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福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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頑張っている福岡市植物園
先日の福岡市植物園で芳樟を発見した記事の番外のようなものです。
ぶらぶら歩き回っていましたら、結構面白いハーブが植えられていたのでいくつかご紹介します。以前訪れた際にはここまでなかった気がしますので、方針が変わったのでしょうか。

レモンユーカリ

レモンユーカリ。その名の通りレモンのような香りのするユーカリの一種。ユーカリレモン、ユーカリ・シトリオドラ等とも呼ばれます。レモンナントカと名がつく植物は大抵そうですが、精油は虫除けの作用を持ちます。かなり強い香りなのでブレンドの際は量に気をつけないといけない精油の1つです。

レモンゼラニウム

レモンもの続きます。こちらはレモンゼラニウム。残念ながら精油は存在しないと思います。上のレモンユーカリとはまた違うレモン様の香りです。学名はPelargonium crispumとありました。

ローズマリー

色々な種類のローズマリーがありました。ホワイトローズマリー、ローズマリー・パイン、ローズマリー・モーツァルトブルー、ローズマリー・マジョルカピンク、ローズマリー・フロストラータスなど初めて目にする名前もたくさん。おそらく園芸種が殆どで、精油を採る品種とはまた違うのでしょうけれどね。

(左端に撮影している私の影が写ってしまいました…)

ホップ

こちらはホップ。ビールの原料として有名ですね。あまり出回っていませんが精油も存在します。ポプリの材料として使ったこともありますし、ハーブティーも存在します。

カンファータイム

これはまだ植えたばかりのようでしたが、カンファータイムというタイムだそうです。確かに樟脳に近いスーッとした香りでした。

プルメリア(フランジパニ)

10月も終わりに近かったのですが、温室ではまだプルメリア(フランジパニ)の花を見ることができました。残念ながら香りは未確認。少し奥の方で咲いていたので近づけなかったのです。

専門的なハーブガーデンでなくても、こうして珍しいハーブを植えてくれるのは嬉しいですね。
暖かくなったらハーブを眺める植物園オフなどどうだろうと思っています。プロでもそうでなくても参加できるゆるいオフです。面白そうと思われる方はコメントでもメールでもご連絡ください。

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戻りました。
2009年5月のフランス旅行記はこちらから(ちょっと更新遅れ気味ですが)。

明日から平常営業いたします。



ちょっとピンボケですみません。撮りなおす気力なし。
今回の収穫、本8冊。新刊は一番上のだけで後は古本。新宿の京王デパートで古書市をやってたのです。足が痛くなるまで歩き回って植物関係の本をあさりました。帰りはどんな筋トレだって言いたくなるくらい重かったです。こういう本との出会いは「一期一会」に近いものが多く、逃したら二度と買えなかったりするんですよね。何度かそういうことがあったのでついつい買ってしまいます。

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まだ忙しいです…
2009年5月のフランス旅行記はこちらから(とても更新遅れ気味ですが)。

こちらほったらかしで申し訳ありません。
まだばたばたしておりまして浮上できないでおります。あとちょっとなのでもうしばらくお待ちください。

それからお知らせです。8/2-8/3までお休みをいただきます。
この期間中はお電話の受付ができません。メールは受け付けておりますが、いつもよりお返事が遅くなる見込みです。ご了承の程お願いいたします。

おやすみの理由はといいますと、東京で開催される、香りある生活プロジェクトさんの江戸遊女の香りというワークショップに参加するのです。1月にいらっしゃいましたオランダの魔女、上田麻希さんがライデン美術館開催の「HOLLAND MANIA」で発表された香りが体験できる魅惑のワークショップなんです!(ひとりで興奮)。
8月は飛行機高いので行くつもりがなかったのですが、2日は日曜なのでまあまあ安いホテルパックがあったこと、そして諸事情でちょっぴり臨時収入があったことで参加を決めました(友人からは「もうちょっと形に残るものに使えばー?」と呆れられてしまいました。そういえば私の散財は後に残らないものばっかりだ)。


おまけ:ちょっと写真でも。

エニシダ

エニシダ。グラースの香料植物園にて。
あんまり香りを感じませんでした。昨年のイタリアではあんなに強い香りだったのにどうして?もう花が終わりがけだったからかな。

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まだばたばた中
2009年5月のフランス旅行記はこちらから(ちょっと更新遅れ気味ですが)。

大阪から戻ってはおりますが、ちょっとPC仕事が立て込みましてブログ更新がままならぬ状態です。記憶が新しいうちにフランス旅行記をアップしなくてはと思っているのですがどうもなかなか。
このままでは昨年のイタリアの二の舞だ…。
なるべく急いで時間を作りますのでしばしお待ちください。

本日はたまたま目に付いた旅行中の写真をアップしてお茶を濁させていただきます。脈絡無くてすみません。



シストローズ Cistus ladaniferの花。精油はあまりメジャーではないですが複雑で重くとてもユニークな香りです。アンチエイジングに効果的と言われたりします。



グラースの街中で出あった猫。じーっと座ってうさんくさそうな目でこちらを眺めていました。
鉢植えはオリーブです。

続きはまた後日。


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今夜から大阪
2009年5月のフランス旅行記はこちらから(ちょっと更新遅れ気味ですが)。

ちょっと戻ってきておりますがまた今夜の夜行バスで大阪です。
しばらく電話連絡がつかない状態が続きますがどうぞよろしくお願いします。10日午後より平常運転でいけると思います。

旅の供にととうとう買ってしまいました。ミニノートPC。前から欲しかったのですが懸命に我慢してPCが必要な時はB5ノートを持ち歩いていました。しかしただでさえ荷物の多いわたくし、先日肩が抜けそうな目にあいましてこりゃーいかんちょっとでも軽いのにしなくてはとたまっていた楽天ポイント総動員で購入したのがこちら。


Acer Aspire oneです。いろんな比較サイトを見すぎて何が何だかわからなくなったりしたんですが、その中でも評判が良いものを選びました。
話題の「100円PC」にも惹かれたのですが、これはデータ通信との契約がセットになっています。毎日出歩くわけではない私にはそこまで必要ないですし、それに長く使うのであれば結局割高になるという意見もありましたので普通にPCだけネットで買いました。

重量は1.06kg。まあ羽のようにというわけにはまいりませんが、今までのB5ノートPCよりはかなり軽いです。でもなんだかんだ詰めてると結局荷物は重くなるんですけどね(笑)。

おまけ:またユリネタ1つ。

オニユリ

実家の庭のオニユリ。鮮やかなオレンジです。残念ながら香りはありません。
毎年山笠の時期に咲くのだと母が言っていました。そういえば現在博多の町は法被姿の男性がウロウロしてます。夏がやってくるのだなーと思います。

山笠

街中にはこういう「飾り山」と呼ばれるものが展示されてます。壮観ですよ。


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にほんブログ村さんのランキングは撤退しました。
運営等に不満があったわけではありませんが、某「マルチ商法系アロマサロン」(しかもマルチであることは隠匿中)のブログが上位で跋扈しているのを目にしたくないのです。それ以外は沢山素晴らしいブログが参加されていましたので残念なのですが。応援クリックをいただきました皆様ありがとうございました。
FC2ランキングの方はもうしばらく続けますし、時間が出来たら他のランキングにも参加してみたいと思っています。

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あいかわらずユリをおっかけてるわけですが
2009年5月のフランス旅行記はこちらから(ちょっと更新遅れ気味ですが)。

ピエモンテで出会ったマドンナリリー

たまに書いていますが、私は昨年ピエモンテでマドンナリリーに魅了されて以来、ユリにとりつかれています。ユリが咲いているところに出くわすと必ず香りを確認しますし、合成のオイルでも「ユリの香り」とあるものは片っ端から試しています。しかしまだあの面影をとどめる香りには出会えていません。
マドンナリリーの浸出油も存在するとのことで、先日もらんさんから分けていただきましたがかなり香りは薄く、「どこかにいるんだろうけどはっきりわからない」という程度のもの。あの香りをしっかりと残すのは無理なのでしょうか。やっぱり生花をどうにかして栽培するしか手段はないのかもしれません。

5月の南フランスでもマドンナリリーらしきものをみかけました。バスの窓から一瞬のことだったので近づいて確認することはおろか写真さえ撮れなかったのが心残りです。ピエモンテとは気候が似ているようですので自生している可能性も十分あると思います。探しに行こうと思ったらやっぱり6月の方がいいのかな。5月だったから早かったのかも。

そんなわけでわたくしは「ユリを素材にしたもの」にとても弱いです。見かけるとすぐ買ってしまいます。

先日上京の際、海のエジプト展を観た後に中華街に行ってきました。東京在住時にもそうしょっちゅう行っていたわけではないので本当に久しぶりです。相変わらず賑やかでしたが平日ということでゆっくり見てまわることができました。特に何を買うという目的もなかったんですが、お店を覗いているうちに荷物がどんどん増えてゆき帰りにはえらいことに…(まあいつものことですが)。

で、ここにあったんですね。ユリものが。
中国では食材やお茶として結構メジャーなものなのですね。寡聞にして知りませんでした。行ってよかった!

ジャスミンティー茶葉

お湯を注ぐと丸められていた茶葉が開くタイプのジャスミンティー。すっかりおなじみになりましたが、これはなんと中にユリが入っているのだそうです。

葉が開いたところ

お湯を注いで開いたところ。中心部の赤いのがユリ。マドンナリリー好きとしては白いのを期待していましたが…。これはこれで綺麗ですけどね。さすがにユリの香りを楽しむお茶、というわけではないようですが飲みやすくて美味しいです。自分用に1つだけ買ってきた月餅と一緒にいただきました。

金針菜

こちらは金針菜と呼ばれ、ユリ(カンゾウ)の花蕾を乾燥させたもの。
鉄分やビタミンが豊富なので薬膳料理の材料にもなるそうですね。
見た瞬間飛びついて買ってしまったんですが、レシピを調べたら料理下手な私にも扱いが難しいものではなさそうで一安心。ぬるま湯で戻し、たけのこや牛肉などと一緒に炒めてみましたらしゃきしゃきしてほの甘くて美味しかったです。コツは「戻しすぎないこと」だとお店の方に教えていただきました。あんまり長く水に漬けておくと栄養分が流れ出してしまうのだそうです。
シーズンの時は生の蕾が出回ることもあるようですね。一度食べてみたいものです。

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寒々しい写真ですみません。
ばたばたの中ですがちょっとだけ息抜きにお花見してきました(あれがちょっとだけと呼べるかどうかは・・・。う~む)。桜はとても綺麗だったのですが、とにかく寒い一日でした。こりゃあガソリン入れんとやっとられんわ!となった結果がどうだったかはここでは伏せておきたいです。

桜の香りというともっぱら桜葉が中心ですが、花もほんのり香る気がします。「どんな香り」と表現できるほど強くは無くても「周囲の空気がちょっと変わった」程度の香りはあると思います。
「香り桜」と呼ばれる品種になるともっと花の香りらしいものが漂います。

以前ちょっとだけ予告をしておりましたが、いつか「精油のみで作る桜のフレグランス」のワークショップをやりたいなと思っておりました。どうにか今年の春に間に合わせたかったのですが、残念ながら準備に手が廻らず来年に持ち越しとなりそうです。もし期待してくださっていた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません!勝手ながら気長にお待ちいただけるとうれしく思います。



「香り桜」について書かれた本です。ご興味がおありの方は是非。


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飲むべきか飲まざるべきか
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しばらく放置ですみません。どうもムラ気でいけないのです。

先日ある漢方薬局でやっておられるミニ講座に参加してきました。
テーマは「アレルギー」。スギ花粉が飛び始める季節にタイムリーな話題です。

漢方的にアレルギーは「水毒」と呼ばれ、なんらかの代謝異常で起こると考えられています。身体のどこかに水分のうっ滞(水滞)があり、それが何かの刺激によって表面に出てきて、鼻水、くしゃみ、涙目などの症状になるという理論なのだそうです。

なので講師の先生は「水分の取りすぎに注意すべき」ということを盛んに主張しておられました。食物の中にも水分が含まれているので一日の必要量はほとんどそれでまかなえる、飲み物として摂取するのは1日にコップ2~3杯程度。膀胱炎などで尿量を増やさなければならない人以外はそれで十分とのこと。もちろん喉が渇いたら飲んで良いのであり、飲みたくもないのに体に良いらしいからとがぶ飲みするのが良くないのだそうです。
また、食事中に水分をとることもよくないのだと言われました。食物を水で流し込むことになり消化が遅れる→胃腸内で食物が腐敗しアレルギーの原因物質を作るという悪循環になるのだそうです。

水毒という言葉は以前から知ってはいましたが、何らかの排出のシステムが上手くいかなくなるだけと理解しており「水分を控えるべき」とは思っていなかったのです。水分そのものは体に必要なのだから多めにとったほうがいいというように考えていました。しかしそうではなかったのですね。もともと人間の体にそんなに沢山の水分は必要ないという理論に基づいているのですね。

しかし「水は多く摂った方がいい」という正反対の説も存在します。
アメリカの統合医療の第一人者であるアンドルー・ワイル氏(癒す心、治る力の著者)は著書でこう述べています。

「のむ水の量が少ないと、細胞が血流から水をとり入れはじめる。血液が粘っこくなり、心臓の負担がまし、からだは緊急度の低い部分には血液を送らなくなる。のどの渇きを自覚する前から脱水症状は静かにはじまっている。からだはひじょうな苦痛を強いられる。なぜなら、水分の不足が血液の浄化という腎臓の重要な機能を阻害して、毒物の除去作業ができなくなるからだ。」
アンドリュー・ワイル著 ワイル博士の健康相談 (1) 自然治癒力

あまりの説得力にキッチンにすっとんでいって水をがぶ飲みなさった方がいらしても驚きません...。
ワイル博士が一日に必要とされる量は約1.8リットル(230グラム入りのコップに8杯)とのこと。「気がついたら水をのむという習慣をつけていただきたい」とまで仰っています。うーん一体どっちなんだ!?

多分どちらも間違ってはいないのだと思います。欧米は乾燥しているから水を多く摂るべきだが、湿度の高い日本では控えた方がいいのだという説もとても尤もに思えます。しかし最近は生活様式の変化により空調の中で過ごす時間も増えてきています。ずっとオフィスの中で仕事をしていると、とても喉が渇くものです。また、食事の多様化による影響もあると思います。ご飯は水分が80~90%ほどあるそうなので和食中心の人はそれでまかなえているかもしれませんが、パンの場合はそうはいかないでしょう。
なので非常にぱっとしない結論ですが、ケースバイケースで考えるしかないのではと思っています。


個人的にはちょっと控える方向でいってみようかなと思っています。私はかなりのお茶のみで常に手元に何か飲み物を置いており、花粉症以外にも冷えやむくみなど「水毒」に合致する症状があるのです。ストレスになるほど我慢はしませんが、とりあえず「だらだら飲み」を減らせるよう努力してみます。
今までは「わんこそばか酒席のお酌か」というくらいサロンのお客様にハーブティーをお勧めしておりましたが、これを機会にちょっとおとなしくなるかもしれません。



え?お酒ですか?

...。

アルコールの吸収は早いので滞留はしないってことでひとつ!

ちなみにワイル博士は上記の著書で日本酒を「清浄」な酒として推奨されておられます。「日本酒ならついのみすごしても二日酔いにならない」のだそうです。ひょっとして博士はすごくお強いのでしょうか。それともわたくしが飲みすぎるだけなのでしょうか。


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梅とヤドリギ
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昨年の開花時期からしてそろそろだろうなあと行ってみたら咲いてました。舞鶴公園の梅です。



白梅の写真は撮りにくい。紅梅なら大丈夫というわけでもないのだけれど。
柵があまりないので、かなり近くまで寄って香りを確かめられるのが嬉しいところ。



先日の蝋梅に比べると、トーンがやや高い細い香りに感じました(きわめてひとりよがりな香りの表現ですみません。わかる方がいらっしゃるのか...)。ちなみに先日の蝋梅のエッセンスはソーダ割りにして少し甘みをつけて飲んでいます。



これからウォーキングがてらせっせと通いますよ!スギ花粉が舞い始めるまでですが。
物好きな方がいらしたら是非ご一緒に!



帰り道で、ヤドリギがいくつも育っている木をみつけました。



ざっと数えた限りでも10近くはあったと思います。実家近くの公園にもヤドリギが立派に茂った桜の木がありましたがここのは桁違いでした。
それにしても見上げるばかりの大木です。こんなに大きな木のある公園が近所だということが改めて嬉しいですね。



よく見たら実が赤くなっているものも。初めて見ました。宝石のようで綺麗です。
落っこちてないかなーと目を皿のようにして地面を探したのですがありませんでした。鳥が食べてしまうのかもしれません。公園のものをむやみに採るわけにはいけませんが、どのみち手を伸ばしても到底届かない高さです(私でさえ!)。

実はヤドリギはハーブなのです。日本ではあまり知られていないようですが、ドイツでは循環器・呼吸器系の疾患や腫瘍に用いられることもあるのだそうです。

以前の勤め先で「ヤドリギのハーブティ」というのを飲んだことがありました。その際お間抜けな私が「ヤドカリティー」と口走ってしまい、しかもしばらくその間違いに気づかずその場の全員を凍りつかせたことも今は懐かしい思い出です(しかし今思い出して布団の中にもぐりたくなってきました)。
ちなみにお茶は特に癖のない、飲みやすい味でした。ヤドリギ単独ではなく他のハーブもブレンドしてあったようです。



近所の八百屋さんでこんなものが。パックに入った梅の小枝です。
思わず飛びついて買ったら、会計の際に「領収書はいらないの?」と聞かれました。おかしいなーいつもそんなこと言われないのにと思ったのですが、考えてみればこんなもの買うのって飲食店の方だけなんですね。ここら辺食べ物やさんばかりですし。

あまり期待していなかったのですが、パックをあけたら香りがふわっと立ちました。そうなると最近慢性化してきた「何でもホワイトリカーに漬け込みたい病」がおこりまして、開いている花だけ漬け込んでいます。残りの蕾は水にさしておいて、少し開いてから漬けようと思います。うまくいったら「梅の花酒」が飲めるかもしれません(結局飲んじまうのかい、と言われそうですが)。

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クリスマス
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みなさまクリスマスをいかがお過ごしでしょうか。日本ではやたらイブの方がもりあがり、クリスマス当日にはすでに「終了感」すら漂う気がするのですが何故なのでしょうね。

クリスマスは言わずと知れたイエスキリストの生誕を祝うキリスト教のお祭りですが、実はイエスの生まれた日が聖書に記載されているわけではないのです。西暦325年、トルコのニカイアで開かれた教会会議により12月25日がその日と決められました。ちなみに1月6日とする説も根強く、現在でも12月25日から1月6日までを「クリスマス」とする教会もあるのだそうです。

もともと12月25日は古来よりローマ帝国に普及していたミトラ教という宗教の祭日でした。太陽神を信仰するミトラ教は太陽の勢いが最も小さくなる時期(つまり冬至ですね)である12月25日を「不滅の太陽の誕生日」として祝っていたのです。それに対しミトラ教のライバルだったキリスト教は「真の太陽であるキリストの誕生をこそ祝うべきだ」と主張し、12月25日には徹夜のミサ合戦なんてのも行われたようです。そしてミトラ教とキリスト教の平和的混合を計っていたローマ皇帝コンスタンティヌス一世により、12月25日が正式にキリストの降誕日と定められたのです。

実は異教の祭日であったこの日にキリストの生誕を祝うべきではないという意見もあるのだそうですが、大多数のキリスト教徒は「本当に大事なのは神がそのひとり子を世に遣わしてくださったという事実。厳密な日付にそれほど目くじらを立てるには及ばない」という考えのもとに12月25日を象徴的な記念日として祝うのです。

参考文献:「クリスマスおもしろ事典」日本キリスト教団出版局



どうやらクリスマスに間に合った今年のポマンダーです。ゴールドのモールがカボス、シルバーのがユズです。もう1つレモンのを作ったんですが乾燥が間に合いませんでした。新年までには。
ユズは今年初めて作ってみたのですが、皮が柔らかくて刺しやすいし香りもいいのでなかなかお勧めです。



こんな風にクリスマスツリーの足元に飾っています。



最後にオールコンプリートのアドベントカレンダー。何かそれっぽい香りを焚こうかな。
皆様もよいクリスマスをお過ごしください。

さて、前述の通り1月6日までクリスマスを祝う地域も多いのだそうですが(確かカトリックもそうですね)、かすみ屋ではきわめて日本的にクリスマスは本日までです。なので明日からは平常モードのお部屋でお客様をお迎えいたします。お正月っぽいものも少しは置くかもしれませんが…。

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ヒトを食べたきりん
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アロマ話ではないので本来なら日常雑記ブログに書くべきことなんでしょうが、なるべく多くの方にお読みいただきたいのでこちらに。新しく出た絵本のお知らせです。地元系SNSでお世話になっている方が企画にかかわっておられるのでちょっと宣伝です。


ヒトを081218.jpg食べたきりん(サウンドCD付)
絵・文:まちゅまゆ/音楽:生駒祐子、西浦智仁
2,415円(税込)112月16日発売
発行元:集広舎/発売元:中国書店
企画:スタジオカタチ
プロモーション用のスライドムービーがあります。



絵本ですが子供向けではありません。

淡々と綴られる悲しい物語。 私たちはみなきりんであり、また彼を追いつめた「ヒト」でもあるのだと思います。 「うすっぺらい癒しはもういらない」という、挑発的なキャッチフレーズがなんとも痛快です(ここであれこれ書くとウラ行きになってしまいますのでこのへんで)。1人でも多くの方に手に取っていただきたい本です。

ご購入はこちらから
もう少ししたらAmazonからも買えるようになるそうです。

作者の個展も現在開催中です。日曜までですのでご興味がおありの方はお早めに。当たり前ですが、web上で観るのとはまったく違う迫力と美しさです。

『まちゅまゆ展*2008』#2
2008/12/16(tue)~12/21(sun) AM11:00~PM7:00
(注:日曜日はPM5:00まで)
ギャラリー風(新天町北通り)
福岡市中央区天神2-8-136
tel:092-711-1510

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プロフィール
NAME:  かすみはら(かすみ屋)
福岡市中央区大名でひっそりとアロマサロンをやっています。エッセンシャルオイルに限らず、いい香りのお話が大好物です。香水作りのワークショップ、セラピストさんの勉強会なども時々やっています。
mixiコミュニティ:Aromahausかすみ屋
このブログの内容の無断転載や配布はお断りいたします。引用する場合は、媒体に関わらず当ブログが出典であるとわかるよう明記してください。 詳細はこちらまで。
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