福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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2024/11/23/Saturday
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ドイツ研修旅行報告/セミナー編
2007/05/31/Thursday
最近色々な方面から「ドイツ旅行の食事編が楽しみです」とのお言葉をいただきます。だれ一人として「セミナー編を早く」と仰ることのないのがわたくしの評価を物語ってますな。
そんな世間に逆らいまして、「セミナー編」をお届けします。いえ別に嫌がらせとかではなく、早く書いとかないとどんどん忘れちゃうってのが一番の動機です。先延ばしにすればするほど「食事編」のプレッシャーも強くなるわけですが。
勿論ドイツへ遊びに行ったわけではなく(誰だそこで笑ってるのは!)、目的はセミナー受講。ドイツPrimavera life(日本ではプリマライフ)社開催のセミナーに参加するのです。
一日目はプリマライフ本社の見学です。前日の雨もあがり暑いくらいなお天気になりました。どうもこのツアーには晴れ女が多かったようで帰国までずっとこんな感じ。帽子嫌いのわたくしはまことにいい感じに焼けあがりまして。本当に本気でフェイシャルやる気があるのかと…。
ドイツ最大のこの精油メーカーは、南ドイツのはずれにあるSulzbergという静かな街に工場と本社を持っています。しかし来年はフュッセンに移転予定。この建物を見られるのも今年まで。
同じようなアングルで私の入った写真もあるのですが割愛します。というか永久封印。「こういう写真を載せてお客様にアピールしなきゃ」と諭されたのですが、そんなのはもっと美しく痩せてからね。なんだあのにやけたブタみたいな顔は(世をすねている)。
まず最初に各担当者によるセミナーです。この会社の歴史やこだわり、各商品について説明を受けます。プリマライフという会社を語る上で欠かせないのが、ここ独自のオーガニックプロジェクト。世界各地の有機栽培を行っている農場で、播種から蒸留に至るまで高い要求水準に基づいて指導し監督しているのです。 ここまでやっているのはこの会社だけ。また、その取引はフェアトレードによるものであり、現地農家の自立までを視野に入れているのだといいます。
化粧品開発担当の化学のドクターからもお話がありました。写真右から二人目、白衣を着ておられる方です。小さくて見えませんが、白衣にもしっかりプリマのロゴマークが入っていました。そんなものまでオリジナルとはさすが大手メーカー。
通常、化粧品には約2万種類の原料が使用されます(ドイツのみでの話なのか、世界基準なのかはちょっと聞き取れず。後日調べます)。これらのうち、BDIH、エコサートなど自然化粧品の認可団体でポジティブ(使える)リストとして挙げられているのが約1,600種類。プリマライフではさらにこれらを独自の基準で吟味し、自然環境や人体に安全であると確認できたもの200種類のみで化粧品を作っているのですね。そりゃあ値段も高くもなりますわね。
見学のため工場に移動する際見かけたプリマカー(勝手に命名)。
なんとも華やかな車です。営業用なんでしょうか…。ドア部分がへこんでるのもご愛嬌。
さて、いよいよ主目的と言っても過言ではない(…)、本社併設売店でのショッピング!日本で卸価格で変えると言ってもやはり本国の方が安い。それにもちろん日本未発売のものだってあるのですし。精油、インセンス類を中心に買いましたが、帰国時のスーツケースの重量制限を考え(一昨年買いものしすぎて大変だったのです)化粧品類にあまり手を出せなかったのが残念。とはいえ今回の旅行でもっとも高金額になった買い物でした。セーブしなかったらどんだけになっていたかわかりません。
その後ノイシュバンシュタイン城へ観光に。今回で唯一の観光スポットです。私はもう随分前に一度行ったことがあるんですがもう記憶も薄れてまして、新鮮に楽しみました。
確か当時は要所要所にスピーカーがあってそこから説明が流れてましたが、現在は音声ガイドを一人一人持たされ、聞きながら進みます。
内部は豪華な作りですがワーグナーの音楽に興味のない人にはあんまり面白くないかも。このお城が有名なのはとにかくその外側の美しさなのです。
しかしそれにしても「ディズニーランドのお城!」という人がけっこう居て私はあんまり面白くありませんでした。あっちが真似したんだってば…。まあいいですが。
車は途中までしか入れないので、馬車に乗らないのだったら坂道(舗装はされてますが)を延々と歩きます。緑の中を良い運動でしたが、筋肉痛はきっちり2日後にやってきました。
この城を建てたのは19世紀のバイエルン王、狂王としてあまりにも有名なルードウィヒ2世です。
有名なので様々なみやげ物に彼の姿がデザインされています。
ホテルの売店にはTシャツまでありました…。顔があんまりよく見えませんが。
まだ若く、即位して間もない頃の肖像と思われます。日本ではこんな風な若い美男子の姿でおなじみですが、ドイツでは晩年の少し肉のついた顔をあしらったみやげ物も売られており、当時は決して評判の良くなかったこの王様が、現在では広く親しまれていることを物語っています。
その隣には同じデザインのエリザベート皇后(シシィ)のTシャツが。恋人同士ですらなかった(ルードウィヒの片思いだったとか)この二人のグッズがペアというのは面白いです。美男美女だからキャラクターにしやすいんでしょうか。この辺の歴史的背景を語ってるときりがないので、興味がおありの方はどうぞご自身でお調べください。映画にもなっていますし、とても面白いです。
…。
えーとすいません。書き始めから嫌な予感がしていたのですが…。
セミナー編、一回では終わりませんでした。私的脱線のせいもあるのですが。
この後実技があるんです。そっちはまた次回。
食事編はさらに後になります。重ね重ねすみません。
6月13日(水)に福岡セラピスト練習会を開催いたします。
詳細はこちらまで。
mixiにも練習会のコミュニティを作りました。よろしかったらどうぞ。
そんな世間に逆らいまして、「セミナー編」をお届けします。いえ別に嫌がらせとかではなく、早く書いとかないとどんどん忘れちゃうってのが一番の動機です。先延ばしにすればするほど「食事編」のプレッシャーも強くなるわけですが。
勿論ドイツへ遊びに行ったわけではなく(誰だそこで笑ってるのは!)、目的はセミナー受講。ドイツPrimavera life(日本ではプリマライフ)社開催のセミナーに参加するのです。
一日目はプリマライフ本社の見学です。前日の雨もあがり暑いくらいなお天気になりました。どうもこのツアーには晴れ女が多かったようで帰国までずっとこんな感じ。帽子嫌いのわたくしはまことにいい感じに焼けあがりまして。本当に本気でフェイシャルやる気があるのかと…。
ドイツ最大のこの精油メーカーは、南ドイツのはずれにあるSulzbergという静かな街に工場と本社を持っています。しかし来年はフュッセンに移転予定。この建物を見られるのも今年まで。
同じようなアングルで私の入った写真もあるのですが割愛します。というか永久封印。「こういう写真を載せてお客様にアピールしなきゃ」と諭されたのですが、そんなのはもっと美しく痩せてからね。なんだあのにやけたブタみたいな顔は(世をすねている)。
まず最初に各担当者によるセミナーです。この会社の歴史やこだわり、各商品について説明を受けます。プリマライフという会社を語る上で欠かせないのが、ここ独自のオーガニックプロジェクト。世界各地の有機栽培を行っている農場で、播種から蒸留に至るまで高い要求水準に基づいて指導し監督しているのです。 ここまでやっているのはこの会社だけ。また、その取引はフェアトレードによるものであり、現地農家の自立までを視野に入れているのだといいます。
化粧品開発担当の化学のドクターからもお話がありました。写真右から二人目、白衣を着ておられる方です。小さくて見えませんが、白衣にもしっかりプリマのロゴマークが入っていました。そんなものまでオリジナルとはさすが大手メーカー。
通常、化粧品には約2万種類の原料が使用されます(ドイツのみでの話なのか、世界基準なのかはちょっと聞き取れず。後日調べます)。これらのうち、BDIH、エコサートなど自然化粧品の認可団体でポジティブ(使える)リストとして挙げられているのが約1,600種類。プリマライフではさらにこれらを独自の基準で吟味し、自然環境や人体に安全であると確認できたもの200種類のみで化粧品を作っているのですね。
見学のため工場に移動する際見かけたプリマカー(勝手に命名)。
なんとも華やかな車です。営業用なんでしょうか…。ドア部分がへこんでるのもご愛嬌。
さて、いよいよ主目的と言っても過言ではない(…)、本社併設売店でのショッピング!日本で卸価格で変えると言ってもやはり本国の方が安い。それにもちろん日本未発売のものだってあるのですし。精油、インセンス類を中心に買いましたが、帰国時のスーツケースの重量制限を考え(一昨年買いものしすぎて大変だったのです)化粧品類にあまり手を出せなかったのが残念。とはいえ今回の旅行でもっとも高金額になった買い物でした。セーブしなかったらどんだけになっていたかわかりません。
その後ノイシュバンシュタイン城へ観光に。今回で唯一の観光スポットです。私はもう随分前に一度行ったことがあるんですがもう記憶も薄れてまして、新鮮に楽しみました。
確か当時は要所要所にスピーカーがあってそこから説明が流れてましたが、現在は音声ガイドを一人一人持たされ、聞きながら進みます。
内部は豪華な作りですがワーグナーの音楽に興味のない人にはあんまり面白くないかも。このお城が有名なのはとにかくその外側の美しさなのです。
しかしそれにしても「ディズニーランドのお城!」という人がけっこう居て私はあんまり面白くありませんでした。あっちが真似したんだってば…。まあいいですが。
車は途中までしか入れないので、馬車に乗らないのだったら坂道(舗装はされてますが)を延々と歩きます。緑の中を良い運動でしたが、筋肉痛はきっちり2日後にやってきました。
この城を建てたのは19世紀のバイエルン王、狂王としてあまりにも有名なルードウィヒ2世です。
有名なので様々なみやげ物に彼の姿がデザインされています。
ホテルの売店にはTシャツまでありました…。顔があんまりよく見えませんが。
まだ若く、即位して間もない頃の肖像と思われます。日本ではこんな風な若い美男子の姿でおなじみですが、ドイツでは晩年の少し肉のついた顔をあしらったみやげ物も売られており、当時は決して評判の良くなかったこの王様が、現在では広く親しまれていることを物語っています。
その隣には同じデザインのエリザベート皇后(シシィ)のTシャツが。恋人同士ですらなかった(ルードウィヒの片思いだったとか)この二人のグッズがペアというのは面白いです。美男美女だからキャラクターにしやすいんでしょうか。この辺の歴史的背景を語ってるときりがないので、興味がおありの方はどうぞご自身でお調べください。映画にもなっていますし、とても面白いです。
…。
えーとすいません。書き始めから嫌な予感がしていたのですが…。
セミナー編、一回では終わりませんでした。私的脱線のせいもあるのですが。
この後実技があるんです。そっちはまた次回。
食事編はさらに後になります。重ね重ねすみません。
6月13日(水)に福岡セラピスト練習会を開催いたします。
詳細はこちらまで。
mixiにも練習会のコミュニティを作りました。よろしかったらどうぞ。
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プロフィール
NAME: かすみはら(かすみ屋)
SITE: Aromahausかすみ屋
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