福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/22/Friday
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フランスのアロマセミナー
2007/07/18/Wednesday
先日フランスで活動なさっている方のアロマセミナーが近所で開かれましたので受講してきました。先生が福岡ゆかりの方で、年一回いらした際に行われるもののようです。これがとても充実の内容で、ここまでのものが東京まで行かずとも受けられるというのは本当にありがたい。次は来年といわず何回でもやっていただきたいものですが…。
私は今「フランス式アロマ」と言われる協会の勉強をしていますが、実際にフランスで精油がどのように扱われているかについてとても興味がありました。たくさんのことをお話しいただいた中でわかったのは以下の通り。
・治療として精油を処方するためには医師免許が必要
・指圧など他の療法に取り入れる(この先生は指圧師さんでした)、
個人でアロマ教室を開く、などはOK。勿論基礎的な知識があることが条件。
・座薬になるタブレット(?)などが販売されており、任意の精油を垂らして使用したりも出来る。
「フランスでは薬として」とあんまりあちこちで言われてるもんだからもしかして医師の処方箋がないと買えないのかしらと思ってましたが、そういうわけじゃないんですね。万一日本で精油が薬として認可されるなんてことになったらすべて薬事法の管轄となり、医療関係者でないと入手できなくなってしまうだろうと思うのですが、あちらの法律ではそうはならないのですね。
ちなみに私の知る範囲でのドイツの現状は下記の通り。アロマテラピー(療法)とアロマケア(日常のケア)が厳重に区別されています。参考サイトはこちら。
・アロマテラピーが行えるのは(つまり治療目的での使用)医師または
ハイルプラクティカー(自然療法士)だけ。
・アロマケアは看護、介護やホームケアの目的でそれに関わるすべての人が行える
英国の現状も知りたいと思っていますが今のところ機会がありません。リラクゼーション、メンタル的な研究が主と言われていますが、病院で使われていたりもするようですしね。
さて、フランスのアロマと聞いてお気づきのかたもいらっしゃるでしょう。あちらでは精油の内服が普通に行われているのです。先生のデスクの脇に角砂糖を盛ったうつわがあり、一見途中のティーブレイク用に思えたのですがさにあらず、精油を垂らして食するためのものなのですね。食べてみたい人いますか〜とのお声に手を挙げた私がいただいたのはクローブとラビンツァラを落とした角砂糖。元気になるブレンドだそうです。確かにすばらしくしゃきっとなりましたが口の中がしばらくびりびりしていました(真似なさらぬよう)。
実は私は内服に関してあまり抵抗がありません。習いはじめのころ結構やっていたからかもしれません。アロマのブームの始まりの頃は資料というと海外の翻訳本しかありませんでしたから、内服についても普通に書いてあり、その内容を授業でやる先生もいらしたのですね(トシがばれそうですがアロマ検定のはじまるずっと以前のことだったんじゃないかと思います)。やっぱりその時も角砂糖でした。
それからしばらく離れたりまた気まぐれに始めたり、ということをしてて本格的に仕事にしようと思ったときにはどちらをむいても内服は絶対ダメという状況でした。なのでどういう経緯で禁止されていったのかはっきりとは知らないのです。問題が起きてからでは困るから全面禁止にしちゃおうという感じなのかなと思います。
しかしまあ自分でやることと他人にお勧めすることはまったく別です。おわかりとは思いますが私が平気だから自分も、とは考えないでくださいね。特にこれから子供を望まれる方は(遺伝子レベルで影響するという説を聞いたことがあるのです)。
セミナー中、信頼できる精油メーカーの条件として成分分析表の添付が挙げられました。しかしこれは日本では大事だろうからということで先生が条件に加えたとのこと、実際にフランスで成分表成分表とありがたがる人はあまり多くないのだそうです(医療現場レベルではどうなのか未確認ですが)。確かに私もドイツの病院で、看護師さんの詰め所の戸棚を開けるとプリマライフ精油のビンがズラッと並んでいるのを見ました。このメーカーも成分分析表はありません。それでもドイツの病院で使用されている、対するに日本では成分表がないと医療機関に売り込みにくいという現状、気質の違いといえばそれまでですが。
あまりの受講料のお安さに少し不安もあったのですが、今回のセミナーは収穫でした。少しずつでもクオリティの高いセミナーが福岡で行われるようになって欲しいと思います。
私は今「フランス式アロマ」と言われる協会の勉強をしていますが、実際にフランスで精油がどのように扱われているかについてとても興味がありました。たくさんのことをお話しいただいた中でわかったのは以下の通り。
・治療として精油を処方するためには医師免許が必要
・指圧など他の療法に取り入れる(この先生は指圧師さんでした)、
個人でアロマ教室を開く、などはOK。勿論基礎的な知識があることが条件。
・座薬になるタブレット(?)などが販売されており、任意の精油を垂らして使用したりも出来る。
「フランスでは薬として」とあんまりあちこちで言われてるもんだからもしかして医師の処方箋がないと買えないのかしらと思ってましたが、そういうわけじゃないんですね。万一日本で精油が薬として認可されるなんてことになったらすべて薬事法の管轄となり、医療関係者でないと入手できなくなってしまうだろうと思うのですが、あちらの法律ではそうはならないのですね。
ちなみに私の知る範囲でのドイツの現状は下記の通り。アロマテラピー(療法)とアロマケア(日常のケア)が厳重に区別されています。参考サイトはこちら。
・アロマテラピーが行えるのは(つまり治療目的での使用)医師または
ハイルプラクティカー(自然療法士)だけ。
・アロマケアは看護、介護やホームケアの目的でそれに関わるすべての人が行える
英国の現状も知りたいと思っていますが今のところ機会がありません。リラクゼーション、メンタル的な研究が主と言われていますが、病院で使われていたりもするようですしね。
さて、フランスのアロマと聞いてお気づきのかたもいらっしゃるでしょう。あちらでは精油の内服が普通に行われているのです。先生のデスクの脇に角砂糖を盛ったうつわがあり、一見途中のティーブレイク用に思えたのですがさにあらず、精油を垂らして食するためのものなのですね。食べてみたい人いますか〜とのお声に手を挙げた私がいただいたのはクローブとラビンツァラを落とした角砂糖。元気になるブレンドだそうです。確かにすばらしくしゃきっとなりましたが口の中がしばらくびりびりしていました(真似なさらぬよう)。
実は私は内服に関してあまり抵抗がありません。習いはじめのころ結構やっていたからかもしれません。アロマのブームの始まりの頃は資料というと海外の翻訳本しかありませんでしたから、内服についても普通に書いてあり、その内容を授業でやる先生もいらしたのですね(トシがばれそうですがアロマ検定のはじまるずっと以前のことだったんじゃないかと思います)。やっぱりその時も角砂糖でした。
それからしばらく離れたりまた気まぐれに始めたり、ということをしてて本格的に仕事にしようと思ったときにはどちらをむいても内服は絶対ダメという状況でした。なのでどういう経緯で禁止されていったのかはっきりとは知らないのです。問題が起きてからでは困るから全面禁止にしちゃおうという感じなのかなと思います。
しかしまあ自分でやることと他人にお勧めすることはまったく別です。おわかりとは思いますが私が平気だから自分も、とは考えないでくださいね。特にこれから子供を望まれる方は(遺伝子レベルで影響するという説を聞いたことがあるのです)。
セミナー中、信頼できる精油メーカーの条件として成分分析表の添付が挙げられました。しかしこれは日本では大事だろうからということで先生が条件に加えたとのこと、実際にフランスで成分表成分表とありがたがる人はあまり多くないのだそうです(医療現場レベルではどうなのか未確認ですが)。確かに私もドイツの病院で、看護師さんの詰め所の戸棚を開けるとプリマライフ精油のビンがズラッと並んでいるのを見ました。このメーカーも成分分析表はありません。それでもドイツの病院で使用されている、対するに日本では成分表がないと医療機関に売り込みにくいという現状、気質の違いといえばそれまでですが。
あまりの受講料のお安さに少し不安もあったのですが、今回のセミナーは収穫でした。少しずつでもクオリティの高いセミナーが福岡で行われるようになって欲しいと思います。
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NAME: かすみはら(かすみ屋)
SITE: Aromahausかすみ屋
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