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福岡市のアロマサロン「かすみ屋」の日記。お手軽なアロマレシピや香りにまつわるお話をお届けします。
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ヨモギにびっくり
また更新の間隔が空いて申し訳ありません。
お休みより戻りまして、営業再開しております。

こんどのワークショップで使おうと思い、ヨモギを摘んできて乾燥させていました。
草餅になったり、五月の節句の際菖蒲と一緒にお風呂に入れたりと日常生活になじみ深いヨモギですが、漢方では消炎、止血、腹痛、下痢、月経不順などと広い効用を持っています。



室内乾燥のあと軽く熱を加えて完全に乾かし、粉末にしようとミルサーにかけてみますと



こんな塊が出現。な、何これ!?
ふわふわと柔らかく海綿のような手触りで、何度やりなおしても粉にはなりません。最初はミルサーが壊れたのかと思いましたが、調べてみると葉の裏の柔毛がかたまったものらしい。これがお灸の原材料である「もぐさ」になるんですね。



ちなみにこちらは一緒に乾燥させていたドクダミ。
たいていの植物はミルサーにかければこんな感じに粉末になってくれるもので、ヨモギのこの変化(へんげ)は衝撃でした。植物って本当に奥深い。



ざるにあけてみると、とても細かい緑の粉が落ちてきます。ヨモギの緑色を構成する色素部分が乾燥して柔毛にからまっている状態なのでふるったら落ちてくるんですね。お灸にする場合にはふるいにかけてこの緑の粉を徹底的に落としたもぐさを使うのだそうです。ベージュ色の本当に海綿のようになったもぐさの写真をみましたが、素人がそこまでやるのは多分無理。もぐさエキスというものがあるようですから、それを作ってみるのも楽しいなと思っています。どのようにワークショップに使うかはお楽しみ。
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お香講座
先日の大島椿油工場のレポがまだなのですが、ちょっとこちらを先に。
週末に天神の生活の木さんで開催されました、ありすさんこと長谷川弘江先生のお香講座に出席してきました。



乳香(フランキンセンス)、丁子(クローブ)、安息香(ベンゾイン)、大茴香(フェンネル)などをブレンドした焼香、白檀(サンダルウッド)、丁子、沈香(アガーウッド)の粉末を水で練って三角形のコーン型にしたインセンスの二種類を作ります。
この講座は「和の薫香」について学ぶものなので、材料はすべて日本の伝統的なものはずなんですが、私が作ると西洋の「インセンス」的な妙にバタくさい香りになってしまうのは何故なのか…。



じめじめとお天気の悪い日が続きますが、室内でじっくりと薫香の香りをきくのもよいものですね。
炭に直接載せるとすぐ焦げてしまうので、私はアルミホイルごしに焚くようにしています。

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ギンバイカが咲きました


ベランダのギンバイカが開花しまして浮かれております!
前に一度枯らしてしまってのリベンジなので、嬉しさもひとしおです。

学名はMyrtus communis ティーツリーやクローブなどと同じフトモモ科の植物で、漢字では銀梅花と書きます。「マートル」や「ミルテ」の名の方が通りが良いかもしれません。
はじめてギンバイカの写真を見た時、てっきりこの白く可憐な花から精油が採れるのだと思い込んでしまいましたが、残念ながら採取部位は葉だそうです。確かに生花の香りはややもったりしていますね。葉の方が断然甘くて優しいよい香りです。

ギンバイカの清らかな輝きは優しい明るさと対になって、人間を深く感動させてきたとみえ、地中海沿岸一帯の伝説圏ではどこでもギンバイカの物語に出会う。歴史が太古の暗闇に没するくらいの昔から、これらの物語の中でギンバイカはいつでも女神の聖なる植物とみなされ、神秘な植物として崇拝されていて、例えば美と愛の女神アフロディッテに捧げられていた。この女神は海の泡から生まれた後、ギンバイカの繁みの中に身を隠してしまったという。このことからギンバイカは貞節な美しさのシンボルとされ、今日でも清らかさの象徴としてこの花で花嫁を飾る。

ギンバイカは精油としてはあまりメジャーではないのですが、ドイツアロマでは比較的使用頻度の高い精油です。ドイツアロマテラピーのバイブル的本である天の香り―アロマテラピー(スザンネ・フィッシャー・リチイ著)ではギンバイカに一章を割いておりそれが上記のようなとても美しい文章だったのでこの精油に憧れお買い求めになるお客様が時々いらっしゃいました。

呼吸器系によく働く精油ですので、気管支炎や花粉症のためのブレンドに使われることが多いようです。私はラベンダーとブレンドしてアロマバスに使うのが大好きです。

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精油の化学講座終了しました
去る6月15日、三上杏平先生をお迎えしての精油の化学セミナーを開催しました。
遅くなりましたが簡単にレポさせていただきます。



お集まりいただいた参加者さんはトータル24名。
お立場もキャリアも様々でしたが、皆さんとても真剣に受講されていました。会場が熱気に満ちていたのは、エアコン調節がヘタクソだった主催者のせいだけではなかったように思います。



セミナーをやるにあたり、私がどうしてもと先生にお願いしたことのひとつ。
代表的な芳香分子の香りをお持ちいただき、実際に嗅いでいただきました。芳香分子の名前だけは知っていてもぴんとこないことも多いはず。どんな香りなのかわかれば少し身近に感じることができると思ったのです。それらの分子を多く含む精油も一緒に廻し香りの比較ができるようにしました。



三上先生がお持ちくださいました構造式の模型です。立体で形がわかるので紙に描いたものよりわかりやすい。うちでも欲しくなりました…。また散財の予感。



セミナー終了後の模型撮影会。皆さん目が真剣(笑)。

受講料は先払いでお願いしていたのですが、みなさん前日までにきっちり入金され、心配していた連絡なしのドタキャンや遅刻もなく、事務方としては大変楽に仕事をさせていただきました。
最後に終了時間が少し押してしまい、何人かの方にラスト15分間くらいをお聞きいただけなかったことをお詫び申し上げます。私の時間調整が甘かったことが原因です。誠に申し訳ありませんでした。
以後はこのようなことがないよう努めます。頼りない主催者ですみません。

終了後、沢山のご感想をいただいたのですが、ほとんどの方が「面白かったけど難しかった」「途中で頭がついていかなくなった」とおっしゃっていました。でもそれでいいんです。精油の化学はあっさり習得できるような簡単なものではありません。個人差はあるでしょうが少しずつコツコツと理解を積み重ねていくしかないのです。最初は全然わからなくて当然くらいの意識でいた方がいいです。
ですがわけがわからないなりに詰め込んでいくと、ある時いろいろなことがスッとつながる瞬間があるのです。それを積み重ねていくことによって理解が深まっていくのではと思っています。

以前の勤め先で三上先生のセミナーが定期的に開催されていたのですが、テーマは同じものであるにかかわらず何度も何度も受講される方がかなりの人数いらっしゃいました。みんな某協会の役員をなさっていたり某スクールのメインの講師だったりと錚々たるメンバーです。そんな方々がどうして、と不思議に思いまして、何故この方々は何回も同じセミナーを受講されるのでしょうか、三上先生とつながっているというステイタスですかね?と上司に質問したところ「まあそれもあるだろうけどね、やっぱり難しいのよ精油の化学って。だから何度も聞かないと頭に入らないのよ」という返事でした。私はいろいろ忘れっぽいのですが、この言葉だけはいまだに記憶にこびりついています。

福岡では初めての試みで何もかも手探り状態での開催でしたが、皆様のお陰をもちまして無事に終了できましたことをとても嬉しく思っております。途中で迷ったり悩んだりしたことも多かったのですが、終わりよければすべてよしで本当に開催してよかったと感じています。
福岡には福岡の良さがあるとは思いますが、セラピストのレベル的なものでは東京に大きく遅れをとっています。そしてそのことに気づいていない人がほとんどです。微力ではありますが、ほんの少しでもこの世界のレベルアップに寄与できればと願っています。

最後になりますが、三上先生、ご参加頂きました皆様、それからブログやツイッターで告知にご協力いただきました方々に心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
このセミナーではじめてお目にかかる方も多かったのですが、バタバタしていてお一人お一人とあまりお話ができなかったことも心残りです。またいずれゆっくりお会いできる機会を設けられればと思います。

まだはっきりとは決めていませんが、できることなら半年か1年に1回程度、このようなセミナーを開催できればと思っています。次はこんなテーマでやってほしいなどのご希望がありましたらお気軽にお寄せください。

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カモミールとラベンダーのチンキ




実家の庭にカモミールが沢山咲いていたのでチンキをつくります。
日当たりさえよければOKのような植物なので実家の庭はとっても好条件、どんどん増えてあっちこっちで花を咲かせています。私にはうらやましい環境でも手入れをする母には頭痛の種であるらしく、私が摘んでいかなければもう刈り取って捨てる!とのたまうので慌てて花の部分だけ摘み取ってきました。



小さい虫がついていることが多いのでざっと水洗いします。今回は完全に乾燥させてからではなく、生乾きというか洗った水気が抜けたらホワイトリカーにつけこみました。チンキにするには摘んだばかりが良いのかそれともある程度乾燥させてからの方がよいのか、多分精油を採るときと同じように植物によってもっとも適した状態というのがあると思うのですが、今回は日常使用の超大雑把チンキなのでこまかいことは気にしません。

写真左側はやはり摘んできたラベンダー。アングスティフォリアではなくスパイクかラバンジンのようでした(この辺も深く追求しない適当さ)。



果実酒用の900ccの瓶に漬けこみました。
ハーブ何グラムに対しリカー何ccとか適切の量があるのでしょうがこれまた適当です。
今回はアバウトレシピなので「この瓶一杯作りゃいいさ」という感じ。
一応分量は計っておいたので覚書までに。

●カモミールチンキ
・カモミールの花:70g
・ホワイトリカー:800cc

●ラベンダーチンキ
・ラベンダーの花穂:50g
・ホワイトリカー:700cc

一ヶ月くらいたったら様子をみて漉すつもりです。
全部適当に大雑把に作ったものなので全然参考にならないと思います。もし情報をお求めの方がいらしたら申し訳ありません。
使い方ですが、お風呂に入れたり、精油とエタノールを足してルームスプレーにしたりとガンガン使っていこうと思います。完成したらまたアップしますね。

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【お知らせ】6/15に三上杏平先生を福岡にお招きしてやさしい精油の化学セミナーを開催いたします。
実技だけでなく、知識もしっかりつけたアロマセラピストを目指しましょう。治療院などでアロマを取り入れたい方にも興味深い内容と思います。場所は福岡市地下鉄赤坂駅付近です。
詳しくはこちらをご覧ください。
お申込、お問い合わせはこちらまで。

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柑橘系精油の使用注意点
以前も同じようなことを記事にしましたが、自分の認識を新たにする意味もあって書き直し。

これから日差しが強くなってまいりますが、アロマテラピーのエッセンシャルオイル(精油)の中には、光毒性という作用を持つものがあります。これは精油中に含まれているフロクマリンという成分が、日光に当たるとシミなどの原因になるというものです。特に柑橘系の精油に多くみられます。

以下の精油をアロマトリートメントで皮膚に塗布したり、アロマバスに使ったりした後は4~5時間ほど日光に当たらないようにしなくてはなりません。かすみ屋では今くらいの時期から日差しがおだやかになる10月後半くらいまでは以下の精油の使用を控えています。
もちろんルームスプレーやアロマランプなど皮膚に触れない使い方であればいつでも問題ないわけです。皮膚塗布の場合も注意するのは日光があるうちの使用のみです。また夜間なら影響はありませんので普通に使うことができます。

●光毒性があるとされ、使用に注意が必要な精油

・ビターオレンジ
・グレープフルーツ
・ベルガモット
・ライム
・レモン

この他、ユズやカボスなどの日本の柑橘の精油に関してはまだ研究結果があまり多くない模様ですので、現時点では避けた方が無難と思います。それから柑橘系以外の精油でも光毒性をもつものがありますが、あまりメジャーなものではありませんのでここでは割愛します。
それから、「フロクマリンフリー(FCFとも)精油」という商品を販売しているメーカーもいくつかあります。ほとんどベルガモットですがフロクマリンを除去した精油です。当然のことですが、化粧品に使われるのはほとんどこのフロクマリンフリーのようですね。シミが心配だけどどうしても柑橘系の香りが欲しい、という場合にはこういったものを使用されるのも1つの方法だと思います。私はフロクマリンフリーベルガモットの香りがあまり好きになれないので使っていませんが…(どうもフロクマリンと一緒にベルガモットの良い部分の香りが抜けてしまっている気がして)。

●光毒性がないとされ、上記の注意が必要ない精油

・スイートオレンジ
・マンダリン

この2つには光毒性を起こすフロクマリンが含まれていないとされていますので、昼間でも使用することが可能です(このことについては諸説あり、この2つにも光毒性があるという方もいらっしゃるようです)。
また、プチグレンとネロリ精油はビターオレンジの葉や枝、花から採取されるものですが、これらには光毒性は認められていません。


ちょっと蛇足:グレープフルーツ精油のダイエット効果の話が最近またどこかで取り上げられたそうで、そのことに関するお問い合わせをいただくことがあるのですが、上記の光毒性のことと一緒に「お風呂には入れすぎないように」という注意を必ず付け加えることにしています。
グレープフルーツに限らずですが、柑橘系の精油で刺激を感じることはよくあるのです。特にアロマバスやフットバスで多いので、もしかしたら暖めることにより皮膚をより刺激するような成分があるのかもしれません。私もお風呂に入れすぎて失敗したことがありますが、二の腕や太腿などの皮膚の柔らかい部分にちくちくとした刺激が走り、とても浸かっていられませんでした。
使用量に気をつけて、重曹やオイル等の乳化剤を用いてしっかりお湯に拡散させておけばあまり気にしなくて良いと思うのですけれどね。

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樟脳のオイル
昨日は練習会の予定だったのですが人数の関係で残念ながらお流れに。
時間があまったので護国神社で開催されていた蚤の市を覗いてきました。

 

あいかわらず超適当な写真で申し訳ありません。
お店を覗くのに夢中でほとんど撮ってなかったのです。カメラ持っていってたのに。
家具や食器、着物などの古道具やさんが多数出店されているほか、福岡の作家さんによるクラフトマーケットも開催されているのでみどころは沢山あるんです。次の開催は5月ですのでお近くの方は是非。

右の写真はこの日の収穫です。
ビーカーやメートルグラスなどの器具をつい買ってしまうのはもはや習性かもしれません。フラスコ類も欲しかったのですがなんとか我慢しました。後ろの袋は博多区のNPOかうひい工房ぺるるさんのブレンドコーヒー。すべて手作業で自家製焙煎されているとのことですのでどんなお味か楽しみです。最近またコーヒーの消費量が増えてしまって…。



帰り道、けやき通りに見慣れないお店を見つけました。今月末までの期間限定でオープンされているセレクトショップとのこと。古代米や和紅茶など、美味しそうなもの、珍しいものがたくさんありました。その中で見つけましたのが樟脳(クスノキ)のオイル(商品名は「カンフルオイル」)。プリマベラからも「カンファー」の名前で精油が発売されていますがこちらは中国産。国産のものをみるのは初めてです。前から欲しいなと思っていましたのでこんなところで手に入れられてラッキーでした。

佐賀県の株式会社中村さんという会社が発売元です。福岡県みやま市には国内では数少なくなった樟脳の生産工場があり、いつか見学にいきたいなと思っていたのですが、このオイルはそこで採れる樟脳から作られたものなのだそうです。クスノキを水蒸気蒸留して得た樟脳からろ過、分留、昇華などのプロセスを経て精油が得られるのだそうで。どんな感じなのかなー。見に行きたいなー。今年はいい加減おとなしくしていようと思ってはいるのですが…。

昨年秋に鹿児島まで見に行きました芳樟の主成分がリナロールであるのに対し、これはケトン類のカンファーが主成分です。ちょっと薬っぽいような清涼感のある香りですが、プリマベラのカンファーよりも重めで、「樹木」を連想させる要素がある香りだと思いました。

用途としては虫除けが主なようです。本来は一緒に販売されているクスノキのブロックに落として使うもののようですが、コットンなどにしみこませてタンスに入れておくなどの方法もよいと思います。
ショップの方は水に加えただけのスプレーを作っておられました(もちろん使用時にはよく振るのです)。香りが好きならばお風呂に落とすなどの使い方もできなくはないですが、ケトン類には中枢神経刺激作用があるので妊婦さんや子供さんには避け、健康な方でも少なめに使うのが無難と思います。

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芳樟記( ホウショウキ) Part.4
開聞山麓香料園の記事の続きです。

さて、ここに行ってよかった?と聞かれればもちろんよかったと答えます。長いこと自分の目で芳樟を見てみたいと思っていたので、それが達成できて個人的にはとても満足です。それ以外でもいろんな美味しいものを食べたし楽しい経験が沢山出来ましたし、とてもよい旅でした。

それでは他の方にもここを勧めるか?遠くからでも是非行ってみなさいと言えるのか?という問いの答えは残念ながらノーです。私だってむやみに人に嫌われたくありませんから本音をいうと適当に褒めちぎってうやむやにしてしまいたいです。苦言の場合は褒めるのの何倍も言葉を選びますし気も使いますしね。

良いことだけを書いて「ステキな場所でしたぁ」で終わらせることは簡単です。マイナスよりプラスのことを書いておいたほうがいい人に見えますし何より楽。なのでそちらの道を選ぶ人が圧倒的に多いのです(だからブログ記事ってあんまり信じちゃ駄目ですよ~)。
まあしかしここまで(どこまで?)きたらそういうわけにもいきません。このブログを信用してくださる方がお1人でもいらっしゃる限り、いい加減なことを書くわけには行かないのです。1人もいなかったらどうしよう...。

我々がこの香料園に行くために遠路はるばるやってきたことを知った桑波田先生や、アルテアロマティカさんのスタッフの方々の反応は一様に「期待しすぎないで!」でした。私はとにかく芳樟を自分の目で見たい、ということだけが望みだったので香料園そのものに特に期待はしていなかったのですが、行ってみて納得できました。確かによほどのことが無い限りわざわざここだけを訪ねる人は少ないでしょう。

まず、設備があまりよくありません。
一般的なハーブガーデンのように、ハーブ名を書いたプレートもありません。だからある程度知識のある人でないと何が生えているのかわからないのです。もともと農場であり観光用ではないからということなんでしょうが、きれいに整えられたハーブガーデンや植物園に慣れた人は戸惑うでしょう。そして手が回らないのか畑にも雑草が茂っており、ハーブと区別がつかないくらいになっていました。もとは温室だったと思われる枠組み(?)のようなものも草に埋もれかかっています。全体に「荒れた」印象を受けたのですが、多分これは訪れたのが10月半ば過ぎだったことも関係しているのでしょう。春から初夏にかけて、ハーブが最も美しい時期であればまた違った感想を持ったかもしれません。



1995年に書かれたこの本には、香料園の美しい風景がたくさん納められています。今思えば全盛期の80~90年代に訪れるべきでした。現在この本の風景をイメージしていくと、期待を裏切られる可能性も頭に入れておいてください。ちなみにもらんさんはこの本に掲載されている南米のレシピにとりつかれているそうです。本当に美味しそうなレシピとハーブの育て方が掲載されているとても良い本です。

それから到着して車を降りた我々が感じたのは「肥料の臭い」でした。それもかなり強く。その臭いは香料園にいる間中ずっとつきまとっていました。園内で施肥をしている様子は見られませんでしたので近所の畑だったのかもしれません。他の方のブログなど読むと「車を降りるとさわやかな香りに包まれた」とあったりするので、普段は芳樟の香りがあたりに漂っておりたまたま私たちが不運だったということなのでしょう。仕方の無いことですので香料園を責めるわけにもいきません。しかしご訪問をお考えの方はそのような可能性もあることを頭に入れておいてください。

福岡に戻ってからこちらの園長でいらっしゃる宮崎泰氏の講演をお聞きする機会がありました(前の記事に書いた香料園の成り立ちなどはこの時のお話によるものです)。その中で「本物の香りに触れることが重要」としきりにおっしゃっていました。何でも品質の良いものを求めて、その香りを頭に叩き込んでおきなさいと。

しかし香料園の売店では、500円均一で「精油」と称するものが何種類も販売されていました。それがどういうことを意味するかはちょっとアロマテラピーをかじった人ならばわかるはず。もともと芳樟は比較的安価な精油ですからそのお値段でも理解できます(小さいビンですし)。しかしローズ、ジャスミンまで同じ量で500円。ごめんなさい。それらが到底ここで蒸留されているとは考えづらいです。というか天然であるということも信じがたいです。

一昔前ならばあれでよかったかも知れません。しかしアロマテラピーに関する情報が普及した現在、疑問を持つ人は多いはずです。別に合成香料がいけないと言っているわけではありません。ただそれを「精油」と紛らわしい形で販売することはどうかと思います。まして「ハーブのパイオニア」のお店なのですから。

結論として、以下のような条件が揃っている方にはお勧めできるスポットです

・ある程度ハーブの知識があり、植物名のプレートがなくてもだいたい何だかわかる
・芳樟の木に興味がある
・近くを車で観光する予定がある(これ重要かも!)

我々は別のところで食事をしましたが敷地内にあったカフェは評判が良いようですので、ドライブの途中でお茶やお食事がてら立ち寄られるのも良いかと思います。バスの本数が少ないので車は重要です。
また、目的地がここだけというのはお止めになられた方がよろしいかと。周囲には観光名所がたくさんありますので、そこを廻るコースの1つ、という形が良いと思います。池田湖に行くもよし、そうめん流しや指宿の砂むし(書いてませんがリンク先に行きました)を楽しむもよし。

本当は是非にと皆さんに勧めてまわり、自分でも車なくたってまた1人でいっちゃう!くらいの魅力ある場所になってほしいのですけれどね。その可能性のあるところでしたから。かつてはレモングラスの噴水というものがあったそうです!復活の日を願ってやみません。



さて、鹿児島満喫の後、もらんさんと一緒に福岡へ戻りまたもや食い倒れた(そりゃもうギョウザとかラーメンとか)翌日、福岡市植物園に行ってきました。ちょうどコスモスが満開で秋の風情を楽しみつつゆっくり廻ります。



いつもあんまり行かない側の小路に曲がりますと...。あれ?何だか見たことあるような大木が。



...。


...。


...。


_| ̄|○


(この顔文字だけは妙に好きで使ってしまいます)

あんなに大騒ぎしていろんな人を巻き込んではるばる鹿児島まで見に行った芳樟が福岡にあった!?

はい、これがオチです。大げさでなく、膝から崩れ落ちそうになりました...。
ですがどのみち先に知っていたところで「やっぱり沢山生えてるところをみたい」とかなんとか言って結局は開聞岳まで行くことになっていた気がします。ですからこの旅は必然であったのです。誰になんと言われようとわたくしはそう思っております(やや涙目)。

クスノキと芳樟はそっくりで殆ど区別がつきませんでしたが、芳樟の葉が小さく波打っているというのはありがたい情報でした。これからは注意して見ておこうと思います。

自己満足の芳樟記、お付き合いくださいましてどうもありがとうございました!

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芳樟記( ホウショウキ) Part.3
前置きで長々ひっぱってしまいましたが、芳樟記、いよいよ香料園の記事となります。よろしければおつきあいください。

前日の暴飲暴食はどこへやら(本当に丈夫な胃腸です2人とも)、がっつりホテルの朝ごはんを平らげて桑波田先生の車に乗り込み、目指すは開聞町。ああなんて大名旅行!いつも大荷物引きずって右往左往がデフォルトですので...。
1回目の記事にも書きました通り香料園は九州最南端の近く、鹿児島市内からは車で1時間以上かかります。ずっと運転してくださいました桑波田先生、体調が悪いのにナビしてくださったスタッフのHさん本当にありがとうございました。改めてお礼を申し上げます。

この香料園は昭和16年に建てられ、翌17年に植栽がスタートしました。かつて曽田香料さんという香料会社が日本国内での香料原料自給を目指し国内のあちこちに農場と工場を建設されたそうですが、ここはそれの1つです(現在所有権を持っているのがどこなのかははっきりしません)。温暖な無霜地帯であることから、最初はローズゼラニウムやレモングラス、パチョリ、ベチバーなどが栽培されていましたが、昭和34年より芳樟の生産が開始されました。

もともと芳樟に含まれるリナロールを採取するのが目的だったと思われますが、現在では合成香料にその座を譲り渡しており、アロマテラピーや香水の分野で使用されるのみとなっています。以前ローズウッドの絶滅が危惧された際に代用として一部で注目を集めましたが、芳樟そのものの生産量が低いため実用には適さなかったようです。



到着しました。表の看板くらい撮っておけばよかったのですが。あいかわらず気が回りません。
いたるところに芳樟の大木です。駐車スペースも森のようです。



入ってすぐのところに売店があります。ここは後回しにしてまずはハーブ園の方へ。



日本で一番古いハーブ園である旨記載されたプレート。



しつこいようですが全部芳樟です!



葉っぱを手でもんでみますととてもいい匂い!リナロールの匂いです。普通のクスノキのスーッとした香りとは全然違います。見た目はほとんど違いませんけどね。
ちなみにリナロールは香水の材料としてとても重要な合成香料なので、調香の勉強には必ず出てきます。私も調香講座を受講している際に何度となく使っていました。

  

その他畑にはレモングラス、ゼラニウム、セージなどが栽培されていました。その少し前に尋ねた山梨のナードジャパンの農場ではもうレモングラスなど株だけになっていましたが、ここはまだ青々。さすが無霜地帯です。

ああまた時間切れ。日課のウォーキングタイムとなってしまいました。ちょっくら大濠公園へ行ってまいります。最近食べ続けなのでいろいろとやばいのです(仲間からはタイヤを引けと言われてしまいました)。
戻りましてから続きを書きます。気長にお待ちください(笑)。


おまけ:香料園を出た後お昼に行った唐船峡そうめん流し
しろくまといい、鹿児島の食文化は面白い!



そうめん流しは夏のものというイメージがありますが、こちらは年中無休とのこと。真冬でもストーブガンガンたきながら冷たいそうめんを食べるのだそうです。福岡の秋月にも同じようなお店があったと記憶しておりますが、さすがにこちらは冬季休業ではなかったかと思います。



そうめんの他に、おにぎりや味噌汁、焼き魚がセットになっています。美味しかった!

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芳樟記( ホウショウキ) Part.2
写真だけアップして放置していて申し訳ありません!芳樟記の続きです。

当日は東京から飛行機で来るもらんさんと鹿児島中央駅のあたりで待ち合わせ。私は前日熊本の友人のところに泊まっていましたのでそこからきりしま号で鹿児島入りです。このバスは新幹線開通に伴い一旦廃止となったものの、地元の方からの強い要望に応え復活したもの。山間部の眺めのいいところをゆったり走って3時間ちょっと、なかなか快適な旅でした。

先に到着してお昼を食べていたもらんさんと合流、ホテルに荷物を預けて鹿児島中央駅のアミュプラザへ。香料園に行くのは翌日なので今日はフリータイムなのです。

むじゃき

一発目の写真がこれってどうなの...。と思わないでもないのですが。
鹿児島といったらしろくまを食べないと話になりません。このお店は天文館に本店があるそうなんですが、駅に近い支店が便利だったのでそちらに行きました。

しろくま

ふわふわのカキ氷に練乳をかけ、フルーツやカンテンがトッピングしてあります。ミニサイズがあったにもかかわらずためらいもなくレギュラーサイズを注文してしまう女2人(昼食直後)。季節は10月後半、そんなに暖かい日でもなかったのですが速攻で完食してしまいました。さすがに体が冷えましたが、口の中でふわっと溶けるミルク味の氷が美味しかったです。今度は暑い時に食べてみたいものですね。イチゴやコーヒーなどバリエーションもありましたし。

黒豚しゃぶしゃぶ

こちらはその日の夜に桑波田先生に連れて行っていただいた黒豚料理 あぢもりさんの「大久保コース(だったと思います)」。すきやきのように溶き卵で食べる面白いしゃぶしゃぶです。もちろんお肉は柔らかくジューシーでそれはもう!私はものすごく幸せそうな顔をして食べておりましたようで笑われてしまいました。

その夜はさらにホテル近くの居酒屋でもらんさんと飲んだくれたり、それでも足りずカップ焼酎で部屋で酒盛りしているうちに私が撃沈したりとまあいろいろあったのですがその辺は割愛(というか記憶があんまり...)。

食べ物の話が長くなってしまったので一旦切ります。次こそ香料園の記事です。

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芳樟記( ホウショウキ) Part1.
行く川のながれは絶えずして...。アホな駄洒落を書いとる場合ではない。

随分ブログをお休みして申し訳ありません。寒くなったらとたんにカゼをひきまして、よくなったりぶり返したりをやっていました。ご予約調整をお願いしたお客様には誠に申し訳ございませんでした。
10月は色々なことがあったのですが、時系列順に書いているといつ終わるかわからない気がしますのでとりあえず印象の濃いものからアップします。

10月終盤、日本で一番古いハーブガーデンである鹿児島県の開聞山麓香料園を訪ねました。芳樟(ホウショウ)の木を見に行ったのです。昨年ひょんなことからクスノキ科の精油について調べはじめ、国内唯一の芳樟の栽培地であるこちらの香料園をいつか訪ねたいと思ってきました。それがいよいよ実現の運びとなったのです。

香料園はその名の通り、開聞岳の麓に位置します。


大きな地図で見る

地図をご覧いただくと、もう九州最南端に近いところなのがおわかりいただけると思います。交通機関といえば鹿児島中央駅からJRで1時間半、そこからバスで30分、どちらも本数が少ないため接続を間違えると待ち時間がとんでもないことになる可能性大。同じ九州内といっても福岡からだとかなり時間がかかります。うわーえらいところにあるもんだなというのが正直な感想です。

レンタカーだと便利なのでしょうが、ペーパードライバーの私にその選択肢はなく、JRとバスを駆使しての貧乏一人旅を覚悟していたのですが、やはり芳樟のことをディスカッションしていた東京のもらんさんに声をかけますとあっさり「行くー」というお返事、おまけに鹿児島市内でスクールとサロンをなさっているアルテアロマティカの桑波田日香里先生を誘っていただき、そして桑波田先生が車を出してくださるという思いもかけない大名旅行(私にとっては)となったのでした。持つべきものはアロマオタクの友人です...。

と、書いたところで時間が尽きました。すみません!またもやこれからお休みをいただきます。恒例の大阪のセミナーです。6日夕方に戻ります。芳樟記、結局前フリのみで申し訳わけありません。余力があれば明日朝大阪で更新します。それでは行ってまいります!(どういう締めだ)

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プロフィール
NAME:  かすみはら(かすみ屋)
福岡市中央区大名でひっそりとアロマサロンをやっています。エッセンシャルオイルに限らず、いい香りのお話が大好物です。香水作りのワークショップ、セラピストさんの勉強会なども時々やっています。
mixiコミュニティ:Aromahausかすみ屋
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