物性乳化ワックス 大さじ1/2
蜜蝋 大さじ1/4
オスマントゥス精油 3滴


さらっとしたクリームになりました。
生花の香りとはまた違いますが、濃すぎないいい香りです。
一応写真も撮ったのですが、ピンボケしていたので割愛します。いっつもこんなですねー。



●かすみ屋のフレグランスワークショップ
初秋のキンモクセイ香水づくり

効能にとらわれず、またスピリチュアルな観点とも違う、精油を純粋に「香りの素材」として扱うワークショップです。トップ、ミドル、ラストのバランスを考えて、本格的なオーデコロンを作りましょう。

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10月のレシピ/ロールオンボトル用ブレンド
またもやレシピアップが遅くなって申し訳ありません。


(アフィリエイトへのリンクです。お嫌いな方には申し訳ありません)

植物オイルに精油をブレンドし、どこにで持ち歩けるロールオンボトル。先端のローラーで首筋や手首の内側にちょっとだけ塗布することができます。出先での気分転換、リラクゼーションにどうぞ。ラスト(ベース)ノートの精油が入っていないので、香水ほどは香りが残りません。

今回、精油は2%濃度でブレンドしています。大抵の方には大丈夫な濃さと思いますが、念のため皮膚の弱い方はご注意を。不安な場合は植物オイルを倍量にして2本つくってみるなどしてください。

材料:
・ロールオンボトル
・精油4滴程度
・ホホバ、スイートアーモンドなどの植物オイル 10ml
(ボトルによっては9ml程度にしておいた方が良いものもあるようです)

下記はブレンド例です。

●リラクゼーション NO.1
マンダリン 1滴
ネロリ 1滴
ラヴェンダー 2滴
マンダリンの代わりにオレンジでも。緊張をほぐす香りです。

●リラクゼーション NO.2
オレンジ 2滴
ゼラニウム 1滴
ローズ 1滴
ローズをジャスミンやイランイランなどフローラル系の精油に替えてみても良いです。

●スッキリ NO.1
ペパーミント 2滴
ローズマリー 1滴
ラビンツァラ 1滴

●スッキリ NO.2
カユプテ 2滴
スペアミント 1滴
ユーカリ・ラジアタ 1滴

しゃきっとしたい時のブレンド例。
これらのうちいくつかをお持ちでしたらご自身でブレンドを組み立ててもOKです。どんな風に組み合わせてもそれなりの香りになります。

バッグでもポケットでもらくらく入るサイズのロールオンボトルでいつでもどこでも気軽に精油の香りを楽しみましょう。上記アフィリエイトリンクからもお求めいただけますが、かすみ屋にも在庫がございます。ご来店の折にお気軽にお申し付けください。

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9月のレシピ/重曹の歯磨き粉
レシピアップが遅くなって申し訳ありません。

私は自然食のお店で手に入る「石鹸歯磨き」をメインに使っていますが、重曹歯磨きも簡単だし好きな香りに出来るのが楽しいのでよく作ります。泡が立たないので最初は物足りないかも知れませんがとてもさっぱりしますよ。今はもう市販の合成界面活性剤使用の歯磨き粉は使う気になれなくなってしまいました。後味が気持ち悪くて仕方ないのです。

材料:
重曹:小さじ1と2分の1
グリセリン:小さじ1
粗塩:小さじ2分の1

よくかき混ぜて精油を加えて出来上がり。粗塩無しで重曹小さじ2で作ることも。
いつも30mlのクリーム容器に作ります。このくらいの量がかき混ぜやすいのです。かわいい陶器の容器に入れている方もいらっしゃいますね。

精油はいつも2滴程度で、たいていペパーミント、スペアミント、レモン、ティーツリーなどを使います。この範囲ならばどう組み合わせてもいい香りですし、「いつも身近にある」「特に清潔感を持つ香りである」、それから「口に入れたとき刺激が強すぎない」というのも重要なポイントです。

歯周病などを防止する働きがあるといわれるクローブや没薬(ミルラ)を使った歯磨き粉のレシピを時々見かけますが、これらはかなり強烈な香り、気をつけないと辛いことになります。こうしたアロマクラフトの場合、効能で精油を選ぶことが圧倒的に多いようですが(それも大事ですけど)、歯磨きは口に入れるものですから香り(というか味)も重要な要素です。まずいのを我慢して歯磨きするのも悲しい話ではないでしょうか。
これら強い香りの精油はこのレシピで1滴使うと多すぎです。こういうほんのちょっとだけ使いたい、という場合に「ガラス棒ひとすくい」という方法があります。精油瓶のドロッパーをはずしてガラス棒(消毒済)の先に直接精油をつけ、それでそのまま材料をかき混ぜるというやり方。そうするとほんのちょっとだけ香りをつけることができるのです。私はミクロスパチュラの先の薬匙のようになった部分でひとすくいして加えています。

例えばこんな感じ。

レモン 1滴
ペパーミント 1滴
没薬をガラス棒にひとすくい


または

スペアミント 1滴
ティーツリー 1滴
クローブをガラス棒にひとすくい


下記はちょっと目先を変えようかなと最近作ったブレンド。

ベルガモット 1滴
オレンジ(またはレモン) 1滴
クローブ ガラス棒ひとすくい

クローブの代わりに没薬でも。スパイス系にはなんといっても柑橘系が合いますね。

マヌカ 1滴
ラヴェンダー 1滴

「ニュージーランドのティーツリー」と言われるマヌカ、歯磨きに使う方がいらっしゃるようでしたので試してみました。すっきりさっぱりとは違いますがこれもなかなか。とりあえず何にでもラヴェンダーをブレンドしてみるというマイルールが思わず発動してしまったんですが、素直にレモンにしておけば良かったかも。

歯痛、歯茎の腫れなどにも精油は威力を発揮します。ティーツリーなどを綿棒の先で歯茎に原液塗布という方法が知られていますがこれはあくまで歯医者さんに行くまでの一時しのぎと考えてください。忙しかったもんで歯痛を精油でだましだまし過ごしているうちにとうとう抜く羽目になってしまった阿呆はわたくしです。



何度もすいません。ワークショップの宣伝です。

かすみ屋のフレグランスワークショップ
初秋のキンモクセイ香水づくり
日時:9/21(金)または9/22(土) 14:00〜16:00 (全1回)

効能にとらわれず、またスピリチュアルな観点とも違う、精油を純粋に「香りの素材」として扱うワークショップです。トップ、ミドル、ラストのバランスを考えて、本格的なオーデコロンを作りましょう。

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8月のレシピ/夏のアロマバス
8月のおすすめレシピはアロマバス(すいませんありがちで)。

用意するもの:
重曹大さじ2(粗塩、コーンスターチなどを加えてもよい)
ジャムの空き瓶など口が広めのガラス瓶
精油 5〜6滴

使い方:
・蓋つきの瓶に重曹大さじ2杯程度を入れる
・精油をたらす
・蓋をしてしゃかしゃか振る そのまま風呂場へ
・まず湯船に重曹の半分を入れて入浴し、途中で残りを足す

精油は水に溶けませんので、何らかの基剤に混ぜてお湯に入れるようにしてください。
蓋つきの瓶を使うのは混ぜる手間を省き、中身を2回に分けて使うことができるためです。
面倒だったら最初に全部入れてしまっても大丈夫ですが、終わりごろには香りが飛んでしまっているかもしれません。途中から足す方式にしておけば最後まで香りを感じながら入浴できると思います。
キャリアオイル(植物オイル)に精油をたらしてバスオイルに、というレシピを時々見かけますが個人的にはおすすめしません。ぬるぬるして掃除が面倒です。滑りますし。

●森林浴系
ローズマリー 3
スコッチパイン 2
ジュニパー 1
私が「ヤニ風呂」と呼ぶ類の香り。ヤニはヤニでもタバコにあらず。樹木のヤニです。

●柑橘+ジンジャー
オレンジ 3滴
レモン 2滴
ジンジャー 1滴
南国っぽい雰囲気に(と、勝手に思ってます)。レモンは光毒性があるので入浴後日光に当たるとシミになる心配があります。絶対に夜のお風呂でお願いします。
また、ジンジャーはとても体をあたためてくれる精油ですが、皮膚を刺激することがあるので少なめに。1滴でも十分香ります。

●エキゾチック
イランイラン 3滴
ゼラニウム 2滴
ブラックペッパー 1滴
個人的にイランイランはスパイス系の精油ととても合うと思うのです。ゼラニウムで甘さをアップして。ブラックペッパーも刺激を感じることがあるので控えめに。

●冷え冷え
ペパーミント 3滴
ラヴェンダー 2滴
あっためましょうとか散々言っといて自分が一番よく使うのはこの組み合わせ。ぬるま湯にペパーミントが入るとヒヤッとしてすごく涼しいお風呂になるんです。変な比喩ですが、大きな氷が背中に当たってる感じ。暑いときはこのお風呂で唸っています。ラヴェンダーの代わりにティーツリーにするとシャープでスッキリ感がアップします。

冷たい飲み物や冷房により、夏の体は予想以上に冷えています。たまにはゆっくりお湯につかりましょう。夏バテの予防にもつながります。



何度もすいません。ワークショップの宣伝です。

かすみ屋のフレグランス講座
フランジパニの夏香水作りワークショップ
日時:8/5(日)または8/6(月) 14:00〜16:00 (全一回)

効能にとらわれず、またスピリチュアルな観点とも違う、精油を純粋に「香りの素材」として扱うワークショップです。トップ、ミドル、ラストのバランスを考えて、本格的なオーデコロンを作りましょう。

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7月のレシピ/夏のルームスプレー
サロンサイトのトップにその月のおすすめレシピを掲載しようと思いたちまして、どうせだったらブログの方にもうちょっと詳しく書こうかなということになりました。比較的ポピュラーな、手に入れやすい精油のレシピをご紹介するつもりではおりますがたまにマニアックなものも混じるかもしれません(例によって行き当たりばったり)。

7月ご紹介しますのは夏のルームスプレーです
(梅雨の…、と思ったんですがもうすぐ明けますしね)。

作り方:無水エタノール20mlに精油を加え、よくかき混ぜてスプレーボトル(ガラス製のもの)に入れて使用します。火気は絶対に避けてください。アルコールに水を8:2の割合で加えることもできます(その場合はアルコールに精油を混ぜてから水を加えます)使用時には皮膚にかからないようご注意ください。

●柑橘系1
 レモン    2滴
 オレンジ   3滴
 ベルガモット 3滴
 ゼラニウム  2滴
ゼラニウムの代わりにレモングラス、リツェアクベバなどでも良いです。柑橘精油の保留剤的役割を果たし、同時に全体の香りに深みを与えます。

●柑橘系2
 ライム     3滴
 マンダリン(緑) 2滴
 ベルガモット  3滴
 ラヴェンダー  2滴
やや渋めで落ち着いたタイプの柑橘系ブレンドです。ラヴェンダーの代わりにサイプレスでも。

●ミント系
 カユプテ   2滴
 ペパーミント 4滴
 スペアミント 2滴 
 ティーツリー 2滴
甘さより清涼感、清潔感を重視したブレンド。カユプテの代わりにユーカリやローズマリーでも。

●森林浴系
レモン     3滴
ローズマリー  3滴
スコッチパイン 2滴
グランドファー 2滴
樹木系精油がメインのときも柑橘系を組み合わせるのが好きなんです。これがないと重くなりすぎることが多い。グランドファーが手に入らなければジュニパーでも。傾向は変わりますがいい香りです。

いずれもさっぱりした香りのブレンドです。
それほど目新しいものではありませんが、何かの参考になれば幸いです。

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プロフィール
NAME:  かすみはら(かすみ屋)
福岡市中央区大名でひっそりとアロマサロンをやっています。エッセンシャルオイルに限らず、いい香りのお話が大好物です。香水作りのワークショップ、セラピストさんの勉強会なども時々やっています。
mixiコミュニティ:Aromahausかすみ屋
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